壊れた～～→治った・・・

8月27日にアップした「電動糸巻き器」かれこれ5年位前に、個人輸入した物だ。

多分日本円で2万以上しただろうけど、当時は、「カセの毛糸」を買っていたので、大層活躍してくれたものだった。

それが、金曜日の朝「壊れた」(+_+)

スイッチを入れても「ウンともスンとも言わない」（言うたら怖いけど）

なんでやねん！せいぜい100個位しか巻いてないのに、こんなに簡単にダウンするのかねっと動かぬ糸巻き器に八つ当たりしても、動かない物は動かない。

 

かと言って、今更ねえ・・・手動に戻れってねえ・・・ヒトは楽な方へ流れるものである。私も例外ではない。

 

しゃーない、新しいのん買うか・・・とサイトに行けば、

ひゃ～～、たっけ・・高いじゃん！手動だったら、2000円台で買えるのに、それにモーター付けただけで、えらい強気な値段でんなと怒り沸騰。

ちょっと前から、アヤシイ動きはしていた。

スイッチを入れても、コーンが「フラダンス」みたいにクネクネ動いて、しまいに毛糸事吹っ飛んでしまうのだ。なーんかおかしいと思いつつ、そろそろと動かしていたのが悪かったのか。

奥の手動式の筒の部分が床に転がっているのだ・・・拾って、「この！この！おりゃ～！」と捩り上げていたのだった。その度にくねくねと動いて、すっ飛んで行っていたのは、もしや

「あたしゃ、もうダメでごんす」と訴えていたのだろうか。いや、それにしても短命な事。

たっかいカネ出して買うたのに、ザケンナと叫びたい。モーターにQRコードが書いてあり、そこへアクセスしたら、

「NOT　FOUND」だって(; ･`д･´)

事務所で図面と格闘している（であろう）息子に泣きつく。

「兄ちゃん、糸巻き器が壊れた」「何やて！？」「動けへん」「ちょと待って」と言われ、暫し待つ。

 

編み物部屋に来て、様子を見て、ドライバーセットを持ち込み、モーターのネジを全部外してしまった。

「モーター死んでるわ」だって。。。うっそぉ・・・まだたった5年しかつこてないのにぃ。

しゃーないなあ、新品買うかと言い放って仕事に戻る息子。そな薄情なと思ったものの、ダメなモンはしゃーない・・・で冒頭に戻るのである。

高い、高すぎる。たかが糸巻き器に3万近いカネ出されへん・・・もう編み物なぞ止めじゃ止めじゃと、がっくりして、しゃがみ込むとフクが、不思議そうな顔で私を見る。

「お母ちゃん、どうしましたか？」とでも言いたそうなお目目。

「あーん、機械壊れちゃったよぉ」とウソ泣きをしたら、ものすごく慌てふためいて、顔を舐めてくれるけど、悪いけど、そんなんで、このショックから抜け出せないんだよっ！

 

夕飯の時、息子が、ぼそっと「アマゾンでモーター注文したから、明日届くから、それでダメなら新品買うこっちゃ」とな。

「いくらしたん？」「えっと、2千円かな」ほ～いほ～い、そんなんで直れば万々歳やんとアマゾンを待つ。

あす楽だから土曜日に届く（当たり前っか）で、息子編み物部屋に閉じこもって、修理してくれている。

しかし、直らないんだそうな。何とかが何センチ短くて何ボルトとか、ちょっとやけど短くて、本来はこういう物には、製品番号が刻印されているんだが、それが削られているんだとか。

説明は訳分からんかったが、「買いなおさなアカン事」だけ分かった。ちぇ・・・・

今日の朝、編み物部屋に居たら、「治ったで」とな！？え、ほんまに、どこが悪かったん？

「ACアダプターがイカレとった、ボクもこんなん初めてや」って。電気工事士がお初と言う程難解な故障だった。

 

でも、動く、ヤッタネ♪　何度もお礼の言葉を述べて、三拝九拝して、モーター代を払おう（修理代は知らん）としたら「ええよ～」って！？フランダンスでも阿波踊りでも踊りたくなる程嬉しい。

これで、また「やる気」が出てきた。

編み物部屋を出る前に「でもな、そのACアダプターはボクの電気按摩器のんやから、使わん時は返してな」って！！

んなアホな・・・・「ACアダプターって売ってへんの？」

「いや・・あるっちゃああるけど、高い」

28000円以上するのんかいな？

「んんんっと、3000円位」

そんなはした金払うわい！と強気な私。ACアダプターは明日届く。

結局部品代5000円ちょっとで、元通り、ったく、世話を焼かせる糸巻き器だぜ。

覚えとけよ、これからも、酷使しちゃるけん！と糸巻き器を睨むしか出来ない私である。