気候変動に配慮したアジア環境先進型流域圏の構築と普及

水・食糧・エネルギーバランスを考慮した理想的な流域圏をめざして

インドネシア調査

2012-11-27 21:48:37 | モデルグループ

11月8~11日にインドネシアで収量調査をしました。

雨季に入ったところで毎日夕方から朝にかけて大雨でした。

熱帯なので年中気温が高く、稲作が1年に2作、水が豊富に利用できれば3作することもあるそうです。

隣同士の水田が生育途中(緑)と収穫期(黄金)である様子は、日本人の私にとっては不思議な感覚がありました。

 

収穫作業を行っている農家もあれば、代掻きをしている農家もいました。

作業は手押しの耕耘機(写真)で代掻きを行う以外は、すべて手作業で家族総出で毎日少しずつ行っているようです。

 

 

 

 


11月インドネシア調査

2012-11-18 13:37:01 | 食糧グループ

チヘア周辺で水稲の収量調査を行いました。

日本出発前に、乾期作のために上流域にしか作付けられていないという情報を入手していたので、十分なサンプル数を確保できるか心配だったのですが、何とか36圃場の調査を行うことができました。

今回もモデルグループと協力し合いながら、分光、生育、収量、土壌、生育ステージのデータを取得しました。

 

 

トレーニングセンターのYaniセンター長が遅い昼食(早い夕食?)に招待してくださいました。

「IKAN BAKAR CIANJUR」という魚料理専門のレストランで、食糧グループのメンバーが以前より気になっていたお店です。

皆が大好きな「グラメ・アサム・マニス」を美味しくいただきました。

Yaniさん(左奥)、Gunardiさん(左手前)、ご馳走様でした!

 

左奥がYaniさん、左手前がGunardiさん


ラオス調査(10月)続

2012-11-02 18:04:44 | モデルグループ

モデルグループでは稲の収穫期の調査をしてきました。

このように円形に1平方m刈り取って、収量などを推定し、土壌分析のデータなどと合わせて、シミュレーションモデル構築のための基礎データとします。

現地では従来通りの手刈りが主流ですが、

草刈り機を利用した収穫も目にするようになってきました。

今回は写真に収めれませんでしたが、汎用コンバインも使われ始めています。

機械収穫に適した背の低い改良型品種の普及などが関係していそうです。


ラオス調査(10月)

2012-11-02 15:27:10 | プロジェクト全体

10/21-26の日程でラオス調査に行ってきました。

 

○進捗報告

 

JICA事務所(左)、ラオス・日本センター(左)でプロジェクトの進捗状況を報告しました。

「ラオスの現状=満足度:高」という認識を共有した上で、

近い将来起こる(であろう)急速な変化に対し、どのような適応策を提案できるかが今後のポイントになりそうです。

 

○農家アンケート

 

前回(7月)に引き続き農家アンケートを行いました。

ちょうど乾季作の収穫期で忙しそうでしたが、皆様快くアンケートに答えてくれました。

 

○電気自動車

 

写真のバスは電気自動車です。

中国の援助で導入されたそうです。

タラートサオのバスターミナル~ラオス国立大学工学部で運航しています。