自分史・・純粋バカ一代・・ZAIYA友二 ・・デビルモンスター回顧録……旧タイトル 515の放浪

デビルモンスター逸話集・・そののちにアメリカ人たちから『デビルモンスター』と呼ばれた『オレ』の思い出話・・

≪純粋バカ一代≫《第31話》【対決免許試験場】≪24≫

2016年04月30日 00時01分29秒 | 自分史
【24】
俺のほうから切り出そうか。

「俺は一人だけど、政治犯だと思ってる。逮捕して裁判にしようか?」
国家公安委員会男は黙っている。

「最高裁までやろうか。それで県の公安委員会の不正行為を、世間に知らせてやる」
国家公安委員会男はまだ黙っている。

左の門の試験課の職員が深々とお辞儀をして、扉を閉めたのが見えた。誰にお辞儀をしたんだ?だが、これで門からの機動隊突入はなくなったな。

ゆっくり後ろを見ると、3人の私服警官はいなかった。

隣の部屋では、男が激しく肩を動かしている。

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