とあるエンジニアの技術記録

主にWindowsやLinuxの設定方法、トラブル解決方法について投稿してます~♪

RHEL5.6,CentOS6のVNSサーバの設定

2011年08月31日 22時53分33秒 | Linux
今日はRHEL5.6とCentOS6のVNSサーバの設定について纏めておきます。

(1)VNCのパッケージ確認 (RHEL5.6の場合)
# rpm -aq |grep vnc
 vnc-server-4.1.2-14.el5_5.4
 vnc-4.1.2-14.el5_5.4

(2)/etc/sysconfig/vncserverの編集
以下の記述を追加
 VNCSERVERS="1:root 2:root"
 VNCSERVERARGS[1]="-geometry 1024x768 -depth 16"
 VNCSERVERARGS[2]="-geometry 800x600 -depth 16"

(3)VNCパスワードを設定する
/etc/sysconfig/vncserverで登録したユーザのパスワードを設定する。
 #root$ vncpasswd
  Password:
  Verify:

(4)VNCサーバの起動
 # /etc/rc.d/init.d/vncserver start

*初回起動時は以下のように表示される
VNC サーバー を起動中: 1:root xauth: creating new authority file /root/.Xauthority
New 'server01.xxx.xx.jp:1 (root)' desktop is server01.xxx.xx.jp:1
Creating default startup script /root/.vnc/xstartup
Starting applications specified in /root/.vnc/xstartup
Log file is /root/.vnc/server01.xxx.xx.jp:1.log

2:root
New 'server01.xxx.xx.jp:2 (root)' desktop is server01.xxx.xx.jp:2
Starting applications specified in /root/.vnc/xstartup
Log file is /root/.vnc/server01.xxx.xx.jp:2.log [ OK ]

*2回目以降の起動時は以下のように表示される
VNC サーバー を起動中: 1:root
New 'server01.xxx.xx.jp:1 (root)' desktop is server01.xxx.xx.jp:1
Starting applications specified in /root/.vnc/xstartup
Log file is /root/.vnc/:1.log

2:root
New 'server01.xxx.xx.jp:2 (root)' desktop is server01.xxx.xx.jp:2
Starting applications specified in /root/.vnc/xstartup
Log file is /root/.vnc/server01.xxx.xx.jp:2.log [ OK ]

(5)起動の自動化
 # chkconfig vncserver on

(6)/root/.vnc/Xstartupの編集
最終行(twm &)をコメントアウトします。
またVNCサーバでGNOMEを起動させるために以下の記述を追記をします。
 #twm &
 exec gnome-session

(7)リモートPC(Windows)にVNCクライアントのインストール
リモートPC(Windows)にvncjp-4_1_2-x86_win32.exeをインストールします。
ログオン画面が表示され、「xxx.xxx.xxx.xxx:1」と入力し、
(3)で設定したパスワードを入力するとVNCサーバにログオンできます。

これでリモートPCからLinuxにGUIでログオンできます。

▼参考URL
 http://ne-manage.seesaa.net/article/102755865.html
 http://d.hatena.ne.jp/rdera/20090303/1236071478
 http://centlinuxer.blog37.fc2.com/blog-entry-15.html

HPUX11i V3のルーティングテーブル設定方法

2011年08月25日 14時58分01秒 | HPUX
今日はHPUX11i V3のルーティングテーブル設定方法について纏めておきます。

まず現在のゲートウェイの設定確認をする。
#netstat -rn

ルーティングテーブルを変更するには以下のファイルを変更する。
#/etc/rc.config.d/netconfig

ルーティングテーブル追加する場合は以下の6行を追加する。
(ネットワークアドレスは状況に合せて変更)

 ROUTE_DESTINATION[2]="net 172.16.1"
 ROUTE_MASK[2]=""
 ROUTE_GATEWAY[2]="172.16.1.254"
 ROUTE_COUNT[2]="1"
 ROUTE_ARGS[2]=""
 ROUTE_SOURCE[2]=""

*注意:編集前にはファイルのバックアップを作成するが、保存先は/tmpにすること。
/etcに保存すると設定が正常に反映されない可能性がある。


設定後ルーティングテーブルの設定を更新する。
#/sbin/init.d/net start

ルーティングテーブルを追加するには上記コマンドで反映されるが、
逆に削除する場合は上記コマンドでは反映されない。

サーバを再起動すれば設定(削除)は反映されるが、
サーバが再起動できない場合は以下のコマンドを使用してルーティングテーブルを削除する。

#route delete default 172.16.1.254

以上。

Microsoft Office2010とWindows7のMAKライセンス自動認証方法

2011年08月25日 14時56分53秒 | WIN
今日はMicrosoftOffice2010とWindows7のMAKライセンス自動認証方法について纏めておきます。

以下のコマンドを実施すればMAKライセンス認を証一台ずつ認証作業を行わず、自動的にライセンス認証することができます。

▼MicrosoftOffice2010
(1)プロダクトキーの設定
 #cscript "C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\ospp.vbs" /inpkey:xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxxx
 --Processing--------------------------
 --------------------------------------
 Product key installation successful>
 --Exiting-----------------------------


(2)プロダクトキーの認証
 #cscript "C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\ospp.vbs" /act
 --Processing--------------------------
 --------------------------------------
 Product activation successful>
 --Exiting-----------------------------


▼Windows7
(1)プロダクトキーの設定
 #cscript "C:\WINDOWS\system32\slmgr.vbs" /ipk xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx

(2)プロダクトキーの認証
 #cscript "C:\WINDOWS\system32\slmgr.vbs" /ato


MicrosoftOffice2010、Windows7とも事前にプロダクトキーを設定していれば(1)のコマンドは不要になると思います。

以上

Linuxの自動ホスト名の設定

2011年08月09日 01時02分40秒 | Linux

FedoraやCentOSなどのLinuxクライアントを複数の機器に展開する場合、ホスト名やIPアドレスを1台1台設定するのは大変、、

IPアドレスはDHCPサーバから自動取得できるが、ホスト名を1台1台変更しなければならないと思っていたが、DHCP&DNSサービスが利用でき、かつLinuxクライアントに以下の設定すれば自動的にホスト名が割り振られることが判明。忘れないように記録しておきます。

 

▼準備するサービス

(1)DHCPサーバ *windows,linuxサーバでも可能

 →LinuxクライアントのMACアドレスとDHCPサーバが割り当てるIPアドレスを紐づける必要あり。

 

(2)DNSサーバ *windows,linuxサーバでも可能

 →Linuxクライアントが割り当てられる逆引きゾーンを作成、各LinuxクライアントのPTRレコードを登録する必要あり。

 

▼Linuxクライアントに設定する項目

(1)/etc/sysconfig/networkファイル

 →HOSTNAMEの欄を空欄に設定すること。
  ------------------------------
  HOSTNAME=
  ------------------------------

 

(2)/etc/nsswich.confファイル

 →file項目にdnsを追加すること。

 

これでLinuxクライアントはDHCP&DNSサーバからIPアドレスとホスト名を自動的に割り当てられます。

以上。