goo blog サービス終了のお知らせ 

USMLE受験ブログ

USMLEを受験する30代医師のブログ。果たして無事合格なるか?

Embryology

2007-02-25 20:40:48 | USMLE step1
 QBankのEmbryology復習終了です。解説が短い分、復習は楽ですが、First Aidでわかりにくい事項について勉強。ASDの発生過程での発症機序(いまだにsecundum type とosteum prium typeの違いが今1つですが。。。)、Cleft lip、plateについて、腎臓の発生(特にureteric bud, metanephric ductとPotter症候群(first aidの399に解説有り。)についてをカプランの解剖テキストから学習。今一つ消化不良のこともあるので、High Yieldを買うことしようと思っています。また、First aidのp.125のfetal circulationの図で、oxygenated bloodの注釈ですが、灰色部分がlessで、白色部分がhighlyで逆ですね(皆さん、一目瞭然かもしれませんが、ついつい確認してしまいました。どうやら2006年度版と同じ図を使っているのですが、着色部分が今一つ不明確になっています。まあ、母体からくる酸素が多い血液がどのように来ているかが理解できれば試験では大丈夫なのでしょうが。。。)。
 microbiologyは、step2CS後にすることにして、pharmacologyとstepCSの勉強を同時進行ですることにしようと思っています。

やっとBiochem復習終了。

2007-02-24 03:38:23 | USMLE step1
 予想以上に時間を費やしたBiochemですが、反省も含めて気づいた点を書いておこうと思います(あくまで私の個人的な主観で、かつ、まだテストを受けていない段階ということ、勉強のやり方は個々で違うということをご承知置きください)。
 まず、First Aidの内容が、Qbankに対して足りないと印象を持ちました。それは、代謝経路についてだったり、その途中ででてくる酵素について、どのような働きかを問う問題に対して記載がない箇所があるという意味です。
 例として、P.94の図には、アミノ酸代謝経路、Fatty cidsからFatty acylCoaを介してAcetyl CoAに行く経路や、Fatty AcidsからGlycerol、GlycerolPへそして、DHAPへの経路が書いてありません。また、Glycogen、UDP glucoseとUDP galactoseの経路がp.100に示唆されていますが、P.105のGlycogenの経路を含めて、少し包括的に経路を理解する必要があると思います。他にはp.108のFatty acidがcarnitine acyl transferaseをどう介してミトコンドリアに入り、B oxidationが行われ、Acetyl CoAになるか。そして、MCADはどこの作用するかの記載がないと思います。P.104のfed vs. fasting stageの図ですが、骨格筋、脂肪組織、脳組織も入れて理解した上で、fasting stateにあるAcetyl CoAからTCA cycleへの←や、PyruvateからG6Pへの←がないことに疑問を持ちました(LippencottのP.332の図が良く分かります。DMの理解にも有効です。)。
 UCVによって、疾患の理解を深めるのも1つの手だと思います(前回の記事で100症例と書いたのですが、正確には95症例です。)。なぜなら、First Aidの特にp.106, 107の疾患についてはHigh Yieldだと思うのに、その記載からだとイメージが湧かないからです。自分の考えですが、丸暗記だと、見直していかないとすぐ忘れますが、他の情報があると忘れにくいと思います。UCVで疾患のイメージをもつと少しは記憶が長く持つ(その分勉強時間と教科書代がかかるかもしれませんが。笑)と思います。まあ、問題を解いてイメージをつかむのもいいかもしれません。
 First Aidを読んでから、Qbankをやって、それを理解し復習するというのが一番の近道だと思いますが、やりながら、教科書を読まなければならない状況と、First Aidへの書き込みの時間が多くなったというのが時間がかかった原因だと思います。
 計画として、Qbankを解き終えて復習をし、自分でQbankを65点以上とれると思った時点で、試験一ヶ月前というのが理想的かなあと思いました。1ヶ月、3週間前には一応、一通り問題を解いて、復習し、それから全て覚え直したいなあと思っていたので、計画が大幅に遅れてしまいました。。。さて、気を取り直して、Embryologyの復習です。

Underground clinical vignettes

2007-02-23 23:53:43 | USMLE step1
 さて、Blog中でUCVと書いているのは、Underground clinical vignettesで、Vikas, Tao, VishalというFirst aidチームが監修しています(彼らの著作権料にかなり貢献していますが。。笑)。とういことは、First Aidの巻末にある推薦書の項目の中で評価が高いのは、それなりの理由があるのかと疑ってしまいますが、biochemistryを購入しました。第3版を知り合いから譲り受けたのですが、ついつい最新版を揃えたくなり第4版を購入しました。2005年出版です。95症例と20問のミニQがついています。第3版では写真がなかったのですが、2枚写真がついていました。全ての症例は読んでいないのですが、症例に対しての理解、Buzz wordの確認に使えると思います。
 また、Behavial scienceのUCVもついでに購入。理由はIMGの弱点ということです。97症例で20問のミニQつき。他の科目を勉強している時に、一日5問づつぐらいでも進めておくと復習になっていいかなあと思っています。読み終えたら感想を載せますね。

BiochemistryとEmbryology

2007-02-19 16:08:12 | USMLE step1
 BiochemistryとEmbryologyの問題を解きおわりました。
 合わせても、Qbank 76問+48問とそれほどの分量ではないのですが、First Aidを理解するの時間がかかりました。BiochemistryのKaplanのテキストを2ヶ月まえに途中まで読んでいたのですが、大体の印象しか残っていないので、もう一度しっかりやり直すことになりました(糖、炭水化物、脂肪が経口摂取されて、どのように代謝され、肝臓、組織に蓄積されるか、また、飢餓状態、糖尿病ではどうかについての理解を再度確認しながらです。)
 BiochemistryはUCVを読んで、それぞれの疾患のBuzz wordを押さえたつもりですが、いざ問題となると症例問題で間違えることもしばしば。本自体は、疾患別の特徴をつかむのに良いと思います。100疾患ですが、特にLysosomal diseaseについて理解が深まったような気がします。Niemman PickとTay Sachsは早期に死亡(Cherry red Spot), Hunterはdeafnessがあるなど。でも、あまり点数には反映されなかったかもしれません(笑)。また、問題では、酵素の名前と働きを完璧に覚える必要がありますね。First Aidで読んでいる時は理解しているつもりでも、いざテストでは、選択肢で迷うことが多々ありました。問題を解いて印象を残した方がいいと思いました。
 EmbryologyはFirst Aidの分量が少なかったので、全て覚えたと思った時点でテスト受け、時間も最後に10分ほどあまり、テストをしている時も結構出来たかなあと思っていたのですが、採点すると50点。まだまだです。。。dorsalを腹側と勘違いしたり、へんなところでミスしたりしました。また、それらが出来たとしても一夜漬けFirst Aidの知識では60点を取るのは難しいと思いました。High Yieldを買おうか迷っているところです。
 これから復習をして、終わり次第Microbiologyに入ろうと思います。
人気blogランキングへ
 

どの科目に力を入れるか?

2007-02-16 20:16:47 | USMLE step1
 臨床留学を目指すために参考とした日本の本には、Biochemistry、Microbiology, Pharmacologyあたりを重点的にやった方がいいということが多く書かれていたように感じていました(私だけかもしれませんが。笑)。そして、参考となる本として、多くの教科書が名を連ねていたと思います。良く考えると、それらの教科書を読むだけでも大変だと思います。では、教科書を読むのが大変だということで、First Aidだけで良いのでしょうか?
 私の感想で、あくまで個人的な意見ですが、今のところ、70%位、Qbankを終えたのですが、First AidだけでQbankを解ける問題は、50%~60%だと思います(まあ、First Aidを隅々まで完璧に覚えたら65%位いくのかもしれませんが、、、)。Qbankと、本試験の相関で、65%取らないと合格できないので、First Aidだけを読んでも合格するのは難しいと思います。First Aidだけ読んで合格したという人は、基礎があった上だと思います。個々人で、基礎となる実力は違うだろうし、学生の時の方が総合的な知識が残っていると思います。つまり、基礎的な実力が落ちている卒後10年ぐらいたった私の様な場合、First aidだけでは、合格できないと思います。それでは、どうするか?やはり、皆がやるQbankなどのweb問題集をやるということになると思います。何故かというと、最近の傾向に即していると思うこと、問題数もある程度あることが上げられると思います。
 その上で、どこを重点的にするか?今まで、病理に力を入れるべきだと思っていたのですが、http://www.prep4usmle.com/forum/thread/48312をみると、まんべんなく問題が出たという人もいるみたいです。つまり、受験する人によるのではないかなあと思います。問題がどのようにランダムに出てくるかは分かりませんが、まんべんなくやるべきだと思いました。ただ、Qbankを一通りやり終えると、病理が50%ぐらいなので、自然に多く勉強することになると思います。また、QbankとUSMLE worldに関して、Qbankは基礎で、USMLE worldは応用にという記載がありました。できれば両方とかいてありました。やはり、勉強時間を捻出し、それをもとにしてスケジュールをたてるのが重要と再度思いました。とにかく、一度、通して問題を早くやり終えたいと思っています。
人気blogランキングへ

Behavioral science

2007-02-14 12:02:55 | USMLE step1
Behavioral Scienceがやっと終了。以前Kaplanのテキストを半分読み、High Yieldシリーズを買っておいたのですが、Qbankは、時間がかかりました(2日で終了のはずが5日も!)。時間がかかった原因として、専門外(精神科)領域の範囲であったこと、問題文、設問、解説が長く、問題の意図が最初、良く把握できなかったこと、問題文、解説に分からない単語が多く、辞書を調べる時間が多く掛かったこと、First aidへの書き込みが多くなったことなどが上げられると思います。まあ、数多く問題を解いた方がいい分野だと思います。Ego defenceは最初、苦手意識があったのですが、問題文、High Yieldシリーズなどで、例を多く見るとイメージが湧くと思います。まだ中毒、禁断症状のところが完全には覚え切れてませんが、薬理の勉強時につめる予定です。
 あとは、生化学(分子生物学を抜かす)、薬理、統計、微生物(免疫学を抜かす)となりました。本来は、本日全てが終わる予定だったのですが。。。前進あるのみです。
人気blogランキングへ

NASAの女性宇宙飛行士

2007-02-13 11:40:49 | USMLE step1
最近のニュースで、アメリカの女性宇宙飛行士が事件を起こしました。
私自身、ネットでしかしらないので、詳細は良く分からないところもあるのですが、40代ぐらいの女性、彼女は、旦那、子供がいるが、同僚の男性宇宙飛行士(妻子供あり?)に恋ごごろをもっていた。彼女の同僚の一人の女性(宇宙飛行士かな?)と、その男性宇宙飛行士がいい仲になったと思い、NASAからマイアミまでおむつをつけて12時間ドライブ。変装したうえで好きな男性と仲良くなったと思った女性の車に同乗しようとし、拒否され、スプレー散布。警備員に捕らえられて逮捕。彼女の車には凶器などもあったとのこと。
 さて、これがstep1の問題にででたら何に当たるでしょうか?
1. Delilium
2. Delusional disorder
3. Schizophrenia paranoid type
4. Paranoid personality disorder

ヒントとしては、昨年11月にはスペースシャトルでロボットアームの任務に就いていたそうです。








私としては2.だと思いますが、いかがですか?
人気blogランキングへ

Behavioral science

2007-02-11 20:01:00 | USMLE step1
 Q bankのBehavioral Scienceの問題を終了して、復習をしています。問題文が長くて、初めて50問、60分で時間内に解けない問題が4問もありました。カンでポチッとしようとしたのですが、後からどの問題かわからなくなりそうなので、そのままにしておきました。点数は50点。まあ、しょうがないかという感じですが、復習に時間がかかりそうです。長い文章題は、問題の最初の方の文を抜かして最後の段落から読むようにしてしています。また、選択肢が長い時は、選択肢を全て読まないで、どんな事をきいているか想像して問題を解くようにしています。テクニックに頼ってUSMLEを解くのはあまり意味がないとどこかのblogでおみかけしたのですが、正論はそうでしょうが、時間との戦い、慣れるためにも問題を多くこなして、自分なりの対応法を身につける方が自分には解決策だと思います。
以前Toeflを受けていた事があったのですが、その時も問題集を買って何冊かやり、試験を数回受けた後に、問題集などを解く時間がなくて、試験問題復習だけを繰り返し、試験だけを数回受けたことがあります。試験を受けるたびに少しずつ点が上がったのを思い出します(ヒアリングが上がった訳でもなかったような気がします。)。なぜかは良く分かりませんが、試験には、試験慣れというのがあるような気がします。
人気blogランキングへ

復習時間

2007-02-10 18:50:46 | USMLE step1
 Qbankを解くのに一問一分として、回答を読んでFirst Aidに書き込むのを5分とすると、全部で2200問なので、(2200+2200x5)/60=220 つまり、220時間掛かるということです。一日10時間勉強するとしても22日。5時間で44日。Qbank以前に読んだ教科書のことや、参考書の部分は、22日後、44日後には忘れている(もちろん、Qbankで出てきて、First Aidで復習するので、試験にでそうなHigh Yieldな所は覚えて行くと思いますが。)と思います。また、2回目の復習として、ざっとみるのが、一問2分、そして、flagをつけてた問題を再度テストして、復習する(1分)とすると(60%の問題と仮定しますが), 2200x2+2200x0.6x(1+1)=7040分, 117.3時間はかかるということです。つまり、一日10時間勉強で、11.7日の復習時間が必要(あくまで、理想で、ざっと見るのが2分、Flag問題を1分で解いて1分で見直せたらと考える場合ですが。)ということになります。Qbankを始めてから、一日10時間勉強して、2回テストを終えるのが、33.7日。そして、一日5時間平均だと67.4日かかるという単純計算になります。まずは、このような大体の計算をしてからの勉強開始だった方が良かったかもしれません。。。
 私の場合、1月6日から本格的にQbankに取り組んで、大体、一ヶ月が経過。まだ問題消化が68%です。勉強計画を練る時に、ここまで時間がかかるとは想像していなかったので、これから勉強を始める方は、まずは、問題をといて、復習にどのぐらい掛かるかを押さえて、行くのがいいと思います。その時に問題があまりにも分からない場合は、教科書でなくて、First Aidを読んでいく。そして、First Aidでも分からないところは、教科書を読んでチェックする(大体の流れも、教科書をじっくりではなく、ざっと目を通す程度に読む。)というのが良いような気がします。実力がある方はFirst Aidが理解できるし、問題の正答率も良いと思うので、復習の時間が少なくてすむと思います。また、私がやっている復習の仕方がじっくりしすぎて要領が悪いのかもしれません。しかし、性格からか、分からないところはほっとく事ができないので。。(笑)。Qbankを1ヶ月、3ヶ月で全てを完璧にするというのは、仕事をしている場合、とても難しいような気がしますので、Qreview,そして、Qbankがやりおわったら、QIVをやりながら全体の復習をするというのが良いような気がしています。あくまで個人的な意見ですので、皆さんのやりやすい方法、勉強のmotivationが保てる方法が一番だと思います。また、色々と考えるのですが、一度USMLEを受けると7年間受け直せないし、不合格の場合は、residencyへのマッチングに響く可能性があるので、安易に受けるのは控えた方がいいかなあと思っています。もちろんstep2で挽回できるかもしれないし、強力な推薦状や、帰国子女で英語がぺらぺらな方は良いかもしれませんが、私を含めてそうでない方は、将来を見据えると、確実に合格できる、そして、自分なりに点数がとれると確信した時にしか受けない方がいいのかなあと思っています(ただ、仕事などでのタイミングも難しいかなあと思う今日この頃です。)
人気blogランキングへ

Behavioral Science と Psychiatryと勉強法

2007-02-09 22:22:26 | USMLE step1
 Behavioral ScienceのFirst Aidを読んだところで、Qbankの問題を解きました。
 すると、なんとPsychiatryの範囲が入っていたこと(Qbankにはその項目がなくて、いつFirst Aidを読もうかと思っていたのですが。。)、Behavioral Scienceの問題文が長いことで、42点でした。とほほ。KREJからemailで送られてきたethicalのトピックにも目を通したのですが、あまり良い点数ではありませんでした。現在、First AidのPsychiatryを読んで、あと80題ぐらいを終わらせる予定です。また、Embryologyは明日にまわすことにします。
 Behavioral ScienceのKaplanのテキストを全て読む時間もなかったのも敗因かとも思いますが、いままでの自分の勉強の経過から考えると、(時間がない人は特に、)Qbank, First Aidペアを何度も繰り返し、全てを暗記するのを第一歩と考えるのが良いのではないかと切実に思います(もちろん、各自の勉強法があると思いますが。)。
 そういえば日本の医師国家試験の時も、QB(クエッションバンク)を2回解いて、分からないところは、year noteと、100%小児科、チャート式産婦人科を中心に勉強してマイナーを少しして受験したのを思い出しました(懐かしい!)。つまり、(時間あれば教科書を読むべきなのでしょうが、)First Aidを読んで、分からないところは、教科書なり、補足の参考書を使い、理解し、読み終えたらその範囲のQbankを解く。また、全てFirst Aidを理解してからQbankを解く。この方法で、Qbankの問題を何回も繰り返して完璧にするのがいいような気がします。

Qbookとか、紙の問題集もあるのでしょうが、先日のKREJからの資料によると、
For a lower but passing level score, Qbank performance should be at least 65%
For a score closer to US average level, Qbank performance should be close to or at 70%.
For strong scores (90 or higher on 2 digit scale), Qbank performance should be at or above 75%
とのことです。つまり、Qbankを確実に75%とれば、本試験で90点以上取れる可能性が高いということです。逆をいえば、65%以下の場合、NBME(本試験と同じ会社が作っているテストで、回答や、解説はないが、本試験とかなり相関があると言われるもの)を受けないといけないのでしょうが、本試験で不合格になる確率があるということだと思います。また、Qbankの10%~15%ぐらいはあまり本試験に関係がないので、正答率が20%位の問題(5択問題の場合ですが)は、やる必要がないのかもしれません(私の場合、全てやらないと気がすまないので、時間がないのにもかかわらす、復習に時間がかかっています。)
 私の場合、一回目ですが、今のところ50%前後ですので、一回目の復習をやった時点ではとうてい合格出来ない可能性が高いと思います。時間がないので、1回目が終わった時点で、テストを全て見直し、QbankのFlag機能を使って、確実でない問題を見直しながらマークし、それらを出来るまで解くのが良いかなあと思っています。そうなると、Qbank IVも出来ないだろうし、いままで勉強してきたKaplanのテキストの勉強を復習する時間もなくなりそうです。
 これらのことから、テストを延期するかも、今後のこと(step2CSのこと)も含めを計画し直すべきと考えています。
人気blogランキングへ