馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

いま世界はうなだれている(44)背で吠える春

曇り空
家から歩いて3分で
昼のお弁当、忘れないで。
原っぱが
出迎えてくれる

(その人は眼を閉じている、うれしいはからだで表現される

笑顔の対角線で
スターター紐を引く
エンジンがおかしい
かかっても
スロットルを戻すと止まる

(かぶせられた新聞紙のふくろのなかで糸状菌も困惑する

やる気が萎える
バイクのオイルは、いけん。
濃ければいい
と思っていた

(春が進化して背中にのる

(つづく)


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