
定番の瀬戸瀬のオーバークロスでさえ周囲の樹木が色づいて秋らしさをかもし出してくれています。ここでも赤スカートとの通称”赤熊くん”がやって来ました。ちなみに後ろのカマも赤熊君です。 21,10,14 07:57頃 瀬戸瀬―遠軽 時変8071レ Canon EOS7D MarkⅡ
14日は今回の撮影旅行の最終日となりましたが、特に今回は天候に恵まれて最終日も快晴の朝を迎えました。
14日の朝は少し遅く06:00に北見の街を後にします。最初の撮影地である瀬戸瀬のオーバークロスには07時過ぎに到着。三脚を置いて列車待ちの間は少し冷えてしまいましたが、コーヒーブレイクしていました。
10月にはいると北海道は各線で落ち葉による空転対策が始まります。石北臨貨の8071レも09月20日から空転対策で時刻を少し遅らせて運転しており瀬戸瀬駅は約60分遅く運転されます。そのため所定スジでは撮れない場所が光線が入り込んだり、廻ってみたりして新しいアングルを提供してくれるので毎年、この時変スジを狙っています。
時変8071レは所定では安国交換の72D瀬戸瀬で交換する時刻になっています。瀬戸瀬のオーバークロスでは所定スジとの60分の差で正面に陽が射さなくなるかな?と言う不安がありましたがちゃんと当たってくれて大満足でした。
時変スジでは遠軽を出ると留辺蘂まで無停車なので追っ掛けには注意が必要です。瀬戸瀬から次の撮影地の金華(信)―留辺蘂間の撮影地へ直行しました。ここもバリ晴で大満足でした。
次に留辺蘂―相内間で8071レを先行して撮影。ここも申し分なく撮影が出来て雄叫びがあがってしまいました。
その後は知床斜里駅まで急いで向かい、砂撒き単機を撮影しようとしたらウヤだったらしく(後で北海道在住の鉄ちゃん情報だと大幅な時変があった模様)、駅には機関車がいないのでここで撮影終了。カメラを仕舞い、飛行機に乗れるように身支度をして帰りがけに止別駅のラーメン屋に寄ってから女満別空港へ向かいました。
実は密かに自分は晴男と思っていましたが(・・・と言うか、そうであって欲しいこと言う願望も含めて)、ぼ毎日青空が広がり、私以上のパワーの持ち主を認めなくてはならず、その運の強さには感服する次第です。
帰路は女満別空港15:05発のJAL564便で5割程度の搭乗率でまだまだ観光が息を吹き返すまでは時間が掛かると言う雰囲気を感じながら羽田空港には定刻の17:00に着陸して今回の撮影旅行は終了となりました。

今回の撮影旅行のファイナルカットも申し分ないシチェーションで撮影する事が出来ました。瀬戸瀬での撮影では後部となっていた機関車も赤熊くんで、ここも雄叫びをあげたのは言うまでもありませんでした。 21,10,14 09:19頃 留辺蘂―相内 時変8071レ Canon EOS1DX MarkⅡ