ワタクシがSETI計画を初めて知ったのは、確か小学校4~5年の頃。
近所に出来たプラネタリウムの企画で、カール・セーガン原作「コンタクト」を見たのがきっかけだった。
勿論、映画の「コンタクト」違い、プラネタリウム内の上映なので、星以外の映像は殆どスライドで、静止画とナレーションによる、45分くらい物語だった。
文庫本で上下2冊の小説を小一時間にまとめた上、小学生にも分かりやすく構成するのだから、今にして思えばかなり省略された物語だったのだろうが、それでも当時受けた感動は、近年上映された、映画「コンタクト」よりも遥かに上だったと思う。
さて時代は下り、我が家でもダイヤルアップでインターネットに接続するようになった頃、初めて「SETI@home」という存在を知る。
外宇宙からのノイズを解析する膨大な作業を「分散コンピューティング」という手法用い、世界中のコンピュータの能力を僅かずつ借りて、スーパーコンピューター以上に効率的に行なうという発想に、再び感動。
宇宙の知的生命の探索に、自分も参加できるという喜びと、世界中のコンピュータと連動しているという一体感に、早速ツールをダウンロードして常駐させたのを覚えている。
時代は更に下り、今や光回線でPCが繋がっている今日、「SETI@home」が、完全新システムに移行いたします!
今度こそ宇宙人を探し当てる!? SETI@homeが新システムに完全移行へ↓
http://news.goo.ne.jp/news/mycom/it/20051126/20051126-01-mycom.html
SETI@home↓
http://setiathome.berkeley.edu/
興味のある方は、是非PCの片隅にインストールして、未知なる宇宙の同胞に思いを馳せて下さい。