目覚めの扉 〜Great Awakening〜

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犯罪の温床になっている米医療NGO ~ Planned Parenthoodの真実 Part1

2019年02月26日 13時40分50秒 | キリン ブログ
こんにちは、樹林です。

まずは明るい話題を。今日のトランプ大統領のツイートですが、今年の7月4日の独立記念日にワシントンDCにて「Salute to America」という大々的なイベントを行うそうです。Saluteとは、乾杯とか、敬意を表するという意味ですので、アメリカに乾杯…といった感じでしょうか。花火やエンターテイメント、そして大統領の演説が予定されているそうです。いい意味で意味深なイベントの告知の気がするのは、私だけでしょうか?(^-^)
大きな動きがある日になるのでしょうか? 楽しみです。




さて、この週末はQが投稿をスローダウンしてくれたおかげで、前々から気になっていたテーマについてちょっとリサーチする時間ができました。少し重い内容ではありますが、ぜひ皆さんと情報をシェアしたいと思います!

まずは、こちらは2日前のQの投稿です↓



リンク先サイト↓


Qの「一歩前進」という言葉とともに、Planned Parenthood(家族計画連盟)という医療NGOへ対する財政支援を減額するという記事へのリンクがあります。 Planned Parenthood(以降、PPとします)は、人工妊娠中絶や避妊薬の処方だけでなく、低所得の女性へのヘルスケアを提供している保健医療センターを運営するNGOで、全米に700以上の拠点があるそうです。トランプがこのPPへの助成金を減額した途端、ヒラリークリントンが反撃のツイートをしました。



今回の財政支援の減額は、PPと、安全で合法的な中絶を求めつつも他では治療をする経済的余裕のない160万人の患者へ対する攻撃です。と、コメントしています。ヒラリークリントンは、女性の自立や権利を守るということで後期の人工妊娠中絶を推進していますから、ここは発言しない訳にはいかないのでしょうね。ここ数日、ヒラリークリントンはトランプに対して直接的な攻撃にでてきていますね。 必死さが伝わってきます…(;^ω^) 

先ほども書きましたが、ヒラリークリントンは女性の自立や権利の確立を守るということで、人工妊娠中絶の推進派です。日本でも人工妊娠中絶は普通に産婦人科医にて可能ですから、何が問題なんだ?と思う人もいると思います。私もはじめはなぜ今更アメリカという先進国で人工妊娠中絶の論争が起きているんだろう?と思いました。キリスト教の人が多いから人工妊娠中絶には反対の人が多いのかな?くらいにしか思っていませんでした。

そんな折に、2016年の大統領選の際の人工妊娠中絶に関するトランプとヒラリーの討論の動画をみました。そこで知ったのは、彼女が推進しているのは後期の妊娠中絶を可能にすること。後期といっても、なんと厳密にいうと「生まれる前の瞬間まで可能な人工妊娠中絶」なのです。要は、赤ちゃんがもう1時間後に生まれるとしても、中絶できるようにすること推進しています。望まない妊娠や、養育が困難な母親たち、レイプなどで妊娠した場合などさまざまな理由で人工妊娠中絶を必要とする女性たちの権利を守るためだそうです。そのヒラリーに対してトランプは、今日にも明日にも生まれてくる子供を母親の子宮から取り出すというのは自分は許容できない。ヒラリーにとってはそれは許容できることかもしれないが、自分にとってはそれはあり得ないことだと断言していました。

それにしても、生まれる前の瞬間までって…?そんなの可能なの?!というのが正直な印象でした。看護師の友人によると、要は直前での中絶ということは陣痛促進剤か何かでまずは出産させて、出産させると同時に呼吸を止めさせるということなんじゃないかとのこと。それをきいて更なる衝撃でした。日本のメディアでは、トランプはキリスト教信者だから人工妊娠中絶に反対しているという話しかしませんが、そんな簡単な話ではないのです。そのまま生まれたらもう普通に出産したのと変わらない状態の赤ちゃんを、息を止めさせるということなのですね…。私もやはりトランプ同様、私もこれはちょっと受け入れ難いと感じます。

さて、ヒラリークリントンですが、彼女がPPに対する財政支援の減額に異論を唱えるのにも、中絶する権利を守ろうとするのにも、実は裏があるようです。実はこのPP、表向きは若者や低所得者層の女性たちの避妊や人工妊娠などのヘルスケアを行う医療NGOとなっていますが、実はダークな側面をもった団体のようです。日本でも知っている人は知っている話ではありますが、今日はまずざっとPPの概要を書きたいと思います。

まずこれは2014年に2014年7月、PPが堕胎する女性に赤ちゃんの臓器や細胞の販売を違法で行っているとの噂があり、医療専門家とジャーナリストで構成され、医学の倫理と進歩について監視活動を続けている団体が調査を行いました。その際、バイオ医薬品企業の社員のふりをし、胎児の臓器などを購入することに興味があると嘘をついて、PPのシニアディレクターとレストランでビジネスランチをしつつ、その様子を隠し撮りしたのです。



その隠し撮りされたビデオの内容は衝撃的なものでした。ロスアンゼルスの普通のレストランで美味しそうに食事をしてワイングラスを傾けながらPPのシニアディレクターの女性は、まるで肉屋さんが解体した肉を売りさばくかのような口調で自分の団体で扱っている胎児の臓器や細胞がどれだけいい状態であるかを説明します。堕胎した胎児から摘出された臓器や細胞は人気で需要が高く、時には下肢や筋肉まで求められることもあるけど、そこら辺のパーツは処理が簡単。PPでは中絶を行うので、お客からリクエストがあった場合は、その臓器を潰さないよう気を付けながら胎児を取り出し臓器を摘出している。特に心臓、肺、肝臓が人気がある。臓器売買は違法だけれど、解釈次第では合法だ。などなど、聴いていて耳を疑う内容です。食事をしながらこんな話をするなんて…と、初めて見たときには衝撃を受けました。

Planned Parenthood Uses Partial-Birth Abortions to Sell Baby Parts



このビデオの内容が流出したあと、PP倫理の問題と臓器売買の違法性の可能性についてアメリカでは大きな社会問題としてニュースなどで取り上げられました。PPの広報担当者はこのビデオの内容に対して、内容が歪曲されて伝わっている。自分たちは間違ったことはしていない。病気の治療や研究に役立ててもらうための社会貢献として行っていることだ。中絶した女性たちからの同意書ももらっている。胎児の臓器は安価で販売しているので、コストを考えると利益はでていない。という見解を発表しました。

中絶した胎児から採った組織を研究のために提供することは、中絶した女性からの同意があれば合法ですが、人体組織や臓器を売買することはアメリカではもちろん違法です。結局このビデオが発端となり、この件に関しては臓器密売事件として扱われ有罪となり、2017年には780万ドルの罰金を払う結果になったそうです。
PPにインタビューをした監視活動団体の報告記事(英語)↓
http://www.centerformedicalprogress.org/2017/12/planned-parenthood-baby-parts-business-partners-admit-guilt-in-7-8-million-settlement/


2月21日の記事ですが、PPから胎児の体の一部を購入した罪で会社経営者が逮捕されたというニュースがありました。



記事では、裕福なエクアドル人兄弟の営むカリフォルニア州にある企業が2月13日にICE (US Immgration and Customs Enforcemnt の略称で、日本でいう移民税関捜査局)によって摘発されました。犯人の2人はアメリカに不法入国をしていて、なおかつICEはこの兄弟のエクアドルと南カリフォルニアで犯罪を犯していることを把握しており、調査をしていたとのことです。この会社はカリフォルニア州のPPから胎児の臓器や体の組織を排他的に購入するために作られた会社であり、買い取った臓器などは取引されるために海外へ持ち出されていたということです。
記事(英文)↓
https://www.lifenews.com/2019/02/21/owners-of-company-that-bought-aborted-baby-parts-from-planned-parenthood-are-arrested/


ということで、違法な胎児の身体組織や臓器の売買、まだ全然続けているのですね。衝撃です。とりあえず今日の記事はここまでで、このPPの闇の続きはPart 2 へ続きます。
今日も最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました(^-^)


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