昨晩の夕食は、普段通りの食事で「五穀ご飯100g、お味噌汁、ポークステーキ、玉ねぎのオリーブオイル炒め、ホウレンソウのお浸し、トマト、数種類のキノコの和え物」それに食卓に「クルミとジャコの甘辛煮?」←オネエ作、キムチ、お漬物などが並んでいた。
散歩も行ったし、しっかり編物もした筈なのに、食欲が無い。あまり空腹を感じないけれど、でも、3度3度はきっちり食べなくちゃ。
娘が、ダイエット食とかで、あれこれ気を使いながら作ってくれたのだもの。
まずお野菜から頂く。
トマトは好きだから、真っ先に食べる、うんま~!で、ほうれん草も好き、あ、カボチャがあった(かぼちゃは味付け無しでめちゃンマイ)一かけら食べる。で、キノコ食べて、玉ねぎに箸を伸ばして、「ん?玉ねぎちょっと油多い?」と思ったけど、これがまたンマイので全部食べちゃった。
最後にステーキを食べようと思ったが、この時もう満腹しちゃって、ステーキに行きつかない。しかし、残すのは悪いと一口食べ、二口食べ、、、、いやこれ以上食べたら、お味噌汁さえ飲めないようになると、娘に
「残してごめんなさい」をしてステーキの残り3切れは又明日とラップをかけた。
そのまま、ワンチャン猫ちゃん動画を見ながら、「フクには出来ん技ばっかやなあ」「まあ、いいやんか、居るだけで可愛いし~」なんて親ばか話を炸裂させながらも夜は更けて行ったのだった。
散々喋った後お開きにして、夫々の部屋に入る。フクも私の部屋で「自分のベッド作りとして、毛布をせっせと集めて穴を作成している」と、急に腹部に膨満感?丸で風船を無理矢理入れられたような感触があり、慌ててトイレに行った。
ここから先は、めっちゃビロウな話なので、お食事中の人は、お読みにならないでね。
で、トイレに入ったが、何も出てこない。次第に風船は胃の方角へ登って行く。
おのれ、口から出るつもりやな。よし分かった、洗面器持ってくるわと、トイレから出て、洗面所の扉を開けたら、入院時に持参した洗面器があった。
それを抱えて、又トイレに篭る。
うーむ・・・次第に腹の中が膨れて、そのうち破裂するんじゃないかと言う位苦しい。相撲取りっちゃあ毎日こんな思いしてるのかななんて思う位、ついでに左腹がしくしくと痛む。
かと思えば、風船玉は胃と大腸を駆けずり回るのである。口からは「ウップス」と何か出そう。
すぐに2階の風呂場に行く。何故風呂場?それは、「もし上からも下からも出たら、ここなら何とかなりそう」と咄嗟に思ったからだ。
でも、「カラエズキ」はすれど何も出ない。性質の悪いツワリみたいである(まあ、それは100%無いのだが)
冷蔵庫から炭酸を出して一口飲んだら、来ました!腹の底から、ポンプで押されるような嘔吐が。
冷や汗出るわ、腹は痛いわ、トイレに行きたいし、上からは出るし・・・・これって「コロナ?」
いや、違う、コロナって「風邪症状のきついヤツだよね」「なら、変異したのか?」「そんなアホナ」
救急車呼んでもらおうか、いやいや、ホンモノのコロナでもあちこちたらい回しにされるらしいのに、腹痛と嘔吐では、何処へ運んでええやら分かれへんやろ。
しかも救急車の中で、イケメンの隊員にむけて、オナラでもぶっぱなしたら、なんぼ私でも、死ぬ程恥ずかしいもの。
とひとしきり考えて、廊下でバスタオルと洗面器を抱えて横になった。
このままどうなるんかな・・・・ひょとして、「死ぬ」の??
しもた、部屋片付けてなかったやん。もうちょっと片付けなあかんやん、などとあれこれ考えていたら、上から出したからか、腹痛がややマシになった。でも油断はできない。
よろよろと三階へ行くと、自分用のベッドで爆睡している筈のフクがゲートの前で待っている。
をを、フクよ、ごめんね、おかあにゃん、ちょっとしんどかったのだわ。と頭を撫でて、ベッドに倒れ込んだ。
さっきよりマシだが、相変わらず気分が悪いし、額から冷や汗?がぷつぷつ出るのがわかる。ウエッティーで拭きながら、テレビも電気も消して、真っ暗闇の中、目を閉じて、「こんな時どうすればいいのかね?救急車とか呼んで単なる便秘ですなんて言われたらオオハジやがな」と思っていた。
その膨れた腹の上に「ノシッ」と7キロの暖かいフクが馬乗りになって来て、私の顎から口を舐める。
「ああ、ごめんね、フクちゃん、どいてね、苦しいの」と言ったが、その声も、きっとか細い声だったのか、ひたすら舐めるのである。
しゃーない、後で拭こうと、されるがままになっていたら、ひとしきり舐めて、下あご付近をくんくん臭って、そのまま私の心臓付近に自分の耳をつけて、つまりが寝てしまったのである。
苦しかったのに、この重みが、心地よく、次第に気が遠くなって、気がついたら、午後11時過ぎであった。
フクは3時間余り私の上で寝ていたのだ。目を覚ますと、フクも、パチクリと目を開けて、
「起きた?まだ苦しいの?」みたいな顔で、私を見る。
「もう大丈夫だよ、何だったんだろうね。フクのお蔭で治ったかもね」と頭を撫でてやったら、「そっか、治ったのか、じゃあ~」と部屋を出て娘の部屋に行ってしまった。。。。
今日は、元通りなんだけど、あんな「風船の塊」が無理矢理腹部へ入るなんて、私の腸は一体全体どんな構造になっているのかしら。
最近救急車がしょっちゅう来るけど、あれって「呼ぶのに、めっちゃ勇気要る」と思う。
たいした事無かったら、隊員に悪いし、大した事やったら、車の中であの世行きになるんじゃなかろうか。
その判断をするのが、物凄く難しいと、思うのだけれど。
しんどかったでしょうね。
でも大事にならずになによりでした。
119するかしないか悩んだときは、救急安心センター(♯7119)に電話するといいらしいです。
私は持病があったので、症状によって夜間診療に駆け込むか、119するか自分で決めていましたが。
#7119もつながらないときに備えて、近隣の夜間診療をしている病院をメモしておくとよいと思います。
事前に電話したら断られることもあるので、直接行く方がよいです。
やってきた患者は断られないです。
URLはるの忘れていました。
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate008.html
何しろ我が家の回りは閑静な住宅街なんで、救急車なんぞ来たら(最近は高齢化のせいかしょっちゅう来てますけど)翌日は「あこは、〇〇で病院へ運ばれた」とかネタにされるので、それがイヤなんです。
今「あれは何だったのか」と思う程元気ですが、あの晩は、、あのままお腹にピンでも刺したら、爆発して死ぬんじゃないかと思いましたもん(苦笑
これは「ヤバイ」と思えば「#7119」に電話したらいいのですね。
我が家は、亡夫以外救急車に乗った者がいないので、(健康が有難いですが)非常事態に対する対策が皆無なのです。
覚えておきます「#7119」
救急車を呼ぶときに「サイレン鳴らさないで」とお願いしたらきいてくれますよ。
ただ、玄関前に誰かでていてくださいと言われるかも知れませんが。
うちも住宅街なので、何も言わなくても100mくらい手前からはサイレン鳴らさずにきますし、出発の時もしばらくはサイレンなしです。
「サイレン鳴らさないで」とお願いするんですよね( ..)φメモメモ
一昨日は、廊下で倒れてましたから、スマホも部屋に置いていたし。119するにも電話迄動くパワーが無かったですわ。
でもたった一日で回復するような症状で呼んだら、退院するとき気まずくないですかね?なんて、あれこれ「マイナス思考」の私です。