goo blog サービス終了のお知らせ 

ぬるい!砂糖も多い!

おいしいコーヒーが飲みたい

マハーバーラタ雑感:2

2017年12月06日 | 日記
インドの大叙事詩『マハーバーラタ』の筋立ては、日本神話の海幸山幸の話に似ていると思えてしかたない。

1.どちらの主人公も、天から降りてきた神様を父親とする。
2.1.にもかかわらず、主人公たちがその出自の正しさを疑われる場面がある。
3.どちらの主人公も、「燃える家」から出てくるという経験をもつ。
4.どちらの物語も、骨肉の争いが軸になる。
4-1.主人公は、「兄弟」によって追放され、異界に赴く。
4-2.主人公は異界訪問中に、武器を得る。
4-3.「追放」からもどった主人公は、「兄弟」との雌雄を決する戦いに勝利する。
5.どちらの物語でも、主人公の孫が、伝説的な王朝創始者である。

3の一致など注目していいのではなかろうか。それ以外には、各地の神話伝説にありがちなモチーフばかりのようでもあるけれど、それらの「組み合わせ方の類似」に注目してはいけないだろうか。いや、もう素人考えの域を出ないのだけれど。

はるか以前に東南アジアを軸にした(?)文化圏的なものでもあったのか…などと空想しているところです。大して勉強もせずに勝手なこと書きました。

マハーバーラタ雑感

2017年12月05日 | 日記
インドの大叙事詩マハーバーラタでは、森林が物語の重要な舞台の一つになっている。森には隠者、行者が庵を結んでいる。ちょっと意外なことに、彼らは必ずしも独居しているのではなく、子がいたりもする。

ところで、物語の登場人物が彼らの仲間入りをするとき、決まり文句のように「木の皮を身にまとう」と言われる。これがどういうことなのか、ピンとこなかった。木の皮をはいで、衣服がわりに体に巻き付けるのか?

あるときたまたまNHKを見ていると、インドネシアの山間部の、失われつつある伝統的衣服の現地レポートが流れていたが、その衣服がまさに、樹皮を材料にしたものであった。木の皮で着物をつくる文化というのが存在する(した)のだ!放送を見ていると、特定の木の皮をはいで、木槌で丹念にたたいて布状にして、おばあさんがスカートを作っていた。独特の質感を思わせる外見で、涼しくて着心地がいいのだそうだ(ただ、なんだか恥ずかしそうだったのは、やはり「古くさい」という意識が今ではあるのかもしれない)。木の皮を着るというのを読んで、着心地悪かろう、苦行の一環か、ぐらいに思っていた自分はとてもあさはかであった。

インドの古い物語というと、ついバラモン教の系統を引く部分に目を奪われがちで、学者も「インドヨーロッパ語族」の伝統ばかりを云々してしまうようだ。けれども「樹皮を着る」文化がインドネシアにもあるのだから、東南アジアにまで広がる、何か質の違う伝統を、マハーバーラタなどの中から掘り起こしていくこともできるのだろう。そういうことをしている人もきっといるのだろうけれど、なかなか一般の読書界まで情報が下りて来ませんな。

日本の夜明けは近い…のか?

2017年12月04日 | 日記
近頃の大相撲は、一部の観客が力士の名をコールすることがあるから、中継を見る気にならない。「ゴーエードー!、ゴーエードー!」とか、やめてほしいわ、あれ。この人たちと、先日の千秋楽の万歳三唱に大喜びで唱和した人たちと、かなりの部分一致していると見た。

騒げりゃいいのね。

一方では、しばらく前から妖怪体操とかフォーチュンクッキーとか恋ダンスとか、何か流行ると猫も杓子も踊りだして、YOU TUBEに投稿しているけど、あれはええじゃないかですよね。

物情騒然、世直しの機運盛り上がる、というところか。そろそろ鞍馬天狗みたいなのが現れそう。いや、冗談じゃなく。

遊びをせんとや

2017年12月03日 | 日記
ヒンドゥー教のある教えによると、世界の創造は神の遊びだそうだ。これは気に入った。

一言するなら、神がはじめにあって遊びをはじめるというよりは、むしろ「遊び」の方が先にあったという方がおさまりが良い。地上の人間の側から見上げたときに、神→遊び→世界の順番に見えるだけで。

とにかく遊びによって、たまたまに、「ある」ことがあるようになった。別にそうならなくてもちっともおかしくはなかったのだけれど、たまさかそうなった。

「そういう世界で、人間はどう生きればいいのでしょう」
「神をたたえる。そうでもしなけりゃ、立つ瀬がないじゃない(笑)」

地域の平和と安定とわが軍と

2017年12月02日 | 日記
「ニュースを聞いてると、体位とか側位とか、いやーんエッチ」などと、ある女医さんがテレビで言ってたが、これはもちろん誤変換である。

で、そのイアン・H大尉、今日も戦闘任務についている。平和と安全を乱す者とはいつでも干戈を交えるぞ(この字面には見覚えがある。あと四画加えるとあれになるな)。敵を見つけねば。敵が出現したから戦うという考え方はよくある誤り。まず「戦う」があって、そのために敵をつくるのである。

で、敵はどこだ?おお、わが軍の左翼方面に敵影を認む。わが軍は常に南面しているから、敵は朝日の方から来るのだな。目にもの見せてやる。もう、「イアン、WHO?」などと言わせないぞ。

ぬはははははは。

大グルメ記

2017年12月01日 | 日記
サッポロ一番しょうゆ味。具は焼き豚2枚、桃屋のメンマ若干。さらに、本日は白ネギを刻んだのをたっぷり。白ネギは斜めに切って白菜と一緒に炒めてどっさり乗せるのも良いが、本日は生で。

とにかく麺をゆですぎないことが肝要である。

できあがった熱いのを、お冷ごはんとともにいただく。お米の甘味を味わうには、お冷ご飯が良い。白湯をかけて食べるのも旨いが、インスタントラーメンのスープもよく合うのだ。ラーメンを食べ、スープの味が残る口で冷や飯をタクアンと一緒に食べるのが最高である。おいしい漬物はいろいろあるが、この場合はタクアンでなければならぬ。美味。


インスタントラーメンと言えば、酢とラー油を入れる食べ方を、谷岡ヤスジに教わった。しばらくやっていないので、今度久しぶりにやるとしよう。この食べ方はサッポロ一番には向かないような気がするので、どのラーメンを買ってくるか、よく考えておこう。