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株式会社 電通ハウジング

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Q. E. D. とライアーゲーム

2007年06月25日 | bu-kunのブログ
今回は、お気に入りの本と漫画の紹介です

Q. E. D. = ラテン語Quod Erat Demonstrandum(訳:かく示された)の略。
証明終わりの意として数学、哲学などで証明の末尾を示す。



高田崇史の『QEDシリーズ』
簡単にいうと事件と事件の中の歴史の不思議を解き明かす。

たとえば、シリーズの中の”式の密室”という本では、
「陰陽師の末裔」と言われる人物が密室状態で変死体となって発見される。
そこで、ひょんなことから相談を持ちかけられ、漢方薬局に勤める薬剤師の桑原崇が
事件の謎とそれとともに安部晴明伝説と式神の謎も解いてしまうというものだ。

晴明があやつる式神は、人型の紙で本当の人間のようなものを召喚する、
そして、晴明の家では誰もいないのに、御簾が下がったり上がったり、
はたまた、門が開いたり閉まったり・・・とうのが、基本的な話で、
これが桑原崇にかかると、
平安時代では、貴族以外は人にあらず、だからそこに存在したとしても
貴族には見えないものである。
すなわち、晴明の家に使えているのは、人として認知されていない”人”である。
だから、その”人”が門を開けたとしても、
貴族の人々には見えない(見えていてはいけない)のだ。
それが晴明の式神の正体である。と、いうことなのだ。
なるほど!そういう解釈もありか!!などとおもったら、
この『QEDシリーズ』にすっかりハマってしまった。

そこで、読み漁り他に出ていないかいつものようにAmazon.co.jpで検索する!
すると、なんとHITしてきたのが、



加藤元浩の『Q.E.D. 証明終了』という漫画であった。
やはり、名前的にミステリだろうと考えて、
まずは、5巻まで買ってみる!!
超おもしろい!!結局、全巻、大人買いである・・・
ジャンルとしては、名探偵コナンとか金田一少年の事件簿になるんでしょうか・・
名探偵コナンは、町が米花町とかいうくらいなので、かなりシャーロックホームズを意識しているような感じだし、金田一少年はそのまんま
そして、たぶんこれはアガサクリスティを意識しているようにかんじられた。

こちらの主人公はMIT帰りの天才少年(飛び級しているので、現在高校生という設定)・燈馬くん
MIT(マサチューセッツ工科大学)だけに、かなり数学的科学的というのでしょうか、
そしてアガサクリスティを意識しているので、事件の謎がとけるとき
”Q.E.D.”という文字のあとから謎解きを開始するのだ。

私が、この漫画が大層気に入ったのは、
ミステリを扱う漫画は、本当かよ!と、おもうほど殺人事件が起こる。
こんなに、事件で死んじゃったらこの学校の生徒は激減じゃん!!と、思ったり
こんなに知り合いが死んじゃうと、知り合い減るな~などと思ったりするが
この漫画、もちろん殺人事件を扱った本格物もあるが、
日常のちょっとしたこと、おばあちゃんの様子が変なわけとか
教室を荒らしたのはだれ?とかそういったほのぼの系の話題も多い事である。
しかも、そういったちょっとした話にも、妥協無くきちんとしたプロットが立てられ、
謎解きがされているのだ。



そして、最近、ドラマを見てすっかりハマったのが
ライアーゲームである。
ドラマの方は、終わってしまったが漫画は現在4巻目まだ続きそうなので楽しみです。

ドラマは、最後尻切れトンボでどうにか終了させたみたいな
ものすごい強引な終わり方であった。

正直な人間とウソをつく人間、主人公神崎ナオ以外はだましだまされという、
ハラハラするような話であるが、結構安心もできるのだ。
いつも、だまされてしまう神崎ナオにはホワイトナイトの秋山という存在がいる。
かならず、こまったときには助けてくれるのだ。
それは”勧善懲悪”まるで、水戸黄門のよう
ウソを付く人間はかならず後でしっぺ返しをくらい、
正直な人間は、いつか必ず報われる。
まさに、善はすすめられ、悪はこらしめられるとうもの
見ていて、一番安心するストーリーなのだ。
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