goo blog サービス終了のお知らせ 

パソコン便利屋 どらともサポート ブログ

Dynabook TX/65F ACアダプター使用時に勝手にリブートする→プロードライザをチップタンタルに交換

以前はこちらのブログでも時々紹介しましたが・・・DynabookのVista機で、ACアダプターに接続すると、電源が落ちたり、勝手にリブート(再起動)してしまうという現象で、マザーボード上のプロードライザーという部品をチップタンタルコンデンサーに交換して修理対応を行っています。

最近は、Vista機も目にしなくなったので、この手の修理の依頼もほとんどなくなってきました・・・が、先日こちらのブログをご覧になり、修理のご依頼がありました。

プロードライザの劣化による現象の見極め方として・・・

ACアダプターを接続している時のみに、電源断や再起動の現象が発生する。バッテリーのみの場合は、発生しないというのが特徴です。

パソコンを送付いただきました。Dynabook TX/65Fです。



事前に確認してみると・・・ACアダプターを接続した場合は、起動途中でリブート(再起動)を繰り返しました。バッテリーのみだと問題なく起動してきます。



プロードライザを確認してみると、左上角の部分が熱で溶けているようにみえました。今までの経験だと、プロードライザの内部が黒く(炭化?)しているのは見た事があるのですが、このようなのは初めてです。

いつものようにチップタンタルコンデンサーに交換しました。



どらともは、中央のパターンが-(マイナス)なので、真ん中あたりのレジストを剥いで、まっすぐにチップタンタルコンデンサーを取り付けるようにしています。

元の状態に組み上げて・・・バッテリーを外してACアダプターのみの場合と、バッテリーとACアダプターの場合の両方で、電源断やリブートの現象が発生しないことを確認して、ご返却させていただきました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事