8月の再放送なので軽く。ホタルの回。万葉集(にはホタルの句は一首しかない)の悲しい物語。会ったことのない女性の死に、喪に服すと言うのはつらいなあ。草が腐ってホタルになるって、あまりロマンじゃないですね。でも蛹から蝶になるのを考えたら昔の日本のロマンなのかも。その後、ホタルは人の魂と考えられるようになる。
後半。泉式部のホタルの和歌。京都の貴船で詠まれたそう。恋い焦がれる気持ちをホタルに託すと言うのは現代でもありそう。当時は日常的に魂たち抜け出すのか。自分と言うものの境界もあいまいなのですね。「火垂るの墓」来ましたね。ジブリ映画の方が有名ですが、原作は野坂昭如の小説。昔はロングショットで、文が長いのか。焦点がはっきりしないが、本題はそこではなく全体に焦点があると言うか。野坂昭如は戦後でありながら、古典的な日本の小説を書いていたのですね。
後半。泉式部のホタルの和歌。京都の貴船で詠まれたそう。恋い焦がれる気持ちをホタルに託すと言うのは現代でもありそう。当時は日常的に魂たち抜け出すのか。自分と言うものの境界もあいまいなのですね。「火垂るの墓」来ましたね。ジブリ映画の方が有名ですが、原作は野坂昭如の小説。昔はロングショットで、文が長いのか。焦点がはっきりしないが、本題はそこではなく全体に焦点があると言うか。野坂昭如は戦後でありながら、古典的な日本の小説を書いていたのですね。