
午前中に野暮用を済ませ(年始回りでもないのによく歩いた)、午後は神保町でジョージア(サカルトヴェリ)映画鑑賞。いちおう今日は平日だからもっと空いてるかと思ったが、100人近く来てる(1日4回上映の2回目)。
政治家が落ちぶれる物語なので、もっと悲劇的だったり、政治的だったりするのかと思いきや、なんとコメディだった。雰囲気も、ソ連配下だった頃の重苦しさが嘘のように、イタリアの都市と片田舎のおとぎ話みたいで、一般的なヨーロッパ映画とほとんど変わらない。
コメディと言うことは、分かりやすい物語でもある。まあ主人公が大家族だったので、家に女性がいるのに独身とは思わず途中で結婚するとは思わなかったが、他は至って現代的で、Eテレの輸入物コメディとほとんど変わらない。そういう意味で、オイラみたいなジョージアマニア(笑)でなくても十分に楽しめる映画。つーか、主人公は母親、あの意地悪さはまさに朝ドラのノリ(笑)。さすがにライフルをぶっ放すのは日本では考えられないが(汗)。