詩育日誌12.23わた雪
はるかむかしに好きな人をしくじったツミが重たくてまえに進めないいっつも、ツっパっとる...
ゆらぐかけらShakenFragments⑩魚
魚のゆらぐかけらがめらめら小さな渦の流れが魚影を泳がせる ほかの魚が遠ざかると尾ひれ...
詩育日誌12.21青いイルカの夢⑰橋になる
島に漂着した砂のうえできづいたもうひとりなんだそう、だよな。返事はじぶんにキツめにか...
詩育日誌12.20いま世界はうなだれている㉒あったかい、なっ。
ここまできたらもうヤギの温泉「源泉かけ流し」かんばんのうすい字体がすねている (そう...
詩育日誌12.19あ、やっぱり。
ふとんを干すまえに朝市にいったサカナくんが笑っているみたいなほっとする顔が口をひらいたゆうべは、風がつよかったでしょ。ドキッとするきのうの夜はいなかったあ、そうですね。ピオーネ...
ゆらぐかけらShakenFragments⑨氷
氷のゆらぐかけらがきゅるきゅるためらいが青にとじこめられている 言いたい…言いたくない…楕円...
飼育日誌12.17青いイルカの夢⑯今年も💛あと少し。
太郎く~ん、今年は💛楽しかった! 来年もまっさおで会えるよね。 イルカスタイル愛しの...
詩育日誌12.16いま世界はうなだれている㉑うずまき
宇宙の始まりがうずまきになってわき腹にあるちょっと、自慢。 (繊細なガラスの糸が白と...
詩育日誌12.15表具師
表装する もう少しの、辛抱。を カザマさん九〇歳こえても名人は名人そのころのやぶれた...
ゆらぐかけらShakenFragments⑧水
水のゆらぐかけらがころころいらいらしない葉脈の曲がりぐあいと そっくりなやる気いっぱ...