大阪市内の府営住宅で自治会長の男性が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されその後、釈放された元副会長の男性が嫌疑不十分で不起訴処分となりました。
去年5月、大阪市東淀川区の府営住宅の廊下で、当時、自治会長だった大仲正文さんが頭を殴られ殺害されているのが見つかりました。
警察は直前まで大仲さんと一緒にいた鈴木昭・元副会長(69)を殺人の疑いで逮捕しましたが、大阪地裁は先月18日に処分保留で釈放し、31日、「十分な証拠が得られなかった」として不起訴処分としました。
鈴木元副会長は逮捕後、容疑を一貫して否認していました。
「(不起訴は)当然の形であって、心より喜んでいるわけではない」(鈴木昭さん)
不起訴処分について、大阪地検は「公判を維持する十分な証拠が得られなかった」とコメントしています。(01日02:52)
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