馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌11.09潤目

冷えてきた蒼々に
うるうる
吊るされたばかりの
中身がない
はなしから滴がたれて
長ごうなって
しかも生ぐさいけど
まっすぐ進まない
朝の食卓には
潤目がひとり座って
バッハを聴いている
こころは背のがわにいて
開かないまま
外だけ干されて
塩ふいてきた蒼々に
うるうる
窓の外で
終わりそうにない
おしゃべりを
いやいやひねりながら


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