
宮造りではないけれど、素朴で控えめな、実に奥ゆかしいたたずまいの銭湯。玄関正面に傘入れ、下駄箱が古くて底が歪んでるw。
中へ。おぉ、なかなかカッコイイデザインの番台、大女将から若女将にちょうど交替しようとしていたところ、スタンプ帳は島ロッカーの上で押していただきました。
シブイと言うか、やはりインパクト大なのがこの暑さでクーラーなし!扇風機が3台(常時動いているのは1台のみ)、窓は開け放しで虫が入り放題、蛍光灯の周りを飛び回っています。島ロッカーに荷物と衣服を突っ込み、浴室へ。体重計はHOKUTOW。真ん中は扉は開かず、左右のみ開きます、との貼り紙。縁側は喫煙スペースになっています。ただし喫煙者がいなければ良い夕涼みの場。
浴室、湯道具はレモン色(!)関西サイズプラスチック桶と水色台形座椅子および黄色丸座椅子。しかし、レモン色桶は初めて見たなあ。
島カランは1列ありますが、浴槽が花道舞台のように手前に伸びているので片面2機しかありません。なのでカラン数は右側外壁側から5・2・2・8。先客は3人くらいでしたが、後からお客が入り6人くらいに。
浴槽は先ほど説明した通り中央浴槽が花道舞台のように手前に伸びています。なぜか桧の網の箱に入った備長炭が浮いている。右側は座風呂と人間洗濯機。どちらも湯温はちゃんと42度以上あり、暑い真夏だからと言って手を抜いたぬるさはありません。
ペンキ絵は中島さん、男女にまたがる富士山。珍しく25.2.4 ナカジマ、のサインがあります。
湯上がり、ビン入り乳飲料はありませんでしたが、ローヤルトップ120円があったのでいただく。この猛暑にハチミツ炭酸はなんてうまいんだ!
さて帰りは更に北上、京王線代田橋まで出て都営新宿線経由で帰途へ。これで世田谷区(1)は終了、世田谷区全軒終了も間近。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます