今日はnetstatコマンドについて纏めておきます。
TCP/IPにおける通信状態を調査するために使用するコマンドで、実行するとローカルPCのTCP/IPプロトコル上で現在アクティブになっているTCP通信の状態を表示することができる。
#netstat
→現在アクティブなTCPコネクションの状態が表示される。
(LISTENINGでないコネクションが表示)
proto localaddress Foreign Address state
-------------------------------------------------------------------
TCP clientpc01:1264 localhost:1265 ESTABLISHED
TCP clientpc01:3661 imap.xx.co.jp:imap TIME_WAIT
▼表示説明
proto
ネットワークプロトコル
localaddress
ローカルPCのコンピュータ名と使用中のTCPポート
Foreign Address
通信相手のコンピュータ名とポート番号、同じPC同士でもコネクションを確立することができるので、自分自身のIPアドレスの場合もある。
state
TCPコネクションの状態を表示
▼stateの説明
CLOSED
未使用状態のTCPポート。通常表示されない。
LISTENING
待ち受け状態のポート。-aオプションを付けると表示される。
ESTABLISHED
TCPコネクションが確立して通信している状態。どちらかが終了処理を始めるとCLOSED_WAITに変換する。
TIME_WAIT
コネクションの終了待ち状態。しばらく待った後でCLOSEDへ変換して終了。
CLOSED_WAIT
どちらかが終了処理を始めると表示される。
#netstat -n
→「localaddress」「Foreign Address」欄のホスト名、ポート番号がすべて数値化される。
メカニズムとしては以下のファイルを参照している。
「ホスト名⇔IPアドレス」はDNS、hostsファイル
「ポート番号」は/etc/serviceファイル
#netstat -a
→待ち受け状態のTCPポートがあるか調べる時に使用する。
サービス名でなく具体的なポート番号を知るには一緒にnオプションを付ける。
proto localaddress Foreign Address state
-------------------------------------------------------------------
TCP 0.0.0.0:135 0.0.0.0:0 LISTENING
UDP 0.0.0.0:135 *:*
UDP 192.168.0.100:2059 *:*
▼表示説明
0.0.0.0:0
任意のIPアドレスで待ち受けをしていることを表す。
LISTENING
待ち受けを意味する。
*:*
待ち受けを意味する。UDPの場合、Foreign Addressで「*:*」と表示されているのが待ち受け状態のポートを表示する。
以上
TCP/IPにおける通信状態を調査するために使用するコマンドで、実行するとローカルPCのTCP/IPプロトコル上で現在アクティブになっているTCP通信の状態を表示することができる。
#netstat
→現在アクティブなTCPコネクションの状態が表示される。
(LISTENINGでないコネクションが表示)
proto localaddress Foreign Address state
-------------------------------------------------------------------
TCP clientpc01:1264 localhost:1265 ESTABLISHED
TCP clientpc01:3661 imap.xx.co.jp:imap TIME_WAIT
▼表示説明
proto
ネットワークプロトコル
localaddress
ローカルPCのコンピュータ名と使用中のTCPポート
Foreign Address
通信相手のコンピュータ名とポート番号、同じPC同士でもコネクションを確立することができるので、自分自身のIPアドレスの場合もある。
state
TCPコネクションの状態を表示
▼stateの説明
CLOSED
未使用状態のTCPポート。通常表示されない。
LISTENING
待ち受け状態のポート。-aオプションを付けると表示される。
ESTABLISHED
TCPコネクションが確立して通信している状態。どちらかが終了処理を始めるとCLOSED_WAITに変換する。
TIME_WAIT
コネクションの終了待ち状態。しばらく待った後でCLOSEDへ変換して終了。
CLOSED_WAIT
どちらかが終了処理を始めると表示される。
#netstat -n
→「localaddress」「Foreign Address」欄のホスト名、ポート番号がすべて数値化される。
メカニズムとしては以下のファイルを参照している。
「ホスト名⇔IPアドレス」はDNS、hostsファイル
「ポート番号」は/etc/serviceファイル
#netstat -a
→待ち受け状態のTCPポートがあるか調べる時に使用する。
サービス名でなく具体的なポート番号を知るには一緒にnオプションを付ける。
proto localaddress Foreign Address state
-------------------------------------------------------------------
TCP 0.0.0.0:135 0.0.0.0:0 LISTENING
UDP 0.0.0.0:135 *:*
UDP 192.168.0.100:2059 *:*
▼表示説明
0.0.0.0:0
任意のIPアドレスで待ち受けをしていることを表す。
LISTENING
待ち受けを意味する。
*:*
待ち受けを意味する。UDPの場合、Foreign Addressで「*:*」と表示されているのが待ち受け状態のポートを表示する。
以上
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