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政治そのほか速

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小1にサポーター 授業円滑…高知

2015-02-09 09:41:57 | キャリア・教育
小1にサポーター 授業円滑…高知 
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  •   高知市教委は今年度、小学1年生の学校生活や学習を手助けする「小1サポーター」を市立13小学校に配置した。

      入学間もない児童が学校生活に適応できず、授業中に騒ぐなどの「小1プロブレム」を解消するのが狙いだ。

      市教委によると、2011年度、全市立41小のうち8校で、授業中に私語がやまない、児童が教室外に出て行くなどの問題が発生。13年度も4校で起きた。このため、市教委は元教員や主婦、教員志望の大学生ら36人をサポーターに委嘱。1学期の3か月間、教室に派遣した。謝礼は1日1000円だ。

      7月15日、横浜小学校の1年1組では、児童約30人が担任の樋口真矢教諭(48)から算数を教わっていた。全員でプラスチック製のブロックを使いながら計算問題に取り組む中、一人の男児がブロックを手にして遊び始めた。気づいたサポーターの主婦、利根由里さん(43)がすかさず近寄り、ほほ笑みながら「今は問題をやらんといかんよ。ほら、前を見て」と声をかけた。男児は「はい」とうなずき、正面の黒板に向き直った。

      同小のサポーターは利根さん一人で、ほぼ毎日、2時限目から昼休みまで勤務。3クラスを回り、児童が教師の話を聞いていなければ注意し、板書の内容を書き写すのが遅れていれば手助けする。給食の配膳や体操服の着替えなども手伝う。悪いことをしているのを叱ったり、ケンカを止めに入ったりしたこともある。

      小学生の息子がいる利根さんは「やりがいがある。接していると、子どもたちが成長していくのを感じた」と振り返る。

      樋口教諭は「担任一人で児童全員の様子を把握するのは難しい。サポーターにいてもらえると助かる。子どもたちも話しかけやすいようだ」と歓迎している。

      同様のサポーター制度は、東京都葛飾区や仙台市、岡山市などでも実施されている。高知市教委の今西和子・就学前教育班長は「小1プロブレムはどの学校でも起こりうる。地域の力を借りながら、新入生がスムーズに小学校になじめるよう支援していきたい」と話す。市教委では来年度以降、実施校を増やしていく方針だ。(高知支局 菊池真司)


表情生き生き、小学生がプロと創作オペラ…埼玉

2015-02-09 09:41:57 | キャリア・教育
表情生き生き、小学生がプロと創作オペラ…埼玉 
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  •   埼玉県久喜市立清久(きよく)小学校の児童たちが、創作オペラの上演に取り組んでいる。

      専門家の指導を受けながら、出演や音楽演奏をこなし、舞台装置や衣装も作る試みだ。同小は活動を通じ、学ぶ意欲と自信を高めることを狙う。

     

    作曲家、音楽療法士、昭和音大研究所も協力

     

      子どもによる創作オペラ活動はドイツで盛んだ。約10年前からベルリンで指導にあたってきた作曲家、久保摩耶子さん(66)が昨年、東京で開かれた会合で紹介した。

      活動する子どものスライドを見た同小の長原順子校長(56)が「表情が生き生きしている。わが校でも取り入れたい」と久保さんに指導を依頼した。教員の賛同を得て、総合学習の一環として実践することを決め、市や文化庁から助成金も得た。

      活動に参加する児童は3~6年生128人全員だ。指導するのは、一時帰国した久保さん、音楽療法士の渡辺えりかさん(38)やプロの演出家らで、昭和音楽大学オペラ研究所も協力する。

      脚本や音楽は、児童たちが実際に見た夢をもとに、久保さんが書き上げた。「おもちゃのロボットの電池を替えたら爆発した」「綿菓子が空から降ってきた」など八つの話が主に歌と踊りで展開される。曲はマリンバや太鼓などを用いて演奏する。

     

    大きな声で「わっしょい!」

     

      練習は9月から、毎週2時間ずつ行っている。10月中旬、みこしを担ぐシーンを練習中の3、4年生に、渡辺さんが「もっと大きな声で」と呼びかけると、「ワッショイ!」と一段と張りのある声が上がった。

      ロボット役で舞台に立つ6年、野崎華衣(かい)さん(12)は「オペラを見たこともなかったので、初めはびっくりしたけれど、みんなと力を合わせるのは楽しい」と話す。

      久保さんは「昼休みも自主練習するなど、『いいものを作りたい』とやる気が出てきた」。長原校長も「登下校時に曲を口ずさんでいる児童もいる」と手応えを感じている。

      山下薫子(かおるこ)・東京芸術大学教授(音楽教育学)は「総合学習を活用して音楽劇に取り組む学校は以前からあるが、ここまでプロが指導するのは珍しいのでは」と話している。公演は11月28日、久喜総合文化会館で行われる。(編集委員 三好範英)


親は「就活サポーター」に徹する

2015-02-07 10:27:11 | キャリア・教育
親は「就活サポーター」に徹する 
  • <noscript></noscript>イラスト・藍原真由
  •   「娘が内定をもらえません。面接での答え方がダメだと思うのですが」

      就職活動中の娘さんがいる母親から、心配する電話がありました。面接でのやりとりを家で本人に再現させたようです。

      最近、親御さんからの相談電話が増えています。女子の場合、母親と一緒に買い物に行ったり、旅行したりする年代なので、就活にも、父親より母親が首を突っ込みがちです。

      ただ、面接の様子まで把握し、「ダメ出し」する例は初めてだったので、少し驚きました。

      親が子どもを心配するのは当たり前です。小さいころから、学校の成績や受験など、二人三脚でやってきた親も多いと思います。では、就活には、どこまでかかわればいいのでしょう。

      親が知っている就活の常識は、30年前のものかもしれません。親がいいと思っている大企業に、必ずしも将来性があるかどうかもわかりません。

      また、親が代わりに面接を受けることはできないし、その会社で働くこともできません。子どものサッカーの試合のピッチに、親が立つことができないのと同じです。

      就活でも、親は「サポーター」であることを忘れずに、なるべく応援に徹してほしいと思います。例えば、体調を気遣うなど子どもの生活面を支えるのは親の役目です。子どもが内定をもらえず心配な場合は、専門家がいる大学のキャリアセンターなどに、本人を相談に行かせることをおすすめします。(ハナマルキャリア総合研究所代表)

      (2014年8月5日の読売新聞朝刊に掲載)


「キリスト教の祝祭」「祝勝会」「内祝い」

2015-02-07 10:27:11 | キャリア・教育
 「街のいたるところでイルミネーションが輝き」(The whole town is illuminated.)、クリスマス気分にあふれています。

  クリスマスは本来、「イエス・キリストの誕生を祝うためのキリスト教の祝祭」(a Christian feast commemorating the birth of Jesus Christ)です。feastは「お祝い」の意味です。

  お祝いと言えば、師走選挙となる衆院選では、現職も、新人も、前回選挙の落選組も、「候補者たちは皆、この1年を祝勝会で締めくくりたい」ことでしょう。括弧部分を英訳すると、Every candidate wants to wrap up the year with a party to celebrate his or her election.です。wrap upは「完成させる、締めくくる」の意味です。

  英語での説明が難しいのが「内祝い」です。「自家の祝い事に物品を贈って祝意をあらわすこと」(広辞苑)ですから、「内祝いの品を贈る」は、send presents in celebration of a family eventなどの表現が可能です。in celebration of...は「~を祝って」の意味です。「妹に娘が生まれ、内祝いにお菓子の詰め合わせをもらった」は、My sister gave me an assortment of sweets to celebrate her daughter's birth.と訳せます。

  ただ、最近では慶事にもらったお祝いへの返礼品を指して使われることも多いようです。Thank you for celebrating our marriage. Here is a little something in return.は「結婚のお祝いをありがとう。これ、ささやかな内祝いです」ということです。in returnは「返礼として」です。(田川理恵記者)

  ※今回は東京都豊島区の伊藤恵さんの質問にお答えしました。


小1にサポーター 授業円滑…高知

2015-02-07 10:27:11 | キャリア・教育
小1にサポーター 授業円滑…高知 
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  •   高知市教委は今年度、小学1年生の学校生活や学習を手助けする「小1サポーター」を市立13小学校に配置した。

      入学間もない児童が学校生活に適応できず、授業中に騒ぐなどの「小1プロブレム」を解消するのが狙いだ。

      市教委によると、2011年度、全市立41小のうち8校で、授業中に私語がやまない、児童が教室外に出て行くなどの問題が発生。13年度も4校で起きた。このため、市教委は元教員や主婦、教員志望の大学生ら36人をサポーターに委嘱。1学期の3か月間、教室に派遣した。謝礼は1日1000円だ。

      7月15日、横浜小学校の1年1組では、児童約30人が担任の樋口真矢教諭(48)から算数を教わっていた。全員でプラスチック製のブロックを使いながら計算問題に取り組む中、一人の男児がブロックを手にして遊び始めた。気づいたサポーターの主婦、利根由里さん(43)がすかさず近寄り、ほほ笑みながら「今は問題をやらんといかんよ。ほら、前を見て」と声をかけた。男児は「はい」とうなずき、正面の黒板に向き直った。

      同小のサポーターは利根さん一人で、ほぼ毎日、2時限目から昼休みまで勤務。3クラスを回り、児童が教師の話を聞いていなければ注意し、板書の内容を書き写すのが遅れていれば手助けする。給食の配膳や体操服の着替えなども手伝う。悪いことをしているのを叱ったり、ケンカを止めに入ったりしたこともある。

      小学生の息子がいる利根さんは「やりがいがある。接していると、子どもたちが成長していくのを感じた」と振り返る。

      樋口教諭は「担任一人で児童全員の様子を把握するのは難しい。サポーターにいてもらえると助かる。子どもたちも話しかけやすいようだ」と歓迎している。

      同様のサポーター制度は、東京都葛飾区や仙台市、岡山市などでも実施されている。高知市教委の今西和子・就学前教育班長は「小1プロブレムはどの学校でも起こりうる。地域の力を借りながら、新入生がスムーズに小学校になじめるよう支援していきたい」と話す。市教委では来年度以降、実施校を増やしていく方針だ。(高知支局 菊池真司)