http://www.lemonde.fr/proche-orient/article/2017/07/16/la-presse-iranienne-rend-hommage-a-la-mathematicienne-mirzakhani-morte-aux-etats-unis_5161155_3218.html
イランの若き女性数学者、ミリヤム・ミルザカーニ氏の研究先のアメリカでの訃報を伝える記事。彼女は2014年に数学界のノーベル賞と言われるフィールズ賞を受賞しており、いわばイランの国民的英雄である。
イランは学生が自分たちで新聞社を運営したりと自立性があり、宗教国家と言う一面的な判断からは分からない、優秀な学生が育つ環境、そして実際に天才がいるのだな、と分かる。
そしてなにより、アメリカが世界を牽引できるのは、こうした世界中のトップレベルの才能を集めて育てていることにある。トランプは排外主義を掲げているが、本来アメリカとは、こうやって世界中からトップを目指す人材が集まる環境があるからであり、排外主義など全く馬鹿げたことだと言わざるを得ない。