Dollyの*ラウンド*ダンスに夢中 ーI Was Made For Round Dancin' 

ラウンドダンスにどっぷりハマってしまったDollyの「Sweet&Lovely」なダンス三昧の毎日!

日展に行ってきた

2023-12-28 12:19:57 | 雑談
昨日、書家の友人のご招待を受けて、日展を見に行きました。お陰様で毎年日展に行くのが恒例になっていて、友人に感謝です。
書は、徒然草137段「花は盛りに月は隈なきをのみ、見るものかは。」~だそうです。
お友達の作品です。



徒然草・・・と言うと、高校生の時、1年は「徒然草」2年は「枕草子」3年は「源氏物語」の有名な段を集めた分厚い本を暗唱することになってた。
徒然草はユーモアのある話が多くて面白くて、今でも覚えている。仁和寺の法師がふざけて鼎を被って取れなくなった話や、偉い人が石清水八幡宮の上まで行かなかったと自慢した話、猫又が出たと騒いだけれど実は飼っている犬だった話、最後の一段を気をつけろ・・という高名な木登りの話、双ヶ岡に宝物を隠して遊ぶ話、次から次に思い出されて、懐かしくなってきた。意外と覚えているものだと感心する。
当時は、週に現国3時間、古典2時間、漢文1時間だった。その漢文で習った「史記」が大好きで、中国ドラマ好きの原点になっている。
特に好きな場面は、刺客列伝の荊軻が始皇帝を暗殺に行く話。「風蕭々として易水寒し、壮士ひとたび行きてまた帰らず 高漸離筑を撃ち荊軻和して歌う」・・・場面は、どうやら中国人も大好きで、ドラマ中に度々出てくる。その時はちょっとワクワクする。
今は遊んでばかりいるけど、子どもの頃はよく勉強した・・・というか、させられた。努力は無駄ではなかったか。

話は反れましたが、今回は書の他に、日本画、西洋画、彫刻、工芸・・・いろいろ見てきた。
特に日本画が興味深かった。というのは、日本画のイメージが墨絵か北斎の絵みたいなものかと勝手に思っていたけれど、
一見して西洋画と変わらない。どこが違うのか、気になってきた。スマホで調べると、技法と絵の具の種類がどうも違うらしい。岩絵の具を使うと。そういう目で見ると、油絵の鮮やかさでなくて、すこしくすんだ控えめな色合いだったりする。そのあと西洋画のコーナーにも行き、違いを確信した。また一つ物知りになったようで嬉しい。


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