だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

上質なTシャツの変貌

2024年04月26日 | わんこ
私が百貨店に行くのは「お中元とお歳暮」の時期だけ。あの店員の多さを見て、「なんぼ程人件費かかってんのやろ、それが商品に上乗せされてんやろな」と思うと買う気が失せるから。

でも、中元と歳暮は楽天市場と言う訳には行かず、年に2回は百貨店に行く。

昨年も、多分6月頃、娘カーで高島屋に行って、そそくさと中元を買い、さて、帰途につこうとしたら、久しぶりに見る天空の魔法のような売り場で、すっかり度肝を抜かれた私は、娘と共に、一つの売り場へ吸い込まれた。

こうなったら、網にかかった蜘蛛みたいなもので、店員の早口言葉で、最早思考能力ゼロ。ひたすら「欲望の塊」となる娘と私。

小さなブースだが、若者向きでなく、かと言ってばば臭くもなく、上品な服がぽつんぽつんと飾られている。

「別に~欲しければ買ってもいいわよ、そうじゃなかったら、見て行くだけでもいいわよ。見るのはタダよという風情のハウスマヌカンが一人(あれ?今はこんな言い方しないのかな?)

私は、ぱっと見て「ステキ♪」と思ったら即買うんだけど、娘は慎重派である。

私よりも外出が多い娘にたまには乗せて来てくれたお礼にTシャツの1枚位は買ってもいいかな~とふらふらと入っていった。

そこで、いつもはシマムラーの我々が、シマムラで見たら絶対に手を出さないようなお値段のTシャツを買う。

ま、高島屋だし、7倍カードだし、いいや~と支払いを済まして出ようとした私の目に止まったTシャツ。

思わず衝動買い、日頃は「白色のTシャツなぞ着ない」のに、何故か惹かれたのだ。

「こ。これもお願いします」
「まあ、お客様お目が高い。これは今日入って来たばかりで、いまからマネキンに着せようとしていたのですよ~ん」なぞとおだてられ、お買い上げ。さ・・・三万円。

久しぶりに買った高級Tシャツ、いや、今迄の人生で一番高いTシャツである。しかも二の腕のタプタプが隠せる五分袖(うしし)

そこから、洗っては着て、着ては洗いを繰り返していた。シマムラより数十倍は着心地が良い、コットンの質が違う事を改めて実感したのである。

だがしかし、洗濯を繰り返している内に段々「裾が広がって、丈が短くなってきた」あれ?あれれ?

そして、着る度にそれが気になってきた。もうちょっと長かったのに~、こんなにふりふりしてなかったのに~と思うとイライラするわ、クヤシイわで、「次着たら捨てる!宣言」をした。

今日のフクのお散歩写真、あれ?又違う洋服着てるやん?



どっかで見た柄やなあ??

「ねえねえ、オネエチャン今日のフクの服、ひょっとして?」
すると娘がニヤリと笑って「せやねん、なんぼなんでも捨てるのは忍びないと思ってフクのんにした」だそうな。





模様が前しかないので、(後ろは無地)一枚しかできなかったけど、失敗したら、元も子もないと一枚作るのに、ボロタオルで2枚試作してから作ったんだそうで・・・

私もどちらかと言うとケチだけど、私のDNAをきっちり受け止めて且つ最強になった娘には、頭が上がらないアホな母親ですのん(;´д`)トホホ

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