
大井川橋梁を渡ると金谷まで登り勾配で電車なら楽々走って来ますが古豪EF18だとさほど重たいとは思えない財源ながらもモーター音を響かせゆっくりとやって来ました。この写真は私の代表作の1枚です。 77,12,04 金谷 681レ TRI-X スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
もう40年前になるのですが島田駅の入換と島田―金谷間の小運転のためにEF18が常駐していました。島田での入換の様子を見る機会はほとんどなかったものの島田―金谷間の小運転はEF58を待つ合間に幾度となく撮影しています。我々ゴハチ狂(教)にとってEF18はその昔の姿を残しEF58を待っていると後ろからやって来るEF18が気になる事がありました。
一方、大井川鉄道は井川ダム建設資材輸送が旺盛な時代で定期貨物列車のスジが設定されていていました。うっすらとした記憶ですが1往復だけではなく運転されていたかは別として設定は複数往復あった気がします。ただ休日は運休でその労働力をすでに開始していた保存蒸機の運転に充てていたのかもしれません。
EF18はいずれ浜松機関区のEF60に代わると言う予想をしていましたが(すでにEF18が検査の日はEF60でした)、大井川鉄道の貨物列車は輸送量もそこそこあったのでこの数年後に廃止になるとは思いもしませんでした。

金谷の中線が受授線になっており681レの財源は大井川鉄道の電機に引き継がれます。この後、新金谷駅で荷降ろしされるもの以外は井川線用の貨車に載せ換えられて井川ダムに向かったはずです。上のEF18の写真と同一日ですので財源の組成が同じです。 77,12,04 金谷ー新金谷