自分史・・純粋バカ一代・・ZAIYA友二 ・・デビルモンスター回顧録……旧タイトル 515の放浪

デビルモンスター逸話集・・そののちにアメリカ人たちから『デビルモンスター』と呼ばれた『オレ』の思い出話・・

≪純粋バカ一代≫《第31話》【対決免許試験場】≪21≫

2016年04月28日 12時37分09秒 | 自分史
【21】
試験後、いつものように待合室で外を見ていた。

ふっと目の前に誰か立った。見ると、30歳代細身の眼鏡スーツ男だ。

その男は「国家公安委員会の者です」と言った。先週の事件のために来たか。「東京から来たんですか。それはごくろうさまです」
・・ということは他に警察官もいるはずだ。

ゆっくり後ろを見ると、待合室の外に3人の男がいる。1人は外を見ていたが、2人は俺の方をじっと見ていた。私服警官か。

ゆっくりと、左の方を見ると、門を開けている試験課の職員がいた。その向こうの道路には、警察バスが見える。
短靴が見える。機動隊か。

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