Dollyの*ラウンド*ダンスに夢中 ーI Was Made For Round Dancin' 

ラウンドダンスにどっぷりハマってしまったDollyの「Sweet&Lovely」なダンス三昧の毎日!

新しい中国ドラマ

2021-06-22 15:55:05 | 中国ドラマ

ララテレビで、新しいドラマが始まりました。
「花小厨~しあわせの料理帖」
ストーリーはドキドキするようなものではないけれど、ほんわかしていていい。
字の通り、中国の料理がテーマ。毎回毎回、ヒロインが美味しそうな料理を作って、みんなで食べる。
ちょっと今までにないドラマです。
お料理を作るシーンも、スローモーションを効果的に使っていてー
揚げものシーンなんて・・・油が跳ねるところから・・・美しい。
明るいドキュメンタリーのようです。珍しい癒し系ドラマ。

「長安24時」は、絶対いいもんに違いない単純男の「崔器」が、退出しました~( ;∀;)
中国ドラマあるあるでは、準主役は次々と死んでいって、ストーリーから消えていく。
だいたい主役は死なないし、死んでも生き返ったりするので、安心して見ていられる。
悪役も改心して死んでい行く。・・・よくあるパターン。
今のところ、身近なところでスパイだったのが、二人。他にもいそうなんだけどー
多分最後の方でどんでん返しがあるに違いない。
全48話で今半分ほど来ました。
7月28日まで・・・もう、オリンピックどころではないなぁー。


またまた「長安24時」

2021-06-20 16:42:41 | 中国ドラマ

「長安24時」片尾曲も興味深い。
李白の「短歌行」にメロディーをのせて、趣がある。ドラマが終わっても、エンドロールをしばらく眺めてしまう。

 

白日何短短,百年苦易滿。

蒼穹浩茫茫,萬劫太極長。

麻姑垂兩鬢,一半已成霜。

(人の寿命は幾何ぞ、長い人生を得ることは難しい、だから知友と共に行楽を楽しもう)

白日というものどうしてこんなにも短いのだろう、朝は夕べを待たないのだろうか、百年というのもつかの間で、忽ちにして満ちてしまう。

天を仰ぎ見れば、どこまでも蒼蒼茫茫として、終極する事は無く、天地が初めて形するの時、萬劫を経るも、太極は無極で、終始依然足れども、白日のみは、忽ちに過ぎてゆくのである。

仙女麻姑でさえも、両鬢がたれて、一半は霜となり、さしもの仙人も、年の寄ることはまぬがれない。

天公見玉女,大笑億千場。

吾欲攬六龍,迴車掛扶桑。

北斗酌美酒,勸龍各一觴。

富貴非所願,與人駐顏光。

しかし、天公は玉女の投壷するのをみて,大いに笑われ、その笑われをときには、電光となって現れるといわれ、それは何時までも、何処にでも止まないものであり、今に至るまで電光は堪えることが無い。

我々は天公のようにならなければ年を取らないということはないわけで、そうなりたいということで、白日を追う六龍の馭者となって義和の車を廻らして東海のほとりにあるという芙蓉の木に白日を引っ掛けていつまでもその日を照らし続けるようにしたいと思うのである。

それから天上の星の中で、北斗七星は柄杓であるから、それを取って美酒を飲もう、そうして太陽を馭してゆく、かの六龍たちを呼びつけ、それに一杯ずつ酒を飲ましてやり、しばらくその場で休憩してもらい、太陽を動かぬようにする。

富貴功名というものは、だれしも希望としているが、自分は決してそう願ってはいない。ただ、長いこと人として顔色を留めて、歳をとらぬようにすればよいとするので、そのためには、太陽を馭し、暫しなりとも、六龍を留めて動かぬようにしたいと思うのである。

李白の詩は数多くあるけれど、この詩はこのドラマにドンピシャのチョイス。
特に後半の北斗のひしゃくで美酒を飲む・・・太陽を東海の芙蓉の木にに引っ掛けて・・のあたり
あまりにも壮大すぎて・・・李白の発想に驚いてしまった。
歳を重ねてみて、この詩の心境が少し分かりかけてきた。
書道サークルが始まったら、今度この詩をお手本に書いてみようと思う。


ただ今、「長安24時」に夢中!!

2021-06-16 14:37:50 | 中国ドラマ

タイトルそのまま・・・「長安24時」が面白くて、頭の中は長安にいる。とにかくーどっぷりハマっている。
このドラマ、展開が速くて、情報量も多く、ぼーっとしていると取り残されてしまう。1話を3回ぐらい見ている。
半分ぐらい過ぎたところで・・・登場人物の人となりや、関係なんかが見えてきた。
過去の出来事も伏線となっているので、抑えとかないといけない・・・。敵か味方か・・・好人か壊人か・・・

ここにきて、何気なく見ていた地名。
位置関係が気になりだしてきた。長安の地図を調べないと・・・。長安には108坊が碁盤の目のようにキチンと区画されている。
テロリストのアジトの場所、カーチェイスで通った道、爆弾を作っていた場所、地下都市、爆発させるために飛び込んだ大きな池、
そして主役の人達がいる靖安司の位置とか・・・
そんな時、同じようにハマってしまって、細かく調べ挙げて細かく書かれているブログを見つけました。私の知りたい事ばかり・・・。ラッキー♡
さっそくプリントアウトして、これからは、いちいち場所を確認しながら見る事にした。
さらに別の方のブログのほんとに詳しいあらすじを読みながら、最初から長安の地図を見ながら振り返っているところ。

物語はフィクションなんだけど、実際の歴史も落とし込んでいるそうで・・・
玄宗皇帝が楊貴妃を溺愛して、政治を顧みなかった頃の話らしい。
李白の詩が出てくる。残念ながら中国文学を専攻していたのにサボっていたため、唐代の詩がぴんときませんー( ;∀;)
もっと勉強しておけばよかった。

昔中国に行ったとき、西安だけ行かなかったのが悔やまれる。いつか西安に行って、「長安24時」物語のゆかりの地を訪ね回ってみたい。
あーそれと、「横天映視城」にもー。


コウラン伝 終わる

2021-06-13 16:17:52 | 中国ドラマ

先週でNHKのコウラン伝が終了しました・・・
ハッキリ言って、ガッカリでした。
韓ドラ枠からの中国ドラマだったし、NHKの選んだドラマ・・なので期待してました。
キャストもエイラクと被る事で・・・(エイラクは記憶に残るドラマ)

どんなところが残念だったか・・・考えてみた。

1 吹き替えなのでよくない。
2 週1回なので、ストーリーに入り込めない。
3 時代背景がややこしくて、日本人向きではない。

初めて中国ドラマを目にする人がこういうのか・・と思ってしまったら、本当に残念な事です。
自分は中国ドラマが面白いから見て・・と、周りに勧めるスタンスではないし、今さらどう評価されても関係ないかな。
今見ている「長安24時」とは、比べ物にならない内容だと思った。
もっと素晴らしいドラマがあるのに、なぜそういうのを放送しないのか?
こんなレベルのだったら、BS・CSにお任せしたらいい。韓ドラにお返ししてください。

時代背景については、中国の初期の「周」・「春秋戦国時代」このあたりの話は、小さな国がたくさん出てきて、地理や思想や宰相、史書・・当時の事を理解してからでないと、分かりづらい。漢・唐・清などのように中国統一された王朝の話なら、よかったんだと思う。
「始皇帝」がビッグで有名なので選んだのだと思うけど、NHKの選択は安易すぎた。

ついでに言うと、「秦」は東の新しく出来た勢力・・「楚」は南方。野蛮な国ということになっている。
「趙」は、最初の統一王朝の「周」が3つに分かれて出来た国。あとの2国は「魏」「韓」
だから、歴史や伝統や格式が違う。時々話に出てきた「斉」「燕」は北や東のはずれの新しい国。
最後に出てきた「燕」の太子丹が、祖国に逃げ帰って「始皇帝」に刺客を次々と送る事になる。
「史記」の中の「刺客列伝」の「荊軻」の話が大好き。
  風蕭々として易水寒し
  壮士ひとたび去って復た還らず
あまりにも感動的で有名なこのシーン・・・。その直前であっけなく終わってしまって・・・
なんのために我慢して見ていたのか~と、ガッカリしてしまいました。