「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす・・・・・」と「平家物語」にうたわれた・・・おなじみの
「沙羅の花を愛でる会」京都 妙心寺塔頭 「東林院」に行って来ました。
雨に濡れた紫陽花が迎えてくれて、花の寺の門をくぐり、奥に入る・・・
雨は、降ったり、止んだりでしたが、庭園の沙羅双樹の花を見て、法話を聞き、
先ずは、お抹茶と和菓子を頂き、ランチは特別精進料理をお庭の見えるお部屋で
頂きました。
奥の枯山水の庭園には、桔梗の花が咲き・千両・万両の木があって、一度は訪れて
みたい場所でした。メインの沙羅の花は、少し遅かったので、2~5本の木には、
未だ咲いていましたが、夏椿とも言われる名がある様に一日ばなで、夜には苔
の上に落ちて散ってしまう・・・。平家の栄枯盛衰を思わせるような・・・
沙羅双樹の花の寺 東林院
沙羅の花
一壺天の庭 水琴窟の音を聴く
妙心寺 瑞雲管長の額
精進料理 (花の形の煮物・ごま豆腐・茄子の田楽・ゆばの煮物 等)