二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

ガヤー→バナーラス

2011-11-09 21:35:41 | 日記
4時半起床。うーん、しっかり酒は残ってます。蚊取り線香を貰ったら、嘘のように快適でした。5時半に降りて行くと、アソサンが起きてきます。金払ったか?ウンウン(否定系)払った方がいいよ?そりゃそうだ(笑)2泊で300、明朗会計でした。本人の希望なんで宣伝しときます。アソサンの携帯09934290157ガヤー駅まで迎えに行くと言ってました。場所は日本寺の裏です。年内に3階も出来上がると言ってました。150なら安いと思います♪
さて、ラマが来ません(泣)アソサンに電話してもらうと、途中でパンクして来れないとの事。私が乗ってからでなくて良かった。通りまで出て、流しのトゥクトゥクをアソサンが拾ってくれました。価格もインド人並みとはいかないでしょうが150。充分です、
つーか安い!お世話になりました。朝は肌寒いので助かります。これ以上寒くならなくて良いよ!アロハではキツいんで。列車表示が分かりにくくて心配でしたが、そこは鉄ちゃん、正しい推理でちゃんと乗れました(笑)ま、英語で聞けば良いという意見もあるでしょうが。あぁ、シアルダー(コルカタ)から来た夜行列車なんですね、寝台でまだ寝てるのが一杯います。熱いチャイで身体を目覚めさせましょう。5。甘いけど旨いです。車内の売り子の入れ物では火が付いてました。大丈夫か?でもいつもアツアツです。
だんだん列車旅にも馴染んできました。向かいの親子が弁当を買ってます。パンと揚げ物のセットを2つで50払ってました。美味しそうですが、こっちはローカーボ、チャイで我慢です(笑)検札に来ました。車掌の持ってる紙の束にちゃんとTOMOHIROって書いてあるのが凄いです。そこまで管理してどうするの?ほとんど駅にも停まらず快調に飛ばしてきましたが、駅でもない場所で停車、動かなくなりました。行き違ったり抜かれたりする列車はみな難民みたいに人が溢れんばかり乗ってますね。あれはは自由席でしょうが、名前を管理してるんでしょうか?まさかね。あくびの息がネギ臭いです。昨夜サラダとか言って塩かけてタマネギをバリバリ食ったもんなぁ(笑)やっと動き出したと思ったらすぐ駅です。なに?ムガルサライ?降りる駅です!時間通りってことは、早く着すぎて調整してたの?トイレに行き損ないました。跨線橋を歩く間も客引きがうるさくつきまといますが、まずは待合室に入ってトイレを済ませスッキリします。バナーラス駅ま
で行く列車は少なく、ここからトゥクトゥクで行くしかありません。また交渉です。面倒臭いなぁ(泣)歩き方目安は目標のゴードリヤーまで200ですが、そんな上手くいきません。
客引きに行き先を告げて、400というのを300に値切ると、あっさり妥結?連れていかれたところには…乗用車。白タクですか。片言の英語で話し掛けてきます。原っぱの中に忽然と建っている団地風の建物。あれが俺の家だ!と言って停車します。いや、君の家には興味はないから(泣)と思いましたが、ワンミニット!と平然としてます。と、母子が乗り込んできました。妻と息子だそうです。別に私に紹介したい訳ではなく、街に出る用事があったのか、実入りがあるので買い物にでも行くのか(笑)奥さんは申し訳無さそうにナマステと挨拶してくれたのでまだマシですが。3歳だそうです。お前は子供は?オンリーワイフ。いつもの問答になります♪さて、歩き方の地図には至極整然と道が書いてあるので颯爽と歩き出しますが、???太く書かれた道はただの路地です。しかもかくかく曲がってる上に分かれ道は無数にあります(泣)宿の看板が無かったらとても行き着けなかったでしょう。それでも散々迷いましたが。(うるさい客引
きについて行けば楽でしょうが、その後が恐い?)奥まった路地にある「ガンガーフジホーム」トイレ別で330は、歩き方通りです。ロビーには日本の若い女の子が3人たむろしてます。こんにちわっと挨拶だけしておきます。さて、散策に出掛けましょう。まずはラッシー、15で一息つきます。が、真面目に迷ってます。外にもガンジス川にも出れません(泣)所々に警官が銃を持って通せんぼしてます。まさに迷路です。方向感覚には自信があったのですが、インドでは通用しないようです。あっちゃんなら一生迷ってる事でしょう(泣)20分ウロウロして、ひょこっと大通りに出ましたが、やはりどこなのか分かりません。だいたい、歩き方の地図がデフォルメし過ぎなんだよっ!と八つ当たりしても仕方ないので、トゥクトゥクを停めてちょっと郊外のラームナガル城へ。150。私の思惑とは逆に北の橋回りですが、まぁ良いでしょう。

途中で若者が飛び乗ってきます?知り合いのようですが、オーナーの私に挨拶する訳でもありません(怒)しばらく便乗して、ふと降りたと思ったら、饅頭一つ運転手に渡して行ってしまいました。何で停まってるんだ!と文句を言ったら、腹が減ってるんだっと言い返されます。所詮分かり合えない民族です。確認してませんが、普段客を乗せてない状況でも饅頭で知り合いを乗せてるのなら納得しますが、外国人価格で乗せておいて小遣い稼ぎはないだろう(怒)城は150も取るくせに展示物も脈絡なく整理もされてません。(インド人15)裏側からのガンジス川の眺めが一番でした。身体を洗ってる人達や、プカリ浮かぶ白鳥。流れてるの?ってくらい静かな水面です。ここから対岸までは渡し舟があるはずでしたが、船着き場に下りてみると、チャーター船ばかりで金額も3桁なんで止めて、市場を歩きながらトゥクトゥクを探します。乗り合いトゥクトゥクから声が掛かって、ゴードリヤーまで25と言うので、ええっ?と思いながら隙間に座
ると、思った通り揉めてます(笑)私をインド人と勘違いしたようで、英語が出来るのが寄ってきて、125だと言い直します。カチンときたので、外国人は125で、貧乏なインド人は25か?(貧乏は語彙が無くて言えなかった)そうだ。と認めました(笑)どちらにしてもここから歩く訳にもいかないので、別のトゥクトゥクに写真を見せてドゥルガー寺院!英語が解らない運転手でしたが、親切なインド人?が通訳してくれて、125の言い値で乗車。このあたりは競争も少ないのか、価格統制が守られてます(泣)







戦いの女神を祀った寺院で、おどろおどろしい赤色で統一されています。靴は預けて5。赤に黄色の衣を纏った女がカッと目を開いてこちらを睨んでます(泣)ヒンドゥーは不気味です。並びにはトゥルスィーマーナス寺院。外から写真を撮ろうとしていた西洋人が注意されてます。(その前に撮った)壁には一面にラーマの物語が描かれ、奥には3ルピーでジオラマが見学できます。単純な動きを繰り返すだけの人形にインド人は真剣に見入ってます。猿が自分の胸を開いていたり、壺に棒を突っ込みかき回す女がいたり(ラッシーを作ってるのか?)さて、4時です。軽く昼飯にしましょう。「イーバカフェ」日本人がオーナーのオシャレなカフェです。ラーメン餃子に目が眩みそうになりましたが、なんとか踏みとどまって鳥天丼大根おろし載せセット♪アルコールは無いのでウォーター!というと、冷え冷えの1㍑ボトルが出てきました。乾いた体に染み込みます。みそ汁は少し濃いが旨い!生姜がニクいねっ、唐揚げは揚げたてでサクサクでわしわし米(
残念ながら長粒)をかっこみます♪うわー腹一杯になっちゃいました。294。腹ごなしに歩いて帰ります。今度は注意して迷路に挑みますが、また大幅に行き過ぎます(泣)シャワーと洗濯でサッパリ。6時半で腹が減ってきたのは気のせいでしょうが、ビール飲みに行きますか。ホテルの最上階がレストランになっていて、ガンガーを眺めながら料理とビールが楽しめますって歩き方にあったのでこのホテルを選んだのですが、考えて見りゃ、夜になったら川なんか見えません(泣)コックが一人なものでピザを1時間待ちましたが、缶ビールを飲みながらシタール?の演奏に身を任せます♪短調の調べの後ろで時折花火がドン!とうちあがります。まだ何かの祭りのようです。625。









ブッダガヤー3

2011-11-09 20:00:42 | 日記









タイトルはこんな付け方で分かりますかね?
ここは入り口で靴を預けますが、気持ちを払ってねっていう下手のようでこちらを見透かすような表示です(泣)武士はくわねどなんとかで、泣く泣く20札を出します。(細かい札がこれしかなかった)スリランカのアヌラーダプラの菩提樹の親がここに生えてますが、実は?悟りを開いた樹ではなく、4代目なんだそうです。もうブッダと関係ないないじゃん?台座が置かれて囲われています。回りには祈る坊さんや、歩き回る尼さんがいますが、私はふーん?と歩くだけです。悟りが開ける予感もしませんねぇ。
外に出ると、土産物屋が並んでます。全く興味が無いのでスタスタ歩いてると、声を掛けてくるインド人が。覚えてないか?ないよ。と冷たく言い放つと、宿のオーナーアソサンでした。それは失礼しました(笑)区別つかないんですよ、インド人の顔は。夕食はどうするか?えっ、宿で食べられるの?泊まってる客は私だけなので、子ども達と並んで家庭料理が食べられるかもっ!7時でお願いします!朝振り切ったラマも出てきます。この辺グルです(笑)仕方ない、付き合いで民芸品の店を訪ねます。お兄さんと伯父さんと三人で経営してるそうで、ラマは客引きですね。今年は日本人が少なくて死活問題なんだそうですが、貧乏な私を捕まえても仕方ないのでは?一般的に菩提樹の実の数珠は実は梅の実で、菩提樹の実は壊れやすいので、我々は研究して枝を加工して数珠を作った。売上の一部はインドの小学校の運営に役立ててる。あー、もう怪しすぎますが、ま、これも何かの縁、108個の玉を半分にしてもらって1000で手を打ちました。確かに一つ位
数珠を持ってても良いでしょう。日本人にとっては安い買い物だ。と本質を突いてきますが、それは日本にいるときの話なんだよなぁ。今の私の懐具合では痛い出費です(泣)










まだ許してはくれません。どうしてもトトロの木を見せたいようですが、それはまたワイフと来るからと断り、見たかった前正覚山にバイクで連れて行ってもらいました。400。6年籠もって悟りを開けなかった残念な洞窟です。途中でガソリンを1㍑入れたら75ルピー!日本と変わらないじゃないですか?これじゃあ乗り物が高くなるはずだっ。ま、ただの洞窟ですが、インド人にとっても観光スポットのようで、後から後からトゥクトゥクでバスで乗り付けてました。ヒドいのは上まで歩かずにカゴにのるババアもいましたね。足の弱い人は仕方ないか。蒸し風呂みたいにどっと汗が出ます。夏は死にますね。戻りながらラマが夜飲もうと誘ってきます。飲み屋に行くのでは無く、ビールを買ってどこかで飲む雰囲気なので、7時から夕食だからね、と釘を刺して2本分で150渡します。これは適正価格です。コイツが飲まなければ。夕方は日本寺で座禅を組みましょう。広間には日本カップルと西洋人夫婦にインド人3人。日本人の坊さんが現れ、まず
読経。30分も続いて脚も痺れかけてたら、さて、ではこれから座禅を行います?今のじゃなかったの?(泣)足を組んで印を結んで薄目を開けて15分が長かった…足が痛くて無の境地なんてとてもとても(笑)







日本寺の前からバイクでマハーボディー寺院の先の屋台村?に。観光客なんか居ない、地元民の食堂です。持ち込みですか。キングフィッシャーでプハーッ♪これは難度高過ぎです。面白いぞっ。話してみると、このハゲオヤジ(ラマ)は46歳?見えないよっ、と正直に述べると、(酔っ払い)あなたの方がもっと年上に見えたなどと酷い事を言います(笑)豆をつまんでると、アソサンに連れられた日本人のおじさんが。クルクル巻物を購入したそうです。ちゃんと金を落としてます、日本人!周りを見回すと、竹組にビニールシート。土間に木の椅子とテーブルで、心細い状況ですがもう酔ってますから大丈夫♪生野菜(ニンジン、玉ねぎ、キュウリ)にビールもお代わり!アソサンが、夕食どうする?と聞くので、家庭料理はキャンセルして、ここでチャパティとカレー。しまいにはラマが飲んでるラム酒を貰って大騒ぎ(笑)こんな飲み会を待ってました♪つまみとカレーで150徴収。明日は朝6時半の列車なんで、ラマに5時半に迎えに来ても
らう事にしました。バイクにデカリュックで大丈夫かっ?

ブッダガヤー2 (10/27)

2011-11-09 19:40:21 | 日記









何かの支障があるのか、メールの受信が現状できません。自分のブログも(コメントも)、私宛のメールも見れませんので、返事が無くても怒らないように(笑)ブログも追記が出来ないので、別の章に続きます。
子供には1で売ってるくせに、私には5だって(笑)量は多いが。ヒー辛い!汗が出てきました。続いてチベット(昨日とは別)には、メグちゃんお薦めの砂絵もあり、つい揺らしてみたくなります(笑)懐かしいクルクル文字のミャンマーで一通りめぐりました。いよいよブッダが悟りを開いた地に建つマハーボディー寺院です。

ブッダガヤー

2011-11-09 16:17:22 | 日記









六時半、バチンっと音がして電気が点いてファンが回りだします。あら?停電だったのね?めちゃ蚊が多いので毛布を被って寝てましたが、暑くはなかったな。洗濯をして八時半、また大音量のインド音楽が始まりました(泣)今日が最終日だそうです。外に出ると、待ち構えてたか昨日のオヤジ(Mr,ラマ)が、トトロの木いかないか?スジャータ村は?と誘いがありますが、後でねっと振り切ります。今日はタイ寺から始まります。昨日もそうですが、寺の入り口には必ず物乞いがタムロしてます。脚が無くていざって来られると心が痛みますが、キリがないのでとりあえずスルー。何か工夫してるのには寄進するようにしてます。(寝台車の廊下を、やはり両脚が無い男が這いずりながら掃いて綺麗にしてました。後で集金に?回ってきて、あーなる程これは参った、と小銭を渡しました)バングラデシュは建物も質素で、室内もガランとしてます。博物館を挟んで中国、ビルラー?、ベトナム。屋台に子供が群がってて、覗いたらじゃがいも♪好物です。