
初めて上毛電気鉄道を訪れたのは40年以上前。まだデハ101がラッシュが終わると貨車を牽引して赤城駅に向かう姿を撮影出来た時代でした。この間、驚くほど宅地化が進み、田圃だった場所がアパートに、雑木林だった場所が真新しい住宅地になっていました。電車で隠していますがこのここも雑木林が宅地化されてました。 25,03,13 06:46頃 上毛電気鉄道江木ー大湖 5レ EOS R5 MarkーⅡ

そのスケールの大きさから一度は訪れたいと密かに狙っていましたが、まさかとんでもなくデンジャラスな場所とは思いませんでした。足が滑りやすくなる降雪日には絶対に行ってはならない場所と思い知った次第。単独撮影の場合はもしもの時を考えて慎重に! 25,03,13 09:05頃 岩本ー津久田 2088レ EOS R5 MarkーⅡ
13日は02時頃に起き出して身支度して、持ち物チェックし出発。とりあえず、こんな事でもないと訪れないであろう上越線津久田ー岩本間の棚下俯瞰場所で朝09時頃に通過する2088レを撮影するために圏央道海老名インターチェンジを深夜割引になる03:40頃に通過。青梅インターチェンジで降りて八高線沿線を北上し熊谷市街地を抜けたあたりで17号バイパスに出て、まだ時間があるので大湖駅付近で上毛電気鉄道を少し撮影してから予めレクチャーしておいた棚下の撮影地近くに到着。初めての撮影地なので迷いに迷いながらなんとか目的の撮影地に着いて予定通り2088レを撮影。

JR東日本の機関車淘汰のために新製されたGV197系の性能試験のために駆り出されるEF641001号機の心中を察すると複雑な気分になります。周囲に何人か鉄ちゃんがいましたが、流してるのは私ひとりだけでした。 25,03,13 15:04頃 安中ー群馬八幡 試9148レ EOS R5 MarkーⅡ
その後は時間があるので津久田の永井食堂で名物のモツ煮を朝食兼昼飯としていただき、腹一杯でEF641000牽引の配給列車を撮影するためにロケハンするも、これぞと言う場所に巡り会えず、結局は津久田駅北側の踏切で撮影する事に。横須賀線のE235系の配給列車もこれで終わり。長い間、楽しませてくれたので感慨深いものがあります。また、今後はGVが本格的使用開始となるので電気機関車牽引の配給列車もどれくらい撮影出来るか未知数なので撮影しておきたいと思った次第。
この配給列車を待つ間にいつもお世話になっている鉄友さんから信越線横川往復でGV+12系+EF641001号機の試運転列車が運転されていると言う情報をいただき、安中貨物までの時間潰しになるので配給列車撮影後は信越線安中付近に移動。そして仇みたいな存在で見たくもないGVの後ろに付いたEF641001号機の試運転列車を撮影。最後は安中駅へ向かい安中駅東邦亜鉛専用線のスイッチャーを撮影してこの日の撮影は全て終了。国道18で碓氷峠を越えて佐久平駅付近のスーパー銭湯で汗を流し、24時間営業の西友で惣菜とアルコールを入手して佐久南インターチェンジ近くの道の駅で一日を振り返りながら酒を呑み、翌朝はまだ冷えそうなので、毛布と膝掛けにコートにくるまり就寝する事に。

この日、泉からやって来た貨物列車はなんと04両のみで、入換もすぐに終わってしまいました。西に厚い雲があり絶望的でしたごが、この時だけ少し陽射しが射し込んできてくれました。廃止になる前にもう一度訪れたいものです。 25,03,13 17:16頃 安中・東邦亜鉛専用線 EOS R5 MarkーⅡ