
殉教者を物語った中央アジアの神話、と言う感じ。確かにキルギスはイスラム教圏ではあるが、遊牧民としての誇りも別のところにある。様々な民族が行き交い、そして争った歴史はシルクロードの国々では避けられない。基本、登場人物はキルギス語を話すにもかかわらず、なぜか主人公の夫婦はロシア語を使う。また愛人(これまた神話(と言うか大人のファンタジー)の中に世俗的なエピソードを混ぜ込んでいる)とはインド映画の話もしたりして、いかにこの国の文化がハイブリッドなものか分かる。その意味では、こんな自然に恵まれた環境でも子どもたちの遊びにしっかりテレビゲームが根付いていることも驚くに値しない。
どんな民族でもそれぞれの誇りがあり、信仰がある。それを中央アジアの国の物語として語られているだけと言えばそれまで。しかし、そういう我々の話題から遠いところにも誇り高い民族がいることは知っておくべきことだし、もっと言えば、キルギス人はモンゴル人同様、日本人にかなり近い人種であることも最後に付け加えておく(高地で日差しが強いのでやや浅黒い肌はしているが)。

永泉湯の手前、なんかものすごい急カーブがあるなあ。果たして、二段破風の素晴らしい銭湯が現れる。これは歩き甲斐があるってもん。のれんも屋号の入った茶色のオリジナル、カッコいい!
入口は番台を改造したらしきフロントタイプ。旦那さんに湯銭とスタンプ帳を。
脱衣室、見事な折り上げ格天井に天井吊り扇風機。でも脱衣ロッカーは百円玉返却式。中段にスペースがあるのが嬉しい。体重計はKeihokuのアナログ。
浴室、湯道具はケロリン桶(は一部で大半は無地)と濃い灰色の楕円形座椅子。島カランは1列、カラン数は右側外壁側から4・5・5・5。備え付けボディソープとシャンプーが充実していて嬉しい(またどこかでミニボディソープとミニシャンプーを忘れたっぽい)。結構広いので島カラン2列でもおかしくない。金曜夜は混むのかな、先客が7~8人いました。
天井の柱部分、普通なら水色のペンキが使われますが、ここは焦げ茶色、面白いねえ。ただ、残念ながらコミカ風呂系のタイルを使っていて、ペンキ絵はなし。左側女湯側カラン上にチップタイル絵はありましたが。
浴槽がなかなか充実。左側にはちょっと深めの熱湯、と言っても43度くらいですが。その隣が多設備湯、左からジェットバス、人間洗濯機、座風呂、でんき風呂、そして一番右側が床バブル。さらに右側手前には入浴剤を使った薬湯、この日は紫根の湯。ぬるいからお年寄り常連さんが長湯して人気。
湯上がり、冷蔵庫にはビン入り乳飲料がなかったのでパス。それにしても惚れ惚れする立派な千鳥破風です。入浴中はまだ疲れが残っていましたが、上がる頃には疲れは取れてました。
帰りはそのまま南下し、西新井へ。なんで西しかないんでしょうね、昔は東新井、北新井、南新井はあったのでしょうか。それにしても、今回も西新井ムルギーでカレーを食べるチャンスを逃した(閉店時間21時を過ぎた)。
日本大相撲協会の問題やサッカー日本代表の問題から、最初「スポーツ界が壊れている」と言うタイトルにするつもりだったが、結局突然女性を土俵に上げなかったり何の根回しもなく監督を解任したりするのは、もとはと言えば、森友加計学園問題で嘘の答弁を繰り返してる安倍政権の嘘つき癖がスポーツ界に降りてきたと言うことなので、より一般的なタイトルに変えた。
まあ別に大人の嘘つきは今に始まったことではなく、石原慎太郎が豊洲移転とか東京オリンピック招致してた頃からひどかった。ただ、ここで言いたいのは、少子高齢化の影響で、嘘つき大人はますます増えるんじゃないか、と言うこと。藤井六段や大谷翔平などごく一部の若者が頑張っても、とても太刀打ちできない大きな世の中の流れとして嘘つき大人が増えていく。よく警戒しておく必要がある。
まあ別に大人の嘘つきは今に始まったことではなく、石原慎太郎が豊洲移転とか東京オリンピック招致してた頃からひどかった。ただ、ここで言いたいのは、少子高齢化の影響で、嘘つき大人はますます増えるんじゃないか、と言うこと。藤井六段や大谷翔平などごく一部の若者が頑張っても、とても太刀打ちできない大きな世の中の流れとして嘘つき大人が増えていく。よく警戒しておく必要がある。