「講座の中での問題として次の指摘があります。
おじさんおばさんの会話ではなく、様々な感じ方を持った若者、様々な悩み、障害を待った若者が対象であることを再確認してください。これらは相談員としてあってはならないことかと思います。もう一度考えてください。」
そんなメールが4月下旬にサポーターに届いた。
わたしとKさんの料理講座のあとのことだった。なので私たちのことを言ってるのだと思う。
「買い物に行こうと言われたので断れず、意思に反して行って疲れてしまった。作りすぎた料理を持ち帰ってと言われ持ち帰りたくないのでどうしていいか困ってしまった」などなど。
これについては何となく聞いていたのでわかったが他のことは私たちではないかなと思うこともあった。
少し前から、そう、ちえちゃんが来なくなったころからかな、サポーターの発言が気になる人が増えてきたようでどうしたものかと思っていた。
2人とも女子。
一緒にやってるKさんに、「今までとはなんか違って難しい。やる気がなくなる」みたいなlineをした。
そしたら
「若者を困らせたのかな。考えちゃうね。
女の子増えたから、言葉で表現するのかな。男子は気持ちのモヤモヤを言葉に変換しにくかったのかも、なんてことも反省したり。わからないけど。
この前、野菜を「どれでもいいよ、1つ選んで」って言ったら時間かかったの。それでもいいよ、経験積んで欲しい、って思ったから。
私たちも試行錯誤だから、次はどうするか考えないと…。時間内にお料理作って片付けまで終わらせるのも大変だけど。
サポーターが嫌だったら無視していいって言うのは、一生懸命やってるのにってガッカリする。まだまだ私が未熟なせいかしらね。」
そんな風に返してくれた。
他の担当の人もKさんも前向きで反省してやっていこうとしている。
私はすぐに逃げてしまおうとする…
色んな人と一緒にやるってことは、ボランティアという側面だけじゃなく、自分にとって人間性が養われるというかそんないいこともあったんだって、気づかされた。
そんなことを返すと、
「私、失敗ばっかりだよ。結構へこむし。役に立ってるかわからないし。
でも、ずっと人と繋がってなかった若者たちには、関わる大人の数が多いことは、絶対マイナスじゃないって思う(ことにしてる)。
サポーターの人たちは意地悪な人とかいないし。
そりゃあ、誰でも失敗はあるから「え?」って思うこともあったけど、それはお互いさまだし。(〇〇さんではないです)」と。
彼女も前向きな気持ちばかりじゃないことを教えてくれた。
「関わる大人が多いことがいい」とか考えなかったから、そんな風に考えるんだって前向きな新しい考え方をもらった気がした。日々成長だ。
Kさんに話してよかった。
「私も、気持ち聞いてもらえる人がいて良かった。
活動中のおしゃべりはだめだけど、大人同士で話すことは必要だよね、と思いました😄」とKさん。
そんな会話があって、まあ続けていこうかなと思い始めていた。
今まで嫌なことがあると「逃げる」というのが私だったなって改めて思った。
そして、その数日あとに、初めて代表の方と初めての相談会に同席した。
その2へつづく
※写真はれんげそう
「★道楽★ 心の趣く儘、気の向く儘に」さん
よりお借りしました。