この中で１番

土曜日は別々の用事があった私たち

帰りは阿部野橋で待ち合わせをして、
夕飯を済ませて、ちょっとブラブラ。

『デパ地下行く？』
って言ったら、

目キラキラさせて
『うん』
と、ダンナ君。

もう閉店間際で魚屋さんにはもう殆ど品物は並んでない。

私は御座候の回転焼きを買いに行って、
ダンナ君は魚屋さん周辺を回る。

合流すると、

『あれ、買おうか』

と指差した先を見てみる。

発泡スチロールに入ったたくさんの小さめの『いわし』

ヒェー誰が料理するんやろ

と内心思いながら、

『買いたかったら、買いー！』
と、更に目をキラキラさせるダンナ君

ビニール袋に氷と一緒に入れられたいわし達。

あんなにたくさんやのに、400円

で、その袋を持って電車に乗り込む。

『この電車の中で魚の所持数、絶対１番やで！』

とダンナ君。

そうやろね、80匹はいたもんねぇ。

家に着き、早速調理

いわしの内蔵と頭を取っていく担当と、
中をキレイに洗っていく担当とに分かれて、
どんどん進んでいく。

ちなみに私は洗う担当。

数をこなしてくると要領もよくなり、スピードアップ

半分は炊き、半分は南蛮漬けにする事にした。

南蛮漬けの方は揚げてから、漬けていくから、手間がかかる

私は揚げていく。
漬ける方の味付けはダンナ君。
炊いたのもダンナ君。

大事なところはダンナ君。

メインはダンナ君だとしても、今回のお料理ほど、
『一緒にした～』
って思った事はない。

肝心の味の方はというと、
すっごいすっごいおいしかった！

約２時間半かかった

努力の賜物やね