アメリカ大陸上陸！

12時間かけて、ロスアンゼルスに到着。でも、ここからラスベガスへ行くのは、国内便なので、ここで税関審査を受け、荷物を受け取り、国内線のブースで、再預けるらしい。

しかも、乗継時間は、2時間無いのだ。日本みたいに、数分歩けば、国内線と言う訳に行かない。ここは、アメリカなのだ。2時間が「たった2時間」なのだ。乗り遅れたらどうしようと、くよくよ考えていて、一睡も出来なかった。
着陸前CAさんにそう言うと、にっこり笑って、
「大丈夫ですよ。5階に到着しますから、3階でイミグレーションして、一階で荷物をお取りになれば、あとは、矢印通りです。ベガスへ行かれる方多いですから、一緒に行かれたら迷いませんよ」と言われると、そうかなとも思う。
さて、着陸して、ドアから出て細い通路を歩いていると、カタコトの日本語で、「ラスベガス行く人、時間ありません。エクスプレスレーンを使う為に、このオレンジカード持って、他の人より早くイミグレーション受けてください」と叫んでおる。

しかも、振り回しているオレンジカード2枚、私の名前がでかでかと、後1人。沢山行くんちゃうんかい(怒

御朱印の如くそれを提示すれば、黒人の兄ちゃん、何十もあるイミグレーションの窓口で、1番列が短い所へ誘導してくれる。
サンキュー ゆあうえるかむ

でもね〜、兄ちゃんが悪い訳じゃないけど、これが遅々として進まない。問題だらけの乗客ばっか。。。
動悸息切れめまい、きゅーしんきゅうしんというコマーシャルが頭ん中をぐるぐる。

漸く私の番になる。ここは、最高の作り笑いで「ぐっもーにんぐさー」と言えば、すいすいすすむと学習済みなんである。

難なく通れ、エスカレーターで、次荷物。もうどの位歩いたか、、、、汗まみれあんど腰痛マックス。

空港が広い、広すぎる。もっとコンパクトに纏められへんかい！まあ、土地は、腐る程あるけんね。
荷物取って、言われた通りに右折したら、遥か遠くにエスカレーターが。。。。

スーツケース持って、登って、登って歩いて歩いて、国内線のターミナル。

荷物を預け、さて次は？ 行き止まり(ｰ ｰ;)

「あの、どこから行けばええんでしょ、、」迄言うと、顎で、「そっちを真っ直ぐ」と見た先は「真っ赤な丸に白いエンペつの、ここから入るなのマーク」ええええええと戸惑う私に、ゴウゴウと号令をかける係員。愛想笑いの１つも出来んかね、(*｀へ´*)

ドアを押すと、難なく開く。

そこで又金属探知機の検査。ドームの中で、手を上げて、一周したら、服迄透けるというアレ。

次荷物。関空と同様、ポシェットとリュックを籠に入れて流すと「ノウ、靴を脱ぎなさい」と怖い目で言われる。「ジャケットもね」

え、これ、袖なしやし、ジャケットちゃうし、ベストやし、これ脱いだら、下着なんですけどとヘラヘラ笑って言ったけど、「ノー、脱ぎなさい！」あれま〜。

身ぐるみ剥がれて通ったけど、何の反応も無い。すると、そのオバさんが、私の二の腕を、むんずと掴み「何か入れてるかと思ったのよ」って、こら〜(激怒

ええ、二の腕太いですよ。でもあんたの方が太いやないかい(๑•ૅㅁ•๑)

オレンジカードには、ターミナル46と書いてあるが、電光掲示板は40だとな。もう、何が正しいのか分かりまへん。。。。。

ターミナルは80m間隔、6つ違いで大違い、さあ、どうしましょ。もう一歩も歩きとうないわ。と側を銀髪のおばあちゃまが、係員の押す車椅子ですり抜けて行く。ここで倒れてみようかなあ。。。。