また雨滴がきたおおうものなにかあるところへ急ごうそっちへうしろ姿だけ揺れている加速するすきまでしばらく我慢日本海にいつも傾いて電車は走るから水平視線で見ると島と半島の区別はないやさしい色ですね、意外と。あれやろうと思ってはじめてから何をやりたかったのか忘れたままきみのような前髪の雨が椅子に座っている波がきた、窓に。荒々しい砲撃からでてくる雨脚でかくまうものなにもないところへ帰ろう許せないけど仕方ないそのうえを急いで