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【近況短信】 R6/5/23
遺憾ながら 予測通り。
故に多忙です...(更新は遅滞します)

(2023年7月3日) OCNメール 旧メーラー(Outlook Expressなど)での送受信を終了

2023年10月26日 | ■Troubleshooting

2023年7月3日以降、OCNの仕様変更(セキュリティ強化)により、
遂に、XP & レガシー・メーラー(Outlook Express、EdMax など) の環境では、
前回記事 の対策を施しても、OCNメールの送受信が出来なくなりました

 

以下、OCNメールのサポートページをご参照下さい。
↓↓↓↓↓
2023年06月14日
OCNメール セキュリティ強化(TLS1.0/1.1サポート終了)のお知らせ
https://support.ocn.ne.jp/mail/information/detail/pid2500001vqo


(一部抜粋)
インターネット通信の暗号化方式である「TLS」の一部バージョンには近年セキュリティの脆弱性が報告されていることから、

OCNメール では、2023年7月3日以降、「TLS1.0」「TLS1.1」による接続のサポートを順次終了いたします。
お客さまに引き続き安心・安全にご利用いただく対策のため、何卒ご理解賜りたく、どうぞよろしくお願い致します。
 
【メールソフト】
TLS1.2非対応のメールソフトご利用の場合、メール送受信ができなくなります。
 
【例】すでにサポートが終了しているOS,メールソフト例
Windows XP、Windows 7、Windows 8.1
Outlook 2013以前のバージョン、Outlook Express、Windows Live Mail 全てのバージョン

 

但し、hotmail.comOutlook.com(.jp) などのメールは、
まだ 旧メーラーでも送受信可能の模様。(2023/10/26 時点)

 

現状、XP(TLS1.2 対応版 ※前回記事参照)で、
まだOCNメールの使用が可能なメールソフトは、
---------------------------------------------------------------------
Sylpheed → https://sylpheed.sraoss.jp/ja/
Thunderbird(ver.30以降?)
---------------------------------------------------------------------
あたりになるのでしょうか?

(※ メールソフトが独自にTLS1.2に対応していれば、XP側のTLS1.2対応も必要無いかも知れません。
 …ですが、もはや手元に非TLS1.2環境のXPも無いので、特に検証はしていません。)

 

一応、自分環境で動作確認をしたものは、
---------------------------------------------------------------------
Sylpheed 3.7 (zipアーカイブ版 )
Sylpheed 3.8beta1 (zipアーカイブ版 )
Thunderbird Portable 52.9.1 (XP向け最終版)
---------------------------------------------------------------------

取り敢えず、前回記事の爺さまのXPには、Sylpheed(Portable仕様)を入れて、環境移行しました。
結果、特に問題無くOCNメールは使用出来ています。(別途確認したところ、So-netメールも問題無しです。)

幸い爺さまも、さほどの混乱もなく Sylpeed を使いこなしているようです。流石。

(どうやら前より、使い勝手は良い印象とのこと。その辺は Sylpeedのシンプルなインターフェイスが優れている感じです。)

 

また、Portable仕様に設定したので、いざとなったら別OSへの引っ越しも簡単のはず。
しばらくは、これで対応してもらいます。

 

なお、Thunderbirdも普通に使えましたが、XP対応版の更新はとっくに終わってるのと、
爺さまは使わないであろう、メール以外の機能が多すぎるので、今回はSylpheedに落ち着きました。


(2022年2月) Outlook Express で OCNのメール送信が出来なくなった問題 → (2023年7月3日) OCN 再び使用変更

2022年03月20日 | ■Troubleshooting

---------------------------------------------------------------------------
2023年7月3日以降、OCNの仕様変更により、
  下記対策をしても 旧メーラー(Outlook Expressus など
)での、
  OCNメールの送受信は出来なくなりました。
 (詳しくは こちらの記事 をご参照下さい。)
---------------------------------------------------------------------------

 

 

レガシー・メーラー(Outlook Express / EdMax 等)の TLS 1.2 対応について(XP用)


経 緯 

今どきメーラーに、Outlook Express を使っている人もいないと思う。しかも Windows XP で。

しかし私の知人の 90歳近い 80歳半ば(※)の爺さま は、未だに Outlook Express を愛用している。
(というか、それしか使えない。)(※) 本人申し立てにより、修正(^^;)

基本、爺さまがXPで行っていることは、ワープロとしてのワード利用写真整理 くらいなので、普段はオフラインで使用しており、それで問題はありません。

 

ただ、数少ないメール友達とやり取りするときだけは、物理スイッチでオンラインに切り替えてから、メールを済ませます。
(本人、タブレットも使えるのですが、写真の送受信だけは、写真保管庫としてのパソコンでのやり取りが慣れているのだそうです。)

メール相手も数名限定なので、ホワイトリスト登録者以外からは一切届きません(^.^;)

 

20年近く慣れ親しんだXPなので、今さら Windows10 とか11 にしても混乱するだけですし、何より新しい環境には、
慣れる前に 逝っちまうよ ’ とのことなので、何とか環境維持をしてあげている状態です。

OSはXPながらも、CPUは一応Core-i7、ストレージはSSDで運用しておりますので、普通に使う分には中々快適な環境に構築してあります。
(ドライバの適用には難儀しましたが。)

XPも、いわゆる ‘Emb***ed化’ しつつ、まだ更新可能なウイルスソフトやファイアウォールも入れてますので、実際 ‘Mypal’ や ‘Serpent’ を使えば、ネット閲覧やYoutube視聴も可能です。
ですが幸いというか、その辺はタブレットで満足してるようなので、使わずに済んでいます。

PC本体も、同一ハードを複数確保してありますので、まぁ、行けるところまでは行けるでしょう。

 


【 問 題 発 生 】

そんな爺さまの Outlook Express ですが、2022年2月に入った頃から、

SMTPでの ‘メール送信のみ出来ない’  状況になったようです。
POP3での受信は、今まで通り可能。
(SMTP / POP3 どちらも SSL設定)

試しに、EdMax(シェアウェア版)を入れて試してみても、同じ症状。

なおプロバイダは、OCNメール

 


原 因

これはいよいよ、OCN側の仕様変更があったかと思って調べてみると、案の定でした。

どうやら、OCNのメールサーバーへの接続が、TLS 1.2 以上に制限 された模様。

 

(参考)
-------------------------------------------------
「Roboticsware」さまのサポートページより
↓↓↓↓↓
https://www.roboticsware.com/dev-jp/2022/02/22/announcements-20220222/
-------------------------------------------------
OCN経由のメール送信が行えない問題について(2022/02/22)

「OCNメール側ではセキュリティ強化のため暗号化方式として TLS 1.2 を用いるよう制限を開始(2022年2月初旬頃) しました ~ 」
-------------------------------------------------

 

いつかは来ると思っていましたが、まぁ来ましたね。

そういえば5月頃には、Gmailの送受信も制約が厳しくなるらしいですし。

 

XPのTLS 1.2 適応については、以下のページに詳しいです。
-------------------------------------------------
「Trekkerの小市民日記」さまのページより
↓↓↓↓↓
http://trekkerworld.blog.fc2.com/blog-entry-249.html
(Windows XP (POSReady2009化含む) で、Microsoft Update 等を快適に行う)
-------------------------------------------------

 

爺さまのXPは、既に更新済み・レジストリも書き換え済みで、TLS 1.2 には対応しているはずですが、送信出来ません。

どうやら、Outlook Express や EdMax などの古いメーラーには、

TLSバージョンを切り替える設定項目が無い

ので、接続時に旧バージョンのTLSを使用してしまい、ハンドシェイクが成立しないのではないか、と推測。

 


【 解 決 方 法 】

メーラー側でTLSを切り替えられないのならば、使用するプロトコルのレジストリを直接書き換えて、
メールの通信時には、必ず TLS 1.2 を既定で使用する ように変更します。

 

書き換えるレジストリは、以下です。
↓↓↓↓↓
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.2\Client

(※ 該当の位置に 「Client」キー が無いようなら、「右クリック → 新規(N) → キー(K)」 にて、「Client」キー を作成して下さい。)

上画像のように、

① TLS 1.2 の Client の中で、右クリック → 新規 → 「DWORD(32ビット)値」 を作成。

② 新しい値の名前を → 「DisabledByDefault」 と入力。

③ 値のデータを→ 「0」 にして、OK。


(参考)DisabledByDefaultの意味
-------------------------------------------------
「自由気ままに書いちゃおう」さまのページより
↓↓↓↓↓
https://www.guri2o1667.work/entry/2020/01/30/TLS1.0%E3%81%A8TLS1.1%E3%81%AE%E7%84%A1%E5%8A%B9%E5%8C%96%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
-------------------------------------------------
DisabledByDefault レジストリ値は、プロトコル バージョンを既定で使用するかどうかを定義します。
この設定は、アプリケーションが明示的にプロトコル バージョンの使用を要求していない場合にのみ適用されます。

値を 0 に設定する場合、プロトコル バージョンは既定で使用されます。
値を 1 に設定する場合、プロトコル バージョンは既定で使用されません。
値が定義されていない場合は、オペレーティング システムによって決定される既定値が使用されます。
-------------------------------------------------

 


※なお若し、レジストリ TLS 1.0 / TLS 1.1 の Client に、「DisabledByDefault」 が既にあった場合、

 ・ 値のデータを 「1」 に変更する、または、
 ・ 「DisabledByDefault」の値自体を削除する、

 などの必要があるかも知れません。

 


【 補 足 】

OCNメールについては、以上の変更で、無事送信出来るようになりました。

但し、前述したように、特殊な使用環境での暫定的解決方法ですので、
若し、参考にされる方がいたとしても、自己責任でお願い致します。

また、OCN以外のプロバイダのメール(Gmailなど)を、同時にメーラーに設定していた場合、
今回のレジストリ改変で、今度はそれらのメール設定の微調整が必要になる可能性があります。
(特に、TLS 1.0 / TLS 1.1 を、まだ使用しているプロバイダのメール等。)


更に、今回試した Outlook Express や EdMax 等のメーラー以外でも、
該当レジストリを使用するアプリケーションがあれば、影響を与える可能性が高いので、ご注意下さい。

 


これでもう少し、XPも延命できそうです。爺さま共々、長生きして下さい。


レジストリ・クリーンアップ方法、覚え

2006年10月23日 | ■Troubleshooting

①削除対象レジストリの検索
「RegGlass」で一括検索すると便利。

 ・公式 → http://hp.vector.co.jp/authors/VA037892/regglass/regglass.html
 ・窓の杜 → https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/regglass/
 ・Vector → https://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se317859.html

②RegGlass上で、発見したレジストリを右クリック→「ジャンプ」

③レジストリエディタが起動し、該当レジストリへ自動で移動→削除



上記の方法で、エラーが出て消せない場合↓

①「スタート」→「ファイル名を指定して実行」で、「regedt32.exe」入力実行。

②該当するレジストリへ移動し、
「セキュリティ」→「アクセス許可」で、「フルコントロール」にチェック。

③レジストリエディタで、該当するレジストリを削除。


※レジストリエディタの起動方法
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」で、「regedit.exe」入力実行。


XP起動時に、自動で始まるスキャンディスクを停止する。

2006年10月23日 | ■Troubleshooting
[スタート]
→[プログラム]
→→[アクセサリ]
→→→[コマンドプロンプト]

で、コマンドプロンプトを表示。

『 chkntfs /X [ドライブ名]: 』

と入力する事で、起動時のスキャンディスクが停止する模様。


-----------------------------------------
ex) Cドライブの起動時スキャンを止めるなら、

『 chkntfs /X C: 』
-----------------------------------------

DiskX Tools エラー対策

2006年10月08日 | ■Troubleshooting
クリーンアップでエラーが発生した際の、対応策(備忘用)

①ディスクのエラーチェック
②セーフモードでクリーンアップの実行。(起動時、F8 or F5)
③エラーファイル名チェック。(「GetText」を使うと便利)
 → リブートファイルデリーターで、直接消去。

(未だにVer.8を使用中‥)