私の振付観

　私のラウンドダンスの振付は、趣味の延長です。
素敵な曲に出会ったとき、ふっと振付が湧いてきます。ここはこんな風に踊りたいなぁーて感じで。
考えている時間が好き。その時は非日常の別の世界にいます。発表したいというより、自分が踊ってみたい。
ペアダンスなので、相手が必要なのが一番の問題かなぁー。いつ思いつくのかわからないからー（笑）
　実は、２年ほど、しばらく・・・降りてこなかった。小さな落ち込みの時は、別世界にこもっていられるから、反対に作品が増えました。
一昨年は、全くダメでした。絶望感で何も湧いてこない状態。降りてくるはずの天が真っ黒な雲に覆われていて、中は空虚。
昨年は微妙。小さなサークルが出来たので、みんなのための練習曲を・・と、思うと出てこない。
どうやら、先に曲を決め、作ろうとすると出来ないようです。低いフェイズの練習曲を作るのは難しい・・・という事です。フェイズにしばられて、妥協したり、変更したり・・・。それが嫌なんです。
めんどくさいなぁー・・・という事で、やめました。出来た振付が結果的にフェイズ３なら、踊っていただこう・・・と、考えを変えました。
　最近、前の状態にちょっと戻ってきた。音楽を聞く気持ちの余裕が出来てきたからかもしれません。
でも、前とちがうのは、使った曲がほとんどラインで踊られていること。最新のヒット曲や、ちょっとマニアックな曲とか。そんなのまで、すでに振付が存在している。
ラウンドではあり得ないことです。
私の選曲は、ほとんどラウンドで被ることがないです。多分日本では、あまり好まれないだろうなーという自信はあります。

結論・・・イメージの浮かびやすい曲は共通だということ。
ラインの振付の二番煎じのようになるのが不本意なんだけど・・・。気にしないで作り続ける。

次は・・・どんなダンスを踊ろうかなー

おさらいパーティーも無事終わり、新しくみんなで踊る曲を考えています。
何年か前に踊った素敵な曲や、アメリカの人が大好きなダンスなど・・・選ぶ時、とてもワクワクします。
評判が良かったりして、みんなに選曲を褒めてもらえるとうれしくなります。
今のラウンドダンスのリーダーは、ダンスの知識があり、綺麗に踊ることも大事だけれど、
パソコンや海外のネットワークから情報を得ること、キューイングが出来ること、ミキシングの知識や、音響の知識、なんでもあるに越したことがありません。
アメリカのダンスの新曲情報は、アメリカのHPなどから、いち早く知ることができます。キューシートも手に入るし、パソコンで簡単にキューも入れられるので、
踊りたい素敵な曲があれば、何でも踊ることができるというわけです。
私は自作曲を自分で踊ってみたくて、キューイングの勉強をしました。それが今、役に立っています。
キューシートさえあれば、掘り起こせるし・・・踊り放題。ラウンドダンスを楽しむのに、お金はさほどかかりません。
フェイズ３でも、とても素敵な曲がありましたが、フェイズ４になるとダンスの振付も、途端にバラエティーに富み、素晴らしくなります。
いよいよ・・・フェイズ４に挑戦する時期がやってきました。思いっきり素敵なダンスを選んでいます。
大好きなルンバと、ボレロ・・・に、キューを入れてみました。アメリカの人の素晴らしい見本のDVDも準備万端。早くみんなと踊りたいなぁー。

新春おさらいパーティー 大成功に終わる

先週はラインダンスの15周年記念パーティーでしたが・・・
今度は私たちの自主サークルのパーティーの番。
３回目なんですが、いつもみんなに喜んでもらえる企画を～と、・・・頭を悩ませています。
内輪のパーティーの予定でしたが、思いがけずお客様の参加がわかったので、プログラムの１曲をデモダンス用に変えました。
ダンスタイトルは「Dance Monkey」。自作の楽しいツーステップです。エンディングのポーズをカッコよく決める・・ために、何度も練習しました。
本番は、バッチリー(笑)。最後はおさるのポーズで。その後アイアイの曲でカーテンコールをし、会場（教室）をお客様も一緒に練り歩くというおまけ付き。
最後の方は、まったくの予定外。成り行きでしたが大盛り上がりー。
その他にも、当日はおさるのイメージの衣装を着て来てください・・・と、お願いしていました。たまに変わった企画をするとめっちゃ盛り上がります。

もう一つのサプライズは、私とレクダンスの先輩とツートップで踊るラインダンス。
Geek In The Pink　ヒップホップ調の、大好きなジェイソン・ムラーズの曲。
少し難しい曲を、二人で内緒で練習していました。衣装も黒のシャツとパンツ。ピンクのネクタイの衣装が、超クール。
私は、普段から衣装もダンスも女性らしさを出すように心掛けていて・・・かっこいい系のダンスはお見せしたことがありません。
そういうわけで、サプライズ・・・だったんです。
途中、向きがわからなくなったりしそうになったけど・・・男っぽい衣装も新鮮で、宝塚みたいで癖になりそうです。

去年の今頃、自主サークルでスタートして、紆余曲折ありましたが、人数もちょこっと増えました。
新しいダンスをするときは、好奇心で目が輝いています。自分の一流の先生からの受け売りの説明を一生懸命聞いてくださって、とても嬉しいです。
そんな熱心さに動かされて・・・難しめのダンスにも挑戦してきました。
一年でとても上達されたような気がします。振り返ると「感無量」です。

これを機に、正式にサークル名を公表して、地域でも「ラウンドダンス」を堂々と踊っていくことに決めました。
私は、今アメリカで踊られている本場のラウンドダンスが好きなので、ブレずにそんなダンスを踊っていきたいです。
いろんな種類のダンスの先生を見てきて、生徒が先生の踊りを自慢できるようでなければ、ダンスを教えていて説得力がないと感じました。
私はまだ先生ではありませんけどねー。
やっぱり、ダンスはビジュアルが一番・・・なので、一流の先生のいいところを盗みながら、少しでも上を目指したい・・と、思ってます。