ドカモンモン

ポルシェ356Speedsterのレプリカ(CMC製)の奮闘記です。中身はビートルですから毎日楽しく走りますよ!

CMC 356 Speedster

2024年05月19日 | CMC ポルシェ356 Speedster 

車に興味ない方はここのブログは飛ばしてくださいね!

まったく面白くないと思いますから・・・スミマセン!

 

 

ポルシェ356Speedsterのレプリカ=CMC製です。そのいきさつ!

どれだけいれあげてきたかのはなしです。

 

今年の年賀状の却下になった写真・・・・わたしのカッコウがイマイチよくないそうです!

 

 

 

CMC(Classic Motor Carriages)マイアミのメーカー、ポルシェ356Speedster レプリカです。

元祖356レプリカといえばインターメカニカ製356が有名です、初期型は76年から80年頃に一世風靡しました。
その後 CMC社にライセンスが売却され、82年から90年の356レプリカはCMC社製になるそうです。

私的には初期型のインターメカニカ(ビートルフレームベース製)のが欲しかったのですが、このCMC製はほとんどインターの初期型に近い構成になってるそうなのでこれに決定しました。

この車は1963年のビートルをベースにフレームをカットしてホイールベースを短縮し、足回りエンジン駆動部は1973~4年頃の物に組替え、ボディーは頑丈なFRPを乗せた物です。基本的にしっかりしたつくりで機構もシンプルなビートルのフレームで足周りです。ブレーキも前輪にディスクブレーキを組み込み車重も軽いので充分よく効きます。エンジンはビートルの1974年頃の元気な空冷フラット4気筒1600ccで34Tウェーバーツインで低速から中速域までトルクフルな特性です。点火系はMSDをコイルシステムごと組み込んでますので始動性がよく中速域のレスポンスもいいです。フロント足回りも修正し、ダンパーはKYBに交換して、ボディもちゃんと補修して、キャブも点火も完全OHして快調です。新設のSUSマフラーは2度作り直して音も静かで抜けがいいふけあがりです。

2020年8月にはエンジン/ミッション(一体型)を共々25mmUPさせて、車高を下げて調整、OILパンはすりません!(エンジン/ミッションをアップさせないで車高を下げるとちょっとした段差でするようになります。今のところコンビニの段差で擦ったことはありません!)

前後輪のアライメントも調整できてるのかほとんどの道でタイヤが鳴いたりスリップすることがなくなりました。

基本的に快適に走ることを重点にメンテナンスをしてきましたので内装まで手が回っていません。

幌は従来はビニール布製のしっかりした物が付いていましたが,今は帆布製の自作ビキニTOPです。サイドウインドウは差し込み式ですがあります。



車検証に記載されてる製造年月日は昭和38年12月31日です。

車検は令和6年9月4日まであり

 

 

近況・・・・

2023年8月25日、早朝6時前に走って来ました。

岡山大学正門前

 

 

前輪はドロップスピンドルで組み替え、デスクブレーキ、KYBショック組み込みです。

後輪はKYBショック組み込み、2020年エンジン1インチほどアップして車高は下げて微調整済み(ミッション/エンジンは一体なのでマウントブラケットを作成してアップ約14万円)

まず、どこに行ってもエンジンOILパンをこすることはなくなった。

安心して段差ありのコンビニの駐車場に入れます。

ビキニTOPです。風が抜けて気持ちいいですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三角窓はカーボネイト3mm厚で自作!

 

ハンドルはMOTORITAのクラシックリベット!メーター全部稼働です914用かな?

シフトレバーはHAURST!本物です。CGの小林彰太郎さん風に言うと「炙ったナイフでバターを切るように」シフト出来ます。

バケットシート

表面が汗かくので座面にはメッシュのシートをひいてます。

 

 

 

 

 

 

室内に綿布カバー掛けて収納してます。

自作カバーです。

エンジンOIL漏れ対策でアルミシートを引いてます。

60年程前の空冷エンジンなのでどうしてもにじみますが!

2年経っても少量です。

 

助手席のダッシュボードにグリップが付いてたのですが、ひょっとしたときおでこ打ち安いので外しました。

運転席側ドアのストッパーとドリンクホルダー(自転車用)

助手席側ドア

マイル表示のメーター

 

Moto-Rita リベット!

メーターは914用か?

温度計は半分より右に振れるのは高速道路を高速巡航したときぐらいか・・・高速巡航は110キロがせいぜいで、130キロや140キロは瞬間には出せますが60年前の60HP位の空冷プッシュロドエンジンですのでそんなスピードはだしません。快適なのは3000rpm以下の100キロ以内です。80キロ位なら余裕です。千葉から岡山まで750kmを11時間ほどかけ無事楽しんで走りました。下道の一般道なら60キロ位でゆったり走れます。

 

エンジンOILの増量タンク(確か+2.5リッター)を追加したので油温はOKみたいです。

 

ETCとトリップメーターリセットグリグリその奥がヒューズBOX

これをグリグリ回してリセットします。

 

ストロンバーグのアクセルリンケージ(確か全部で十万円かかったよ!)

Weber34ICT、ダウンドラフトツインキャブ、完全調整済み

中低速重視で結構トルクフルです。

冬場の暖機運転用の回転UP維持くさび!

寒い朝は、ここにくさびをはさげることで任意の回転数(1000rpmぐらい)で4,5分暖機運転します。

 

 

 

 

 

MSD装着してます。

マルチスパークです!1回点火するところ多数の火花をだして着火を確実にして完全燃焼に近づけるそうです。確かに始動性は確実によくなって、中低速のトルクもモリモリ感が増えました。古いOHVやアメリカンV8にはよく使われてます。

 

赤いのがMSD用の点火コイル、点火プラグのコードも替えました。

 

いつでもノーマルの点火方法に切り替えられるように元コイル(ブルーの)も残してます。

ブルーのコイルがノーマル点火用

 

マフラーは2回作り直していい音に仕上がり、音量は抑えてます。

ホールは鉄製です。ホイールキャップはムーンフェイス

タイヤはコンチネンタルまだ溝はあります。

 

ドアのチリ ・・・・来たときは悲しいぐらい開いてたのですが

ボディーの支えを作って修正しました。

FRPボディなのでこのくらいですかね!

 

エンジンフードあけたところ

 

ミラー反射面を平面ミラーから凸面に変更!普通にワイドにきれいにみえます!

 

ヘッドライトはシビーの凸面!きれいです!

ポジション灯もオレンジ系でほんわかしてます。

ポルシェのクレスタ

前トランク、スペアタイヤはありません!タイヤパンク修理剤一式あります。

最先端部にバッテリー4年ほど前に新品に交換しました。

ファンベルトアクセルワイヤーなどがありますが使ったことありませんから使えるのかどうかわかりません!

 

ビキニTOPの支え

自作のビキニトップです。ミシンを買って自分で縫いました。

まずは形が決まったら本格的にきれいに縫い上げる予定で3回ほど作り直ししましたが、もう面倒になって・・・・作り直ししないでそのまま使い続けてます。

 

夏場は日陰になって風が抜けてちょうどいいです。

冬場も頭が涼しくなくってなかなか快適です。(サイドのポリカ窓を取り付けるとバイクより快適です,寒くないです。)

 

リヤシート部には自作トランクです。ちょっと小物が収納できます。

 

 

リヤフード(エンジンフード)の夏場対策

ビートルのエンジンは上下にパーテションで分かれていて、下は排気管やらエンジン気筒の熱を発生する物、上はキャブや電装品の熱を発生しない物(熱に弱い部品)とに分かれていますが、夏場はどうしても上側に熱がこもる傾向にあるのでここを開けてやることで対策してます。

そのときはエンジンリッドをこれで支えてるだけです

 

前後バンパー端のガード

バンパーの隅っこにズボン引っかけてもいやなのでベルト革を付けました。

 

 

ここから先は興味のある方だけ見てくださいね!

 

いままでの経費は大きいのだけ

2015年10月にやってきて、エンジン不調!サスはシャコタン!ボディのドアから後ろがたれてドアの隙間に指が入る?マフラーはにせアンサー風で爆音!何より困ったのが少し走ると止まる・・・・充分泣きました。

年末になって、「ダーバギーショップ」=空冷ビートル専門の修理屋さんにたどり着いてやっと修理を始めました。ラッキーでした!いい修理屋さんに巡り会いました。

2018年夏頃まで掛けて基本の修復は終了しましたが

油断したのか2020年の夏蓼科高原で完全ストップ!

信州の知り合いにGOLF場にまで送っていただきご迷惑をかけました。

その後軽井沢遠征とか伊豆半島とか遠征しましたが無事に走り回りました。

 

その後は大きなトロブルもなく楽しく乗っています。

 

 

 

○2016年1月10日 リヤフレーム補強、キャブレター脱着完全OH、燃料配管、デスビOH、コイル交換、ポイント調整・・・・・¥138k

○2016年1月25日 前足回りフロントビーム脱着修正、ドロップスピンドル交換、frショックKYB新品交換・・・・・・¥183k

○2016年1月25日 マフラー新設1回目、EXマニホールド交換、ヒーターフランジ修正溶接加工・・・・・・¥101k

○2016年5月19日 アクセスリンケージ(Gene Berg)取付け調整、マフラー作り替え2回目増量OILタンク新設(SCAT薄型)・・・・・¥251k

○2016年5月19日 リヤジョイント分解調整1部交換、リヤブレーキ分解調整パイプ交換・・・¥134k

○2016年6月24日 スピードメーター分解調整トリップ空回り修正・・・・¥16k

○2016年8月21日~9月5日 車検整備、燃料ポンプ配管一式交換、ヒューズボックス追加、リヤブレーキ分解LRハブベアリング交換、OIL交換、HL光軸調整、シフト交換、スペアーキー作成、・・・・¥439k

○2016年11月30日 ブレーキマスターシリンダー交換・・・・・¥36k

○2017年6月29日 Rr車高調整、IRSトーショングロメット交換、リヤショック交換(KYB)

ENG・T/MのOIL交換、Rrブレーキ調整、リヤバンプラバー短縮加工・・・・¥89.5k

○2017年8月7日 タイヤ交換コンチネンタル、タイヤ40K+交換賃12K=¥52k

 

○2017年10月26日 ハーストシフター交換取付け・・・・・¥28k

○2017年12月4日 スピードメーターケーブル交換・・・・¥5.9k

○2018年4月30日 左後輪異音、ドラム分解漏れあり、分解パッキン交換・・・・¥10.5

○2018年7月1日 MSD(デジタル6A)Set取付け、配線替え,デスビ分解調整、アースケーブル作成・・・¥153k

○2018年8月20日 車検、OIL交換、ブレーキ分解調整、Frブレーキローター新品交換、ハブベアリング交換、ステアリングBOXサービスホール作成加工・・・・¥171k

○2018年10月3日 フェンダーミラーの鏡面、凸面に交換!・・・¥26k

○2018年12月10日 クラッチ交換ケーブル交換、Motoritaステアリング交換・・・・¥134k

○2018年11月30日 マスターシリンダー交換(German製)タンデム、ブレーキ調整・・・・¥36k

○2020年6月17日 蓼科高原で止まる!火花が出ない事件!非接触トランジスターポイントがパンク!MSDは正常・・・・ポイントを従来の接触型に戻して快調復活・・・¥39k

蓼科より千葉の車屋に移動レッカーの料金は保険でOK!

 

○2020年8月19日 車検、全ブレーキ分解掃除組み立てパイプ交換、グリースアップ、バッテリー交換(¥22000)ハンドルコラムガタ修正、エンジン脱着マウント作成25mmアップ

リヤ車高調整・・・・・¥341k

 

このあたりから内装を始める予定だったが・・・まあ走ればいいかと熱がさめ!病気も回復にむかって来て

・・・・だいたいやることはやったのでこのあたりからあまり修理代がかからなくなりました。

 

2021年3月から岡山に引っ越す。

岡山では鴨方町の「HOT CAKES」さんにお世話になってます。

こちらも空冷ビートルの得意な修理屋さんです。

○2021年10月 オイル交換・・・・・¥12k

○2022年4月20 オイル交換・・・・¥13.3k

○2022年8月26日 車検・・・・¥135k

 

 

合計・・・・・恐ろしい!そんなにかかってたか!

 

・・・・・・・合計は240万!  ひえ~~! ひえっ~~~!妃えっ~~~!

 

パラメーラのエアサス交換1本50万円=200万円に比べたらかわいいものですかね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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