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政治そのほか速

政治そのほか速

応募ゼロ…高齢化日本一の村での地域おこし協力

2015-02-09 09:41:57 | キャリア・教育
 

  高齢化が日本一進んでいる群馬県南牧(なんもく)村が昨年12月、初めて募集を始めた「地域おこし協力隊」への応募者が26日正午現在ゼロで、担当者が頭を抱えている。

  締め切りは31日。問い合わせも少なく、村幹部は「取り組んでもらう業務は限定していない。村民と話し合い、自由に挑戦して」と応募を呼びかけている。

  同村は同県南西の山間地にあり、人口約2200人。主要産業はコンニャクイモや花の栽培だが、鉄道の駅や高速道路インターチェンジが隣町にしかなく、2010年国勢調査で高齢化率が57・2%で日本一。昨年5月に発表された民間研究機関「日本創成会議」の推計でも、10~40年の若年女性(20~39歳)減少率が全国ワースト1で、40年に人口は626人になるとされた。

  募集は首都圏などに住む20~40歳の男女3人。村が住宅を用意し、「道の駅」の販売戦略や特産品開発、移住者受け入れなど、村の活性化策に1年間取り組む。月15万円の給与のほか、ガソリン代などが支給され、期間は3年まで延長できる。

  窓口である村づくり・雇用推進課(0274・87・2011)の茂木毅恒(もてきたけつね)課長は「若く、新しい発想を生かして、村の将来を考えたい」と望みを捨てていない。


経団連会長、ベア「昨年以上期待」

2015-02-09 09:41:57 | キャリア・教育
 

  経団連の榊原定征(さだゆき)会長は27日、大阪市内で記者会見し、2015年春闘について「収益をあげた企業は賃上げに前向きに対応してほしい」と述べ、企業に積極的な賃上げを呼びかけた。

  榊原会長は、14年春闘での賃上げ水準2・2%(主な大手企業の平均)のうち、基本給を底上げするベースアップ(ベア)部分が0・5%、定期昇給などが1・7%に相当すると指摘。「昨年並み以上の賃上げを期待したい」とし、ベアについても昨年以上の水準になることに期待感を示した。

  また、育児や教育の支出が多い子育て世帯の賃金について「配分を手厚くする方向で考えるべきだという話もある。今後いくつかの企業でもそういう動きが出てくることを期待したい」と述べた。


女心くすぐる地酒…奈良・天理市女性職員、酒蔵と開発

2015-02-09 09:41:57 | キャリア・教育
女心くすぐる地酒…奈良・天理市女性職員、酒蔵と開発 
  • <noscript></noscript>完成した「RURIHAI」を手にする(左から)吉田さん、石田さん、工藤さん(天理市役所で)
  •   奈良県天理市役所の女性職員と地元の酒蔵が協力して日本酒「RURIHAI(瑠璃杯)」を開発した。

      天理の地酒の魅力を発信しようと職員側が企画。酒蔵や天理駅前広場で開かれる天理マルシェで販売される予定だ。“酒好き女子”を自認する職員らは「女性にも気に入ってもらえる味わいで、天理のお土産に選んでもらいたい」と呼びかけている。

      きっかけを作ったのは、市職員同士の飲み仲間、吉田久恵さん(44)、石田久実代さん(37)、工藤千恵美さん(51)の3人。職種の違う3人だが、今年の市制60周年を機に大好きなお酒で天理をPRできないかと思案。昨年12月に市の会議で提案し、居酒屋に集まってはアイデアを練ってきた。

      予算も経験もなかったが、同市の酒蔵「稲田酒造」と「増田酒造」に頼み込み、協力を得た。「女性でも飲みやすくて、ちょっとおしゃれ」をコンセプトに、3人はそれぞれの酒蔵が販売している商品の中から試飲を繰り返し、すっきりした飲み口の清酒を選んだ。

      女性心をくすぐろうと、商品名やパッケージも試行錯誤。奈良が誇る正倉院宝物の酒器「瑠璃杯(るりのつき)」をイメージしたものに落ち着いた。お土産として持ち帰りやすいよう、180ミリ・リットルの2本セットで1000円(税抜き)に設定し、今月初めに完成した。

      県酒造組合(大和高田市)によると、県内の酒蔵ではアルコール度数を下げたソフトタイプやスパークリングタイプなど女性が好む商品の開発が進んでおり、日本酒を楽しむイベントにも女性の参加者が目立つようになってきているという。

      吉田さんは「同年代の女性たちも地元の日本酒に親しむ機会が増えればうれしい。仕事終わりの一杯や、妻や恋人へのプレゼントにも活用してもらいたい」と話している。

      問い合わせの窓口は、稲田酒造(0743・62・0040)へ。

     完成した「RURIHAI」を手にする(左から)吉田さん、石田さん、工藤さん(天理市役所で)

      (岡田英也)


ワープロ修理、再起の恩返し…前橋

2015-02-09 09:41:57 | キャリア・教育
ワープロ修理、再起の恩返し…前橋 
  • <noscript></noscript>はんだごてを使ってワープロを修理する丹治さん(前橋市堀之下町の福島ビデオで)
  •   東京電力福島第一原発事故の影響で、福島県いわき市から前橋市に自主避難しているワードプロセッサー(ワープロ)修理店「福島ビデオ」の丹治幹夫さん(60)が全国から届く顧客の励ましで再起を果たしている。

      高齢者や障害者のコミュニケーションの手段として欠かせないワープロ。丹治さんは「一つでも多く修理して、恩返しをしたい」と話している。

      縦約18センチ、横約25センチの小型機やブラウン管型……。同店には、修理できずに眠っていたワープロが全国から届けられる。

      コンピューターの研究者らで組織する「情報処理学会」などによると、ワープロは1978年から2001年まで生産され、累計販売台数は約3000万台に上った。パソコンにおされて需要が急減し、生産は打ち切られたが、別途プリンターを用意することなく文章を印刷できるなど簡便な機能が好まれ、現在でも中高年層や身体障害者らの愛用者が多いという。

      丹治さんは1979年、いわき市で家電修理店を開き、ワープロ修理を手がけてきた。2010年8月に同店を紹介するテレビ放送後、ワープロの修理依頼が急増。専門店になることに決め、インターネットオークションなどで修理部品となる不用ワープロを積極的に調達し、常時約2000台をそろえてどんな修理にも対応できるようにした。

      しかし、福島第一原発事故が発生。自宅が原発から半径36キロ地点付近にあったため、放射能の影響を心配し、11年7月、妻と原発から遠い前橋市に転居した。

      「ワープロが直り、地域の活動に積極的に参加できるようになった。今度は私が助ける番です」「あなたを必要とする人は多い。震災に負けないでください」

      不安はあったが、顧客に移転を知らせるハガキを送ると、温かいメッセージが書かれた手紙とともに見舞金や修理部品用のワープロが届いた。「自分の仕事の意義を実感し、涙が出てきた」と話す。

      現在は、ネットでの口コミもあり、毎月50台前後の修理依頼があるという。丹治さんは「良い仕事をして、お客さんの期待に応えていきたい」と笑顔で語った。


写真コンテスト優勝で会社設立できるかも…岐阜

2015-02-09 09:41:57 | キャリア・教育
写真コンテスト優勝で会社設立できるかも…岐阜 岐阜県輪之内町の電気設備資材メーカー「未来工業」(名証2部上場)が、会社創立50周年を記念した来年2月のイタリア社員旅行で撮影した写真のコンテストを行い、優勝した社員に会社設立の権利を与えるユニークな試みを実施する。

  同社はほぼ5年に1度、会社負担で全社員の海外旅行を行っている。今回は、若手社員を中心とした実行委員会が旅行先や企画を考え、単なる慰安旅行にしないため、写真コンテスト優勝者に会社設立権を与える「社長になるのは誰だ!」などを提案。山田雅裕社長が快諾した。

  新会社設立は役員会の承認が必要だが、未来工業が資金面で支援する。山田社長は「社員がどんな新会社の提案をしてくるか楽しみ。将来、新事業開拓に結びつくものがあればうれしい」と話している。

  旅行は2月8日~13日で、同社のグループ社員約1140人が対象。参加者は毎回6割ほどで、今回は約2億円の費用を見込む。同社は年間の休日が約140日で、「日本一休みが多い上場企業」とも言われているという。文化貢献で劇団公演などを開催して市民を無料招待するなどの活動もしている。