goo blog サービス終了のお知らせ 

Deaf-keimamaのひとりごと

楽しかった~美味しかった~とか書きたくなった時に書いていきま~す(^^♪

うちの一番の育児教科書

2006-07-28 | 未羽&羅生のこと
うちの育児方法で参考している、本当にすごいいい本があります
「自然流育児のすすめ 小児科医からのアドバイス」真弓定夫著

真弓定夫氏は吉祥寺で小児科医をしている先生で白衣を着ない、診療室には本だらけで一見、変わっているとか。
病気した子供を連れてきた患者に薬や注射を与えず、
症状に合った自然治癒法を話してやり、おすすめの本を貸してやったりしている。
子供の、人間の本来の自然治癒力を高める。
病気しない、かかりにくい体を作る。
そのための生活知恵を教えてくれるのです。
うちは遠いので、行ったことがないけれど、自然育児をしているママに大人気らしい。
NPO自然育児の友の会の会報などにも度々登場している。
そんな先生が書いた本なのです。
この本は本当にオススメです!!



この本に書いてあるものを少し書きま~す
■子供に「食べ物」以外を与えないこと
「食べ物」とは何か。
「腐るもの」「次の世代を生み出す能力がある」が食べ物の原点。
いつまで置いても腐らないものは自然に反している。
う~ん、これはうちの母がよく言っていたな。
うちの母は普通のスーパーで買い物して食事を作っていたけれど、
市販の紙パックのジュースやプリン、ゼリー、アイスクリームなどは絶対に食べさせてくれなかった。
ジュースは果物をミキサーしたものを、プリンやゼリー、アイスクリームなどは全部母の手作りのもの。
本当によく作ってくれたんだと今になって感謝しているm(__)m
賞味期限が長いのはおかしい。腐らないような薬がたくさん入っているのよって。
缶詰やレトルト、カップラーメンなどはもちろんダメ。
なので、うちは大人になるまで、スナック類のお菓子やカップラーメンなどは友人の家などでこっそりと食べていたのだった。
海外旅行先で買った、めずらしいカップヌードルも見つかり、捨てられてしまったショックも忘れられない。。。
母のこの食育があったからこそ、自分も娘が生まれてこういうものを食べさせたくないと自然に感じるようになったと思う。
食育って、次の世代、その世代にもつながっていく、すごく大事なものなんだなと。
  
「次の世代を生み出す能力がある」のは、たとえば、うちらの主食のごはん。
ごはんは白米が主流ですが、白米はまいても芽が生えません。
米の源である胚芽を取り除いてしまった米はもう生き物ではないと。
すなわち、玄米が理想な食事であるんですね。
玄米は栄養面にかなりいいだけでなく、生命のあるものを食べるのが自然だという考えもすごく大事なんだなと納得。。。
パンも原料の小麦粉は発芽する要素の胚芽が含まれている全粒粉を使用しているものを選びたいです。


■年齢にあった食べ物を
これも考えさせられました。
「自分で取れるものを食べる」
たとえばヨチヨチ歩きの1.2歳の子供が取れるものは何でしょう。
野菜は取れますね。果物は完熟して落ちたものなら、取れます。
よこはま自然育児の会のメンバーや助産婦は離乳食にりんごやバナナがよく使われがちだけど、
果物は2歳頃まで食べさせない方がいいよって言っていた理由がよく分かったって感じです。
そして木が登れるような年齢になったら
多少、未熟な果物でも食べても大丈夫とのこと。
でもマグロやブリなどの大きな魚や牛を倒す力はまだありません。
従って、まだ食べない方がいいのです。
年老いた人はよく肉はもう食べられないと言いますが
これもこれに当てはまりますね。
自分で取れる力がないというのは、消化がうまく出来ないということなんですね。


他にも子供の体温のこと、スーパーの食品のこと、自然治癒力など生活全体。。。
本当にためになる話がたくさんあります。
カバーのデザインがおしゃれじゃないし、活字だらけで
読む気が失せてしまう人もいるかもしれませんが。。。
本当にオススメですよ~
うちの一番の育児教科書です。


最新の画像もっと見る

9 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tae)
2006-07-28 14:54:12
本当に素晴らしい!!

それこそ母親ですね。

育児や料理のことを勉強させていただきますね。

これからもよろしくね。

返信する
Unknown (やっぴ)
2006-07-28 19:43:53
本の紹介をしてくれて有難う!

さっそく読んでみます!
返信する
Unknown (Unknown)
2006-07-28 23:01:25
へええっそーなんだあ。。。

その本是非とも読みたいですね。早速探して来ます~
返信する
Unknown (ともみ)
2006-07-31 00:14:30
私も読んでみよう。

離乳食はいつから始まるかはそれぞれの

考え方が異なるので正しい答えはないと

思うよね。いろんな本を読んでみては

自分に合った楽しい育児生活をやるのが

一番だよね。



返信する
Unknown (ayaka)
2006-07-31 09:09:07
その本ぜひとも読んでみたいと思います。



私も父や母の食育で育ち。

合成着色料など耳にたこが出来るほどだめだと言い聞かされました。

喫茶店にいってクリームソーダーに入っている赤いさくらんぼうは食べさせてもらった経験ありません。

プリンもぷっちんプリンがどうしても食べたくなったことがありました。(いつもかためのたまごプリン)
返信する
Unknown (troll)
2006-07-31 23:00:33
すごい!読んでいて、「おおっ」と目からウロコです。

他にも色々読んでみたくなりました。



ちょっと前に、カナダにいた時、スーパーで買ったトマトが1ヶ月経過しても、全然腐らなかったんで、怖かったのを思い出しました。



今、小さな庭で、小さなトマトを育てているのだけど、このサイズは、赤ちゃんの手で、もぎるのにピッタリ。食べると、満面の笑みを見せてくれます。



こういう、昔から続いている自然の中の営みを日常で経験するのは難しくなってきているけれど、大切にしていきたいですね。



良い話をありがとうございました。
返信する
Unknown (Kei)
2006-08-01 10:10:44
teaさん、やっぴさん、モンチッチィさん

コメントを有難うございます。

この話に関心を持っていただいて、うちも大変嬉しいです

うちもまだまだ分からないことだらけです。

是非色々情報交換をお願いしますね。



ともみちゃん、

育児の本ってみんな違うことを書いてあるよね~

ともみちゃんも色々な本を読んで

自分が納得できるものを選ぶといいのではと思います。

うちらはどちらかといえば、この本の教えや

うちの親がしてくれた食育をうちらなりにしていくつもりです。

でも未羽が少し大きくなって、子供同士の遊びなどでスナック菓子とかが出てきますね~

こういう時は絶対にダメとは言えないですね。

この場の雰囲気もあるしね。

この辺をうまく調整しながらやっていきたいな。。。

ともかく、健康で楽しい育児生活ができるのが一番だね。



ayakaさん

有難うございます。

うちも社会人になる頃まで、あのさくらんぼを親の前で食べたことないです。。。

ayakaさんのお子さんへの食育の話、是非聞かせてくださ~い。



トロールさん

これは怖いですね。。。

そういえば、じゃが芋や玉ネギをずっと置いたままにしても芽が出ないものは

放射線をたっぶり浴びて生命細胞(?)を破壊していたからだと

聞いたことがあります。。。

う~ん、難しいですね。

事実を知るのはすごく大事なことなんだけど

暗くなってしまいそうです。。。

うちら一人一人消費者の意識を持ち続けることによって

少しでも世の中が良くなって行けるのでは~と

期待したいものです。
返信する
Unknown (takemaki)
2006-09-06 02:17:03
はじめまして。

mixyの「動物と環境にやさしいコミュ」からきました。2歳8ヶ月の娘がいて、食育にとても関心があります。



Keiさんのようなお母さんがいらっしゃるかと思うと

とっても心強いです!

(残念ながら私のまわりにはイナイので・・)



とてもよい本を教えていただいてありがとうございます!

また訪問させてくださいね。



返信する
takemaki (Kei)
2006-09-07 12:09:50
ありがとうございます。

知らない人からも読んでいただいてくれるなんて感激です。

うちもまわりにはなかなかいないので、よこはま自然育児の会のメンバーに聞いたり助産婦と相談したりしていますがやはりもっと情報が欲しいです。

もっとたくさんの体験話を聞きたいですね。

幸い、今食育に関心を持っている人が増えてうれしいことです。

お互いに納得できて、楽しい育児が出来るといいですね~。



返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。