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DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

私にとってブログは「放送局」です。常に発信していなくてはならない。 発信が止まったらそれは「放送事故」です。

木更津の床屋(アヤ理容室)

2017-06-24 19:04:08 | 床屋めぐり
 いやはや、外山氏の演説カーが素晴らしい!木更津の人はどう思ってるでしょうか。いやそれ以前に自分も外山さんの演説カーを見るのは初めて。めちゃくちゃ面白い!
 何はともあれ、木更津駅前で散髪。先ほどのスーパー銭湯にはなかったし、駅前のもう1軒のファストカットハウスはもう閉店。と言うことで、アヤ理容室。2階に美容室を併設。老夫婦で経営、先客が終わるのを待つこと10分くらい。
 散髪が丁寧、20分くらいかけてくれた。洗髪も丁寧だけど、さっきお風呂で洗ったばっかり(苦笑)。
 さて襟元と顔剃り、刷毛でシェービングフォーム!結構茶色で統一されたおしゃれなお店だったので、刷毛は意外で嬉しい。顔剃りも20分くらいかけてくれた。おかげで次の予定が心配でそわそわ。
 マッサージはなく、軽くトニックをつけてドライヤー、3900円。ずっと総合調髪は旦那さん、女将さんは特に仕事してなかったな(笑)。


湯の郷かずさ(千葉県木更津市潮見5-7-1)

2017-06-24 17:51:39 | 銭湯・温泉
 と言うことで木更津へ。ここは聞いたことなかったから、最近できたスーパー銭湯なんだろうな。ちょっと駅から歩ける距離ではないのでバスに乗る。木更津駅西口からイオンモール木更津行きバス(日東バス)に乗り県営住宅前で下車。ネットでは1時間に1本くらいしかないと書かれていてビビったが、1時間に3本くらいはあった:-) やはり地方の利用者は高校生が多い、あと言うまでもなくお年寄り。つまり車の運転ができない層、と分かりやすい。バス乗車時間は10分ちょっと。そこから3分くらい歩く。建物は特にどうと言うことはない、要は広い駐車場があること。料金は週末で830円。
 フロントに入浴券を渡し、下駄箱(コイン返却式)の鍵をロッカー鍵と交換。
 脱衣室のロッカー、金属製でかなり用量あり。体重計はTANITAデジタル。
 浴室へ。かけ湯を浴び、カランは右手のわりとこじんまりしたスペースに15機、グルッと壁周りに。座椅子が固定なのがすごい。洗面器は大理石模様。備え付けボディソープの香りが良いな。
 屋内の浴槽は3人分の寝風呂(背中バブルがすごい)と大浴槽のみ。でも天井が高いので解放感は高い。しかし露天風呂が充実。
 先ず大きな岩風呂は上総の名水使用。ここは温泉じゃなく名水を使うのか。そして一段高いところにジャグジー。座るところにバブルが出ていて皆半身浴、長湯で混んでます。ビール風呂って、なぜに黄緑色?(汗)それと2種類の水風呂、1つは28度のプールくらいの温度、なので子どもに人気。もう1つは一般的な水風呂。個風呂が2つ。
 そのまま室内のサウナ。
 湯上がりは共有スペースで明治コーヒー牛乳130円。でも休憩スペースがちょっと離れてるんだよね。と言うことで入口近くの食堂で座って飲む。帰りのバスが後10分くらい、あわてて飲んでバス停に戻る。
 駅周辺で銭湯確認。宮の湯は元気に営業中。


神田・タンドーリ

2017-06-24 14:43:19 | グルメ
 かなり昔に訪れたインド料理店。神保町から神田にかけてはかつての職場もあるし、それ以前からアイドルヲタ活でよく訪れた街であり、懐かしくて入りたい店はたくさんあったが(逆に言えばなくなった店も多く、寂しい思いもたくさんした)、週末ランチが500円と言う値段に惹かれて(^_^;)
 ここのキーマカレーはかなり甘いな。でもスパイスのブレンドとしての甘さなので、大人もいける。黙って注文したらナンがデフォルトなのか。普段手が汚れるのが嫌でライスばかりチョイスしていたので、ナンは久しぶり。もちろん嫌いな訳はなく、久しぶりのナンは美味しかった。すぐ近くに皇居ランナーにはお馴染みの稲荷湯、最近来てないな、たまには会社帰りに寄ってみたい(もちろんランナーとして)。


Powidoki / Andrzej Wajda 残像(アンジェイ・ワイダ監督)@岩波ホール

2017-06-24 14:37:07 | 映画・演劇・美術
 アンジェイ・ワイダの遺作。ポーランドの社会主義政権が崩壊した後も(と言うか、ペレストロイカからソ連崩壊につながる歴史の変化はもともとポーランドの労働者組織「連帯」から始まったものだ)、政治的圧力からの自由を求める姿勢は忘れなかった。政権が崩壊しても、それを維持し続けるためには「語り続けなければならない」、そんな気迫を感じる。
 日本の状況においても、共謀罪法案成立の後、と言う点で考えさせられる作品でもある(ああやって、ごく普通の学生が家宅捜索されたり軟禁されたりするのだよ)し、「音楽に政治を持ち込むな」とは反対に、芸術に政治を強要された国での表現の自由を求める真逆の政治性=レジスタンスの立場を最後まで保ち続けた作品(観れば分かるが、これは右翼左翼の問題ではなく、硬直した官僚主義体質の問題である)。
 主人公のストゥシェミンスキ教授は第一次大戦で負傷した芸術家であり、多くの学生から慕われる教授。そんな冷戦のシビアな政権下で自由な芸術活動を追い求める若者たちは、単なる美男美女ではない。美しさの中にたくましさを感じ、まさにこういう若者たちが後にイデオロギーにがんじがらめの世界を変えていったのだろう、と思わせる。それを導いた教授の強い信念は、今みたいな時代こそ見習わないと。名前だけだが、マレーヴィチ、カンディンスキー、シャガールなどとも交流があったと言う。つまり、大戦前のロシアはむしろ世界の前衛芸術の先端を行っており、そうした世界に誇るべきアバンギャルド芸術が弾圧の標的になったのは皮肉なものである(ISも同様に偶像崇拝の否定の名の下に自ら優れたイスラム芸術を破壊しているが、その行為は決して目新しいことではない)。あと個人的な余談だが、ポーランド語はロシア語に近いので、ロシア語ベースがあると結構拾えるセリフがあるのも嬉しい。