フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、現地22日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのモナコ対ユベントスの展望を語っている。
デシャン監督は選手時代、1993年と1996年にそれぞれマルセイユとユベントスで一度ずつ欧州王者に輝いている。2001年シーズン終了とともに現役を退くと、引退直後にモナコの指揮官に就任し、2004年にはCL決勝まで勝ち進んだ。また、2006年には1シーズン限りユベントスを率いてセリエA昇格に貢献している。
仏メディア『RTL』で、古巣クラブ同士の一戦について問われたデシャン監督は「CLの試合は面白い。クオリティーが高いからね。全てのゲームに目を通しているわけではないが、ユベントス対モナコの1stレグは観たよ。両チームともうまくプレーしたと思う。ユベントスにはわずかなアドバンテージがあるね。モナコはまだ力を出し切っていないようだった。彼らが次戦で素晴らしいパフォーマンスを見せれば、ユベントスにも勝てると思う。経験豊富なイタリアのチームだが、プレッシャーはかかっているはずだ」と分析。
また、太ももの肉離れで戦線離脱している同国代表のMFポール・ポグバについては「彼はまだ22歳で、向上が必要なこともいくつかある。得点は今以上に決めることができるだろうし、守備に関しても成長する余地があると思う。今のクオリティーを下げずに伸ばせる部分はいくらでもあるんだ。彼がフランス人で良かったよ。私は幸せ者だ。
ポグバは現在もビッグクラブでプレーしているが、もし移籍するとなればそこは素晴らしいチームになるだろう。全てのビッグクラブが彼に関心を示している。何が起きるかは分からないが、先発出場が保証されているところに行くべきだよ」と期待を寄せた。
尚、14日にトリノで行われた1stレグではユベントスがモナコを1-0で下しており、2ndレグはモナコのホームで開催される。
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