DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

TRANCEPORT feat. Johan Gielen @ WOMB

 夜遊びは久しぶりだが、さらに金曜クラビングはめっちゃ久しぶり。終電近くまで残業していた時代はそもそもクラブどころか家に帰れるかどうか分からないなんて生活で、行ける訳がなかった。とりあえずつかの間の余裕のある時期に遊んでおきたい(こんな考え方時代、全くもって不健全なのだが)。帰宅して仮眠とって再び外出。本当は先月のFerry Corsten(System 7)にも行きたかったんだけど(この時は残業よりも翌日の予定が目白押しだったからなんですが)、この人もユーロハードトランスの大御所。
 渋谷も久々に訪れたが、どんどん変わっていくなこの街は。まあ東京オリンピックに向けての浮かれ具合がよく分かる街(笑)。
 ヴェニューに着いてすぐにメインフロアへ。もうすでにKEN-GEEさんがアゲまくりだが、踊れるスペースがたっぷりあってびっくりだ。この時間(1:00)なら人混みをかき分けないと前に行けないのに。
 それにしてもユーロハードトランス懐かしいなあ。全盛期は15年くらい前だからね。かといって、年寄りなファンばかりでもない、今どきのEDMに一番近い音だから。シンセの分厚いメロディがウリではあるが、BPMも結構速いので踊り易い。
 KEN-GEEさんもREMO-CONさんもアゲアゲ、ちょっとドラマチック過ぎるところもあったが、分かりやすいね。バブルはもう終わってた頃だけど、このポップさでまだこの頃はクラブカルチャーが華やかな時期だった。
 ヨハンは2:20頃登場。やはりオーラあるな。そして懐かしさもさらに倍増。いやあ、このパーティいいな、そのうちMatt DareyやPaul Van Dykもきっと呼んでくれるよね。
 そして最後にEnergy 52 "Cafe Del Mar"キターッ!もう24年も前の曲なのに全く色褪せないね、ヨハン自身もきっとこの曲に相当インスパイアされたから、こうやって締めに持って来たのでしょう。プレイ後も気さくな人柄、ファンとの記念撮影に応じたりと、いい人だな。また日本に来て欲しいものです。
 いずれにしても、来て良かった。気持ちが軽くなり、心に羽が生えたようにふわふわと浮かんで、日常の重い荷物が一瞬でも全部降りた感じ。ハッピーと言うよりも、こんな派手な音の洪水の中に“平穏”を見た感じ。踊るステップも3時間ほとんど軽いまま、疲れを知ることもなかった。歳を取ったと言われればそうだろうが、24年間クラブ活動してきた人間がたどり着いた境地なのだと思っている。今のWOMBは4:30終了、直前に4Fのミニマルテクノでクールダウンして、銀座線始発で帰る。渋谷はなんだかんだ言っても夜遊びしてる人は多い。
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