だっくす天国+わくわくハンドメイド

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未曽有の台風らしい

2024年09月01日 | 日々の暮らし
気象庁のイケオジが、深刻な顔で、記者会見を開いたのは、先週の事だった。

「数十年ぶりの、巨大台風10号が接近中です。厳重注意して下さい。
避難場所の確認、身の安全を守る、食料の備蓄をお願い致します」

それを発表した途端、スーパーから「米が消えた」(・・?
多分みんな未曽有の巨大台風と聞いて、それっと買いにいったのかしらん。
NHKは、この前の地震の時のように、画面の左に帯を入れて、24時間「大型台風に厳重注意」と嫌でも目に入るようにしてあるし、民放も朝から夜まで、台風の話ばかりだった。

気象庁が大型と言うのだから「大型」なんやろなあ。そして、2018年の関空の橋にぶつかった船だとか、どこそこで80代の男性が川の様子を見に行って、行方不明とか、恐ろしい画像をこれでもか!と言う程流す。

確かにあの時の台風は凄かった。公園の直径2M位の大木が根元から倒れたし、ワン友のお隣の家の方が、ベランダの物干しを少し手前に直そうとして、突風に煽られて、ワン友さんの家におじいさんと物干し台と共に落下されて、お亡くなりになった。

ワン友さんは、救急車が来る迄の30分間、ずぶ濡れになりながら心臓マッサージをされていたとかで、翌日腰痛が悪化して数日動けなかったとか。

うちの前の道路は、どこかのでっかいトタンが、サーフィンするように滑ってどこかに行ったし、真向いの新築のお家に隣の敷地の電信柱みたいな木が倒れてきて、屋根を直撃、屋根が「薪」で大木が「斧」みたいになって、半壊。

あれもこれも、そりゃ怖いことだらけだった。

それ以上の台風が来る!?えらいこっちゃ。

現場仕事の息子はあちこちに電話をして、仕事を1週間延ばしてもらった。

そして、スマホ片手に、固唾をのんで台風の行方をチェックしていたのだ。

来るぞ来るぞと言われた先週は、マジでどきどきしていた。朝起きたら屋根が無かったとかは勘弁してほしいなと思いつつ就寝。

がしかし、鹿児島上陸した頃から、のろのろ台風になって、中々進まない。

あれ?交通網も大事を取って運休、ホテルもキャンセルの嵐。

仕事を先延ばしにした息子は、熊みたいにうろうろ・・・スマホで台風情報を見つつ、「これやったら、仕事できたんちゃうか」と呟いてみたり。

甚大な被害が出た地方の皆様には申し訳ないのだが、台風の渦巻きは、何としてでもOSAKAは行かんとこと避けているようだった。

未曽有の台風らしい


台風情報が出てからお散歩に行けないフク。風速はフクの胸を見て下さればおわかりの通り、そよ風程度。

イライラしてもしょうがないんだけど、外仕事の業者の被害は甚大だ。

♪土方殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の3日も降ればいい♪ と言う歌もあるんだから。

用心するに越した事は無いけれど、気象庁も、「何十年に一度あるかないか」とか言うよりか
せめて、九州本州、四国、北海道」位に分け分けした予報図って出せないものかな。

ついでに、スマホの位置情報を駆使して、ピンポイントの情報をお願いしたいもんだ。
それにしても、最近のお天気って何か普通じゃないと思うのは私だけ?

いきなり豪雨になったり、酷暑が長引いたり、最高気温を更新する程の気温だったり。

私が幼い頃は、おばあちゃんが「雨が一杯降って、雷さんが落ちたら、夏になるんやで」と言われていたし、事実その通りだったのに。

今年は「梅雨明け宣言」ってあったかしら?急に気温が40度になったり、台風が来たり、その後も40度が戻ったり・・・何かがおかしい気がするのは私だけ?