原作者なので、配信より先に原稿のデータを見せていただけるのですが、制作スタッフもどんどん慣れていってクオリティが上がっていってるのが、連載漫画の生もの的なライブ感があっていいですね!
以前、インタビューの際に制作現場を見学したことがあるのですが、生成AIとは言え、全自動じゃなくてキャラクターをひとつずつ生成して、使えるものをパーツ単位で切り貼りしたりレタッチ入れて、一コマずつ組み上げて漫画として仕上げていくと言うすごく手のかかる作業をしていて、これは新しい漫画の形の一つじゃないのか?って思ったんですよね。
小説の世界だとAIを駆使して執筆した作品で賞を取り作品も出ているわけですし、漫画だってそう言う形で50万部100万部の漫画家が出てきていいと僕は思うんですよね。
生成AIはクリエイターに反対意見が多く見受けられますけど、僕は規制は反対派ですね。
海賊版とかに該当するようなものに関してはその都度、司法で対応して、生成AIの技術はクリエイティブをより高みへ引き上げるツールだと思っているので、使いこなせる人はガンガン使いこなして、将来はひとりの新人が生成AIを駆使して作った漫画で連載して50万部100万部のヒットを出す未来も見てみたいです。