馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

22.10.16 赤まんま(イヌタデ)

ユキちゃんが赤まんまをおいしそうに食べている。さすが女子だ。まま事遊びで赤飯になぞらえたからそう呼ばれるらしい。

俳句では、「犬蓼の花」「赤のまま」「赤まんま」などとして近代になって秋の季語となる。

種小名の longiseta は「長い刺毛の」という意味らしい。

名前を知ることで赤まんまが急に草原に浮上してくる。言語による世界の分節化ってこのことだろう。野から色が消えていく秋のこの時期、花穂の紅紫色はヤギ野原にうるおいを与えてくれる。

朝ごはん花穂を浮かせる赤まんま

ウオーキング分節する野に赤まんま

休日には、ヤギたちを柵の外に連れ出す。

カタロウはづくし柿に一目散。大好きだ。ちょっと目をはなしているうちに2・3個はぺろり。

彼はチャレンジ精神旺盛。届きそうで届かないものをやたら欲しがる。

ヤギにも個性がある。ユキちゃんが好きな赤まんまにカタロウは我かんせずである。

届かない線のむこうに赤まんま


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