最近やたらと、知人のPCの復旧を頼まれることが多い。
基本は文系人間のワタクシに頼むのは、おかど違いだし、分不相応だと思うが、どうやらワタクシが頻繁にPCを『ぶっ壊す』のが知れ渡っているらしい。
で、ここからは個人的な覚え書き。
復旧を簡単にするための必要事項。
○回復コンソールを用意する。(以下のいずれか)
・ 回復コンソールのインストール
(前もってインストールしておくことが必要。友人の殆どは未導入なので、あまり役には立たない。)
・ WindowsXPのインストールCD
(プレインストール版のリカバリCDは駄目。あくまで製品版のCD。)
・ 回復コンソールを公式サイトよりDL
(WindowsXPのインストールCDがない人向け。基本的にはFDで6枚必要。1CD版の作成方法もあり。最近のPCはFDDが付いていないモノも多いので、1CD版を作成しておくことを、お奨めする。)
http://www7.plala.or.jp/hop-step-jump/kaihuku.html (11/04現在 リンク切れ)
googleキャッシュ
○Administratorのパスワードを設定。
未設定で空欄のままだと、回復コンソールの途中でパス入力で先に進めなくなる。
完全個人使用で、パスが不要の人でも、必ず設定しておくことが好ましい。(毎回のログインが面倒な人は、パス設定後、「窓の手」などでパス入力を省略化。)
↑
ワタクシの友人の場合、回復作業時、大抵ここでつまずいて、先に進めなくなりました。
何とかしようもあるのでしょうが、ワタクシには良く分かりません。
こうなるといままでは、
○コマンドプロンプトで、破損ファイルを無理矢理修復。
または
○内蔵HDDを抜き出し、他PCでデータ復旧、またはサルベージ。
しかありません。
前者は、一度成功したことがあるのですが、ワタクシには博打的要素が強く、後者は物理的に「面倒くさい」
で、ここで登場したのが「kunoopix」
1CDでブート可能なLINUXで、最近かなりと流行っているらしい。
Windowsが立ち上がらなくなっても、CDから起動した「KUNOOPIX」上から、それぞれのドライブにアクセスできるし、USB接続した外部ストレージにコピーも可能。
システム復旧するもよし、データのバックアップを取るもよし。
随分と便利になったものです。
更に最近、OpenOfficeなど、基本的なアプリケーションを搭載した、DVD版もリリースされた。
これ一枚持っていれば、漫画喫茶や人のPCを借りても、いつも同じ環境、且つ安全に作業ができる。
各種設定等は、USBメモリなどに記憶。
勿論フリーツールで、
↓よりダウンロード可能
http://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/index.html
FTPで約4GB
なんと24分でDL完了。
光回線の真価を発揮。
かなりの可能性を感じる
(2005/11/4現在は、DVD版のFTP直接ダウンロードは消えている模様。DVD版はBittorrentにて配布。)