馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

22.9.25 松の葉もみ①

松の葉もみの季節がやってきた。

台風が夏を吹き飛ばしてくれて、秋らしくなった。

ハシゴの上にのぼって、ゆっくり確実に松の葉をもんでいると、涼しげな風が吹いてきて、秋になったなと実感させられる。

ゆったり流れるその時間が好きだから、一度に全部やらない。机とハシゴを行ったり来たり。

春5月には、上のように芽摘みをしてすっきりしていた。これらの芽が梅雨から夏にかけて、下の写真のように繁茂する。梅雨のころはその新緑がきれいで楽しませてもらったのだが。

このように繁っている葉のうち去年の古い葉をむしっていく。このままにしておくと光が入りにくいので奥の葉が弱る。風が通らないので虫がくる。雪がたくさん降ったら枝が折れるなど、良いことはない。

やりかたは、強くむしると今年できた小さい芽までちぎれてしまうので、指を芽の根元に差し入れて、ぐるぐる回すようにもむ。葉を下からもんだあとは、まさに「もみあげ」状態になっている。「葉もみ」とはよく言ったものだ。

古い松葉をむしり、春に摘みそこねた芽を摘むと、上のようなかんじにすっきりし、向こうの景色が透けて見えるようになる。一枝ごと、ゆっくりやっていく。


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