goo blog サービス終了のお知らせ 

幸せ者

彼女のことだけをよく知ってる
そして音楽が胸の中でいつでも鳴ってる
そんな感じでいい

佐藤伸治氏の命日

2007年03月16日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
日付は変わってしまいましたが、3月15日はフィッシュマンズのボーカル/ソングライターであった佐藤伸治氏の命日でした。
このBlogももう2年以上続けておりますが、毎年毎年この日になるとこのネタを書いています。
でも、それだけ、いつまでたってもこの喪失感が埋まらないのです。
ポッカリ空いた心の穴が少しずつ埋まっていくどころが広がります。
といいうことでこれはもはや穴なのではなく、その心の空間そのものが佐藤君なのだと思うようになりました。
そう、いつの間にかこの穴を愛するようになっています。
そりゃ、運転中にラジオから、お店のBGMでふと「いかれたBaby」なんかが流れてきたら今でも泣きそうになります。
でも、そういった感傷的な気分も含めて愛しています。
そうとしかいえない気がするのです。
だから何だってこともないですが、そういうことです。

佐藤伸治
安らかにお眠りください
いつまでもあなたの音楽と共にいたいと思っています
これからもずっとね

LONG SEASON10周年だからってわけではないですが

2006年10月17日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
フィッシュマンズ全集が家に届きまして。
ここ2、3日つらつらと読んでます。
冒頭の部分は、若い尊大さにあふれる佐藤君の言葉が、
中盤は自信がつき、そして素敵な出会いにより変化し、
最後のほうはどんどん研ぎ澄まされていく。
そして・・・無。

なんか無性に彼の動く姿、あの飄々と歌い踊る姿が見たくなりDVDを引っ張り出した。
歌だけなら相変わらず毎日のように聞いていた。
詩集もたまに引っ張り出して読んでいたよ。
でも、改めて彼の歌い踊る姿を見て、あの空を見つめる透き通った目を見たり、くねくねと浮遊する姿を見て、亡くしたものの偉大さとか、繊細さとか、はかなさとか、それこそ大切さとか、愛おしさとか、そんなもの全てがあふれ出して泣いてしまうよ。
お酒が入るとなおさらね。
酒+フィッシュマンズ=涙
ダメだなあ。
30過ぎてよりいっそう涙もろくなっちゃって。

さてさて、10月25日は「LONG SEASON」のリリースから10年です。
来週はずっと「LONG SEASON」を流し続けます。
どこか、大きな音で流す機会があれば絶対「LONG SEASON」をかけます。
さとちゃん Forever

2006年3月15日

2006年03月15日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
今日で、フィッシュマンズの佐藤伸治が亡くなって7年になります。
毎年この日は、特別なことをするわけでもなく、部屋を暗くして
ひたすらフィッシュマンズを聞きまくってます。
根暗ですね。
今年は昼間仕事で、車に乗った際、社用車にも関わらず、
カセットテープアダプタを利用し、MP#プレーやの音源を大音量でかけてました。
その勢いにのり、家につき、食事をすますと車で出発。
三浦半島周辺の海沿いを中心に2時間ほど、ナイトクルージングしてきました。
今夜は月も輪郭まではっきり見えるほど、きれいに輝いていました。
普段はキーンと暗い海も、波の白い飛沫が見えるほど明るかった。
星は点々と光っていて。
そんな中「いかれたBABY」なんて聞いたら涙も出るよ・・・。

昨年はベスト盤発売に始まり、RSRF出演やLONG SEASON REVUEなど、様々な出来事がありました。
3月25日からは「LONG SEASON REVUE」の映画も公開です。
ますますいろいろな場所でフィッシュマンズの音に触れることになるでしょう。

でも、この日ばかりは、それも少し悲しくて。

今この瞬間、世界の中で一握りの人でも、
彼のことを思い出し、
そして、彼の遺した歌たちに心を震わせているかもしれない。
そう思うだけで、少し救われる。

佐藤伸治 1999年3月15日没 享年33歳

僕はあなたのことを一生かけて愛し続けるでしょう。
これからも   よろしく。

Weather Report \'97

2006年03月13日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
「Weather Repport」は後期フィッシュマンズの名曲中の名曲です。
曲名の由来は有名なフュージョンバンドからかどうかは知りませんが、
とっても身近な「気象情報」をモチーフにした曲です。
「気象情報」軸に、一日におけるちょっとした気持ちの高まりを歌ったものです。
前日の夜から降り続く雨に外に出る気も起きず、
家に留まるも外出する気マンマンだった気持ちのやり場に困り、
中途半端な気持ちのままだけど、退屈な気分も楽しんでいる。
それでも、台風の風にのって、心はどこまでも高く飛んでい行く。

別のある日は、たぶん翌日、前日の雨模様から一転、
気温も上がり天気予報も晴れを告げ、
青空に身を投げ出すような高揚感を感じ。
どこまでもどこまでも、舞い上がっていく。
そして僕らは日々そんな小さな幸せを糧に生きていく。
オイラこの曲を聴くと、そんな気分を感じ取ります。

このライブは、1997年@新宿LIQUID ROOM のもの。
例の浮遊感たっぷりのシンセSEは少し短めに始まり
ワンフレーズ目の終了後に佐藤君が、
ライブのテンションと、演奏のベストマッチングに思わず「プゥルルワーーーー!」って叫ぶ。
この絶叫がおそろしくも美しい。
そして、続く2フレーズ目から、バンドとしての演奏が加速していく。
HONZIのヴァイオリンは滑らかに、鋭く音の中を泳ぐ。
関口のひずみを聞かせたギターが甲高くリフを刻む、
佐藤君のルーズなカッティングギターがそれに重なる。
そして、リズム隊の二人のかもし出すグルーヴは重く、タイトだ。
ひとしきり5人の音の重なりが混沌としてきたところで、
HONZIのヴァイオリンが火を吹く。
オイラの心を吊り上げるように、舞い上がらせて、一気に空中まで引き上げたところで、グルグルヴァイオリンで引っ張りまわす。
意識が飛ぶ。
高みまで巻き上げられたところで、一気にアウトロへ。
静かに、とても穏やかに着地する。
そして、スッと彼らはいなくなる。
楽しくて切ない、すぐに終わる幸せをかみしめる。

この演奏を実際聞けた人たちは本当に幸運だと思う。
すさまじい音だよ。
メンバーの個性のぶつかり合いもそうだし、
原曲がどこまでも広がって、上がっていく感じもあり、
終盤へ向けてドンドンドンドン盛り上がっていく高揚感があり。
その日の体調とか、観客ののりとか、色々な要素が高みで重なり合って初めて可能になるような演奏だと思う。

もちろん完璧な演奏ではないけれど、それでもこのバージョンにはオイラの心をつかんで話さない魅力に溢れている。(春樹風)
どこまでも広がりを感じさせる。
その先を感じてしまう。
だから、聞き終わると少し切ないんだ。

「ライブ盤を聴いて、スタジオ番より良いと思ったことがない。だから俺たちはライブ盤を出さないんだ。」
なんてようなことを言っていたロックバンドがあったっけ。
それはいい訳でしかないんだな。
スタジオ盤を凌駕するライブ盤はある。
それをこの曲が証明してるよ。

昨日の「いかれたBABY」でも書いたけど、
500円でこの曲を含めた珠玉のライブが3曲も聴けるなんて、
iTunesも真っ青だね。

さて、3月15日は佐藤君の7回目の命日です。
会社員だし、年度末でバタバタしてるので、
各地で行われるFISHMANS NIGHT等には参加できないです。
でも、15日はなるべく早く会社を上がって、FISHMANS聞きながら、夜のドライブでもしようっと。
いい声聞こえそうさ。

やっぱり

2006年03月11日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
今しがた、フラフラとテレビを見ていたら、テレビ東京の音遊人という番組に竹中直人さんが出てた。
彼と音楽、彼がギターを抱えていると言うことは、
ひょっとするとひょっとするかもと思っていたら、
やっぱり演ったよ、「いかれたBABY」。
しかも、ゴンチチとのコラボで。
ある程度予想していたとは言え、
こうやってふいにテレビからフィッシュマンズの曲が流れると、
涙腺が刺激されちゃうんだよね。
イカンイカン・・・。
そして、思わず一緒に歌っちゃいましたけど。

こうやって、民放のテレビ番組で
フィッシュマンズの曲が普通に流れてくるところまで
フィッシュマンズの存在が、
少しずつ、
世界に沁みているんだといいなあ。
時代がようやく追いついたなんていわない。
佐藤君の作る楽曲が時代によって色褪せないから、
その曲の持つ空気感がいつでも身近にあるから、
とてもリアルだから、
いつの間にかすっと僕らのすぐそばにいて、
それにようやく気付いた。
そんな感じで。

二度目の貼り付けですが・・・

いかれたBABY 作詞/作曲 佐藤伸治

悲しいときに浮かぶのは いつでも君の顔だったよ
悲しいときに笑うのは いつでも君のことだったよ

人はいつでも 見えない力が
必要だったり してるから
悲しい夜を 見かけたら
君のことを 思い出すんだ

窓の 外には 光る 星空
君は見えない魔法を投げた
僕の見えないところで投げた
そんな気がしたよ

素敵な君はBABY
いかれたぼくのBABY
夜の隙間にKISS投げてよ

月夜の晩のBABY
いかれた君はBABY
Aha Aha Aha

素敵な君はBABY
いかれたぼくのBABY
夜の隙間にKISS投げてよ

憂鬱なときはBABY
いかれた君はBABY
Aha Aha Aha

悲しいときに浮かぶのは いつでも君の顔だったよ
悲しいときに笑うのは いつでも君のことだったよ

みなさん、「いかれたBABY」って本当にいい曲なんだってば。
ほら、500円で珠玉のライブシングルも買えるし。
絶対聞くべし。
ちなみに、上記リンクのワンコインシングルは3曲どれも素晴らしいライブで、
特に3曲目の「Weather Report」のこのバージョンはヤバイです。
終盤に向けてドンドン盛り上がっていく彼らのパフォーマンスは必聴です。
うん、明日あたりレビューを書いてみよう。

空中キャンプリリース10周年はひっそりと

2006年01月26日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
今日は家に帰ってから、「空中キャンプ」をリピートで聞いている。
今夜はエンドレスに聞くつもりだ。
くすぐったくて切ないな。
月並みだけど色褪せないな。
10年前も、正確には10年前じゃないけれど、
あれからずっとオイラに入り込んでいる。
ずっとそこにいる。
それはとても気持ちのいいことで、少しだけ寂しいんだよね。

奇跡のかけら
僕らの日常
降りてくるあの感じ
いつまでもオイラの心と頭の中で鳴り響け。
10年間いつでも楽しませてくれてありがとう、「空中キャンプ」。
そしてこれからも末永くひっそりとよろしく。

リアルであること

2006年01月25日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
明日で「空中キャンプ」のリリースから10周年を迎えます。
1.ずっと前
2.BABY BLUE
3.SLOW DAYS
4.SUNNY BLUE
5.ナイトクルージング
6.幸せ者
7.素晴らしくNICE CHOICE
8.新しい人
8つの言葉をキーワードに散文をまとめてみようかなと。
思っております。
とにもかくにもまずは、空中キャンプを反芻することにします。

すっきりした

2005年12月07日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
クリスマス前のこの時期は、寒さがグッと堪えます。
電車の中で、街の中で、家に一人いて、グッとね。
突然良い匂いのする優しい関取に鯖折りされたように、グッと。

そして相変わらずフィッシュマンズを聞き続けています。
LONG SEASON REVUEに対する自分なりの堪えの出ないまま・・・。

今日オフィシャルページhttp://www.ribb-on.com/fishmans/経由で、JUSTA RADIOhttp://www.tfm.co.jp/justa/onair/index.htmlを覗いてみたら、
LONG SEASON REVUEにボーカリストとして参加した人達のコメントが載っていました。

その中でUAのコメントが、今回のイベントの全てだったような気がします。
たどたどしい言葉の中に、全てが詰まっている。
佐藤君がいるとかいないとか、じゃなくて、あのライブに参加できた誰もが何かを感じて、何かをもらうことができたんだなあと。
それが自分にとって何なのか。
それは少しずつ分かっていくんだろうけど、今はまだ明確じゃないってことかな。

オリンピックやワールドカップなんかの時に、活躍した選手に対して、
「夢をありがとう!」なんてセリフを良く目にします。
そんな時、「クソ食らえ!」と思うんです。
でも、今回ライブが終わった時に浮かんだ言葉は、
やっぱり「ありがとう」だったなあ。
フィッシュマンズに対して、佐藤君に対して、ボーカリスト達に対して、
他のお客さんに対して、あの空気を作り出した全ての人に、ありがとう。

シェアすること。
全てのエンターテイメントにおいて、これが肝なわけで。
スポーツでも、映画でも、音楽でも、感情や現象をシェアすること。

本当に一人で生きていくことなんて出来ないから、誰かとコミットしたいんだ。
誰とでもよいわけじゃないから、フィルターにかける。
フィッシュマンズが好きという共通項を持って、集まり、感情や現象をシェアして、その場にいる人たちと深くコミットする。
誰かと深くコミットすると言う意味において、あのライブはとても、とても有用だったんだろう。
ナイトクルージング10周年も、たぶん、フィッシュマンズを通じてささやかながら、コミットしたかったんだろう。
そして、これからも、たまーに、フィッシュマンズをシェアしあいたいなあ。

気の合う人に また合いに行けば
心も晴れるし 心も閉じる
喜びはいつも取っておこうね
幸せはなにげに手に入れようね
くたばる前にそっと消えようね
飽き飽きする前に帰ろうね
Oh , Just Thing !

空中キャンプリリース10周年に向けて

2005年11月29日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
またまたまたまた、フィッシュマンズネタです。
もういい加減にしろって感じかもしれないけれど、
もう誰にも止められいない感じです・・・。

「ナイトクルージング」に続き、「空中キャンプ」でも10年という区切りの年を祝いたいなと思っちゃってます。
Xデーは2006年2月1日ですが、その日に向けてmxiのコミュにトピを立てる前に、
Blogにいらした皆様にご意見を伺いたく、本日の記事といたしました。
匿名でも構いませんので、バシバシ忌憚のない意見をください。

2005年11月25日に、このような企画をやりました。
同じ日の同じ時刻に、みんなで同時に「ナイトクルージング」を聞くというものです。

企画のキーワードとして、「ささやかで暖かみのある」こととしました。
呼びかけに応じていただいた方々とともに、
ささやかで穏やかな幸せを噛み締めることができたと思っています。
さてさて、ナイトクルージングが10周年と言うことは、
アルバム空中キャンプもリリースから10周年を迎えることになるわけです。
「空中キャンプ」の時も同様に、「ささやかで暖かみのある」何かをしたいと思いました。

既に多くの方がご存知の通り、11月23日~12月30日まで、フィッシュマンズ展「THE
LONG SEASON REWIND」
が開催されています。
そこでは、フィッシュマンズ・佐藤伸治氏ゆかりの物品の展示とともに、
各方面のアーティストがフィッシュマンズの楽曲を自分なりに解釈し、
作品に透過したものが展示されています。
それで、ふと思いついたんですが、別にアーティストじゃなくても、
フィッシュマンズのことが好きな人であれば、それぞれ個々に、様々な楽曲に思い入れがあり、それを自分なりに解釈しているんじゃないでしょうか。
別に、アーティストじゃなくて、市井の人々がそれぞれの思いを込めていればそれはそれで立派なオマージュじゃないか。
空中キャンプというくくりでそういうものを集めても面白いんじゃないだろうかなんて思いまして。

例えば、空中キャンプの楽曲達、「ずっと前」、「BABY BLUE」、「SLOW DAYS」「SUNNY
BLUE」、「ナイトクルージング」、「幸せもの」、「素晴らしくてNICE CHOICE」、「新しい人」の中から一人一曲でも、二曲でも、その楽曲からイメージする写真や、イラストや、散文や、ショートショートの話から短編小説なんかを集めて、僕らのアルバム「空中キャンプ2006」を作るなんてのはいかがなと。

「ナイトクルージング」の時よりは敷居が高いし、「そんなことしてる暇ないよ。」なんて言われればそれまでですが、
「BABY BLUE」を聞くと思い出す風景なんかをデジカメでパチリと納めたりとかそんなんでいいと思うんです。
それを集めてみたら、「ささやかで暖かみのある」アルバムが出来上がるんじゃないかなんて考えたりしました。
ということで、「写真編」、「イラスト編」、「エッセイ編」、「物語編」なんて作品群ができれば最高です。

「それならこういうアイデアはどう?」とか、「ここはこうした方がよい」なんて意見がございましたらドシドシお送りください。
よりよいものに変えていければと思っています。

「空中キャンプ」リリース10周年記念~僕らの空中キャンプ2006~ なんてタイトルつけてみたりして。

気が向いたらご協力お願いします。
気が向かない場合は、オイラ一人の空中キャンプ2006になるだけなんですけどね。



勢いにのって

2005年11月26日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
ここ最近のフィッシュマンズ再評価の流れにのって?、
漢字TシャツブランドのAnything内にある、オリジナルTシャツ製作’自分流’にて無許可でフィッシュマンズウェアを作ってしまいました。

LONG SEASONバージョン
-----------------------------
Still We've got round in the
 LONG SEASON
-----------------------------
頼りない天使バージョン
-------------------------------
(表) Unreliable Angel
(裏)There're only two persons
-------------------------------
いかれたBABYバージョン
--------------------------
You're so wonderful and
CRAZY BABY
---------------------------

分かる人には分かりすぎると思いますが、これ着て街を闊歩してやる。
まー、誰も気付かないとは思うけど。

The Fishmans!

やべー、全然勉強してないや・・・。

「ナイトクルージング」リリース10周年を迎えて

2005年11月25日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
先日もお知らせいたしましたが、本日はフィッシュマンズの名曲「ナイトクルージング」がリリースされてから10年目です。
mixi他でこんな企画?をたててまして・・・。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今年の11月25日で、「ナイトクルージング」がリリースされてから早くも10年がたちますね。
フィッシュマンズにとって、ファンにとっても思い入れの強いと思われるこの名曲が世に出て早くも10年。
全く色あせないこの音に感謝の意味も込めて、11月25日になにかしたいなあって思いました。
大げさなことじゃなくて、とてもささやかで暖かみのある何かが。

そこでですが、11月25日の、例えば夜10時に「ナイトクルージング」を何らかの方法で、同時に聞くっていうのはいかがでしょうか?
自分の部屋のステレオで、電車の中ヘッドホンで、カーステレオで、お店のBGMで、ラジオのリクエストで、名古屋公演に行かれた方は打ち上げの居酒屋で、色々なところで同時に「ナイトクルージング」を聞くのです。
何かが起こるかもしれないし、何も起こらないかもしれない。
僅かかもしれないけれど、色んなところに「ナイトクルージング」があふれる夜。
そんな夜にしたいなあなんて思ったりしました。

賛同してくださる方だけで結構ですので、そんなバカみたいなことしませんか?
一人でも、二人でも構いませんので、よろしくお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

オイラは9時半過ぎに、車で家を出て、江ノ島方面に向かいました。
ゆっくり時間調整しながら走り、22時少し前に腰越に到着。
小動不動の手前で鎌倉方面に、134号線に出る。
少し走ると、ラジオは22時を知らせた。
MP3プレーヤーの再生ボタンを押す。
オリジナルバージョン、アルバム「空中キャンプ」の「ナイトクルージング」をかける。
寒いけど、やっぱり窓は開けてました。
印象的なイントロと共に曲が始ります。

窓の外、左手はレストランや住宅、または江ノ電の駅・・・右手は海。
この瞬間、日本中、いや世界のどこかで「ナイトクルージング」に耳を澄ませ、体を揺らし、心を奪われている人がたくさんいるって考えただけで胸が穏やかに絞めつけられる。
稲村ガ崎を越えて緩やかな坂道を越えると、鎌倉や逗子の街の街灯りがゆらゆら揺れている。
佐藤君が「窓は開けておくんだよ いい声聞こえそうさ」って囁いてくれている。
そして、そのささやきをたくさんの人で共有してるんだと思うと、ホントにグッと来てしまいました。
涙は出なかったよ。
そのかわりに、とても気持ちよい吐息が漏れました。
曲が終わりに近づくにつれ、終わって欲しくない、このままずっとこの感じでいたいと思いました。
でも、あのピアノのアウトロが進むにつれて、それはもっと穏やかな気持ちに変わり、
6分間の幸せを
グッと抱きしめました。

こんな素敵な経験ができるのも佐藤君の、フィッシュマンズの「ナイトクルージング」という曲が存在したからであり、それを心から愛するファンの人たちがいるからなんだなあ。
そう、本当にフィッシュマンズが大好きでよかった。
これからも一生かけて大切に聞いていこう。

「ナイトクルージング」が10周年ということは、今度の2月で「空中キャンプ」も10周年なんだよね。
うむ、またささやかな何かを考えようっと。
今回協力していただいたみなさま。
「空中キャンプ」10周年もよろしく!

LONG SEASON REVUE のまとめ

2005年11月24日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
ライブを終え、湘南新宿ラインで家路につく。
3時間超のライブを見た後の三十路の足腰はガタガタで、三十路は小金を使ってグリーン車に乗ってしまったのでした。
椅子に体を沈めるとドッと疲れが襲ってきたよ。
マジで若くねえんだなと。笑
座って、落ち着くと、何か頭の中でモヤモヤとしたものが渦巻いて、落ち着かなかった。
真理子姉さんのライブを蹴ってまでも駆けつけたライブだったし、ライブ中は十分楽しんだはずなのに。
MP3プレーヤーでまたもやフィッシュマンズを聞いてみた。
「男達の別れ」の「LONG SEASON」を。

そこにはやっぱり紛れもなく佐藤君がいた。
佐藤君が佐藤君の世界を作り出してた。
佐藤君の世界を伝える手段としてのフィッシュマンズ。
そして、今日見てきたのは手段が良い意味で形骸化した楽曲としてのフィッシュマンズ。
フィッシュマンズの楽曲群を、佐藤君の世界をみんなで共有しようとして楽しんだってこと。
フィッシュマンズのライブってそんじょそこらのバンドがかもし出す音とは次元が違うと思ってるし、
ボーカリスト達もパフォーマンス自体はとてもよかったんだ。
でも、オイラが心から望むのは、佐藤君その人なんだろうな。
それはもう叶わないことだから、どうしようもないんだけどさ。

RSRFの時はこんな感覚にならなかったな。
単純に久しぶりの復活、野外の雰囲気、奇跡のような夕焼けの空にやられてしまったんだろう。
今回は色々考えすぎたんだろうなあ。
でも、そういう意味においては、LONG SEASONをぶち壊すまではいかないまでも、明らかに違和感を残した山崎まさよしによって、そういう意識を持たせてもらえたってことか。笑

佐藤君はもういないってことは、分かっていたつもりだけど、改めて目の前に突きつけられてちょっと切ないなあ。

なんて思いをめぐらせていたらいつの間にか眠っていた。
気がついたら「LONG SEASON」も終わっていたよ。
佐藤君はもういないけれど、残った音楽を心から楽しめればそれでいいかという気になっていた。
もちろん、またフィッシュマンズのライブがあったら絶対行くと思う。
佐藤君という魂はもうここにはないけれど、フィッシュマンズという肉体が存在する限り。

LONG SEASON REVUE リビューその3

2005年11月23日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
続いては蒼いライトの中現われたのは、ハナレグミこと永積タカシ。
静かな音をバックに「Magic Love」の一節を、ソウル風に歌い上げる。
ワンコーラス分歌い上げたところで、オリジナルのMagic Loveの演奏が始る。
うーん、中々ナイスなアレンジだ!
永積タカシの声も歌も大好きだし、この歌の持つ浮かれた空気も彼とはとっても相性がいいですね。
文句なしですよ。
彼自身も楽しそうだ。

永積タカシの「ナイトクルージングしちゃう!?」の声と共に、例の、あの、とても印象的なイントロが奏でられるのです。
そうRSRFの時と同様に永積タカシが歌う「ナイトクルージング」です。
印象的なイントロにドラムと譲君の重厚なベースが重なって、HONZIのバイオリンが重なって、もうそれは夢の中でした。
この辺もよく覚えてないんだよなあ。笑
気持ちよすぎちゃってさあ。
Up & Down , Up & Down , Slow , Fast , say together!
Oh , Night Cruising!
そんな音の断片がこころに突き刺さって入るのですが、はっきりと思い出せないくらいトリップしてました。

そして3曲目、これまた永遠の名曲「いかれたBABY」。
またまたキーボードの印象的なイントロを聞いただけで、テンションが上がりまくっちゃってね。
なんだろなあ、この歌は。
言葉の一つ一つはありきたりなのに、この言葉達のチョイスとこのメロディーでもうオイラはメロメロです。
最後に永積タカシがマイクを客席に向けてお客さんにも歌わせた。
佐藤君なら絶対こんなことはしない。
絶対しないけど、なんだろう、いつの間にか大声で歌っていた。
歌っていたというよりも、叫んでいたってのに近いですね。
だって、この曲が出てくるってことは終了が近いってことですもん。
まだまだこの空気を感じていたいと願う心と、単純に「いかれたBABY」のもつマジックにやられて歌わずにはいられない衝動がぶつかってもう大変でした。笑

そんなこんなで永積タカシが退場し、「男達の別れ」と同じ展開で、「いかれたBABY」の後に、例のSEが流れます。
ペンペン響くSEに、譲君の重い、思いベースがかぶる。
「LONG SEASON」!
キーボードとギターが絡む、ベースは相変わらず力強いビートを刻む。
ピアノの印象的なリフが重なる。
そしてボーカルの紹介・・・なんと「山崎まさよし」。
この瞬間まで彼がいるのを忘れていました。
その瞬間正直どうなんだろう?と思いましたね。
で、彼の歌が絡むとまあ、それほどひどくは無かったなあ。←失礼
いや、LONG SEASONってやっぱり特別な曲だからね、それ相応の人に、
オイラ的にはできればUAに歌って欲しかったんだけど、まあ、しょうがないか。

それはさておき、「LONG SEASON」!
これはもう半分どころか、ほとんど夢の世界でした。
次々と押し寄せる音の波。
語る言葉を持ちません。

そして中盤欣ちゃん以外のメンバーが一人、また一人とステージを後にすると、ずんぐりした男が裸足でステージに現われました。
パーカッショニストのASA-CHANです。
ASA-CHANと欣ちゃんの掛け合いが始ります。
これがもう凄まじいのなんのって。
ASA-CHANの鬼気迫るインプロヴィゼーション!
それに応える欣ちゃんのハイテンションドラム!
ASA-CHANは様々な楽器を奏でながら、欣ちゃんもそれに応える。
この時オイラは体を揺らすのも忘れ、ただただ呆然としてたんだと思います。
ホントにすごかった。
あー、本当にオイラ語彙が少なくてこのすごさを表現できないのが苦しいです。

その後メンバーが一人ずつステージに戻り、そのままASA-CHANも加わり「LONG SEASON」組曲に戻っていく。
ここからの何分間は夢の中どころではなく、意識が飛んで、ただ音の波に身を任せるオイラがいました。
そこには音と、それに圧倒される観客がいただけでした。
これが「LONG SEASON」!
一生この音の中にいたいと思いました。
このまま音たちと溶け合いたいと思いました。
もちろんそんな思いはかなうわけもなく、40分近くに及んだであろう「LONG SEASON」も終わりを迎えるのでした。
笑顔でステージを去るフィッシュマンズの面々。
いやあ、すごいものを見せられたもんです。

メンバーがステージを去り残された観客は当然のごとくアンコールを要求。
もちろん、おざなりの拍手ではなく、心からの手拍子だったと思います。
ステージに明かりが灯り、再びフィッシュマンズのメンバーがステージに登場します。
続いて今日出演したボーカリスト+ASA-CHANが全員ステージに登場。
何をやるのかと思えば、欣ちゃんが叫びます。
「それじゃあ、みんなで歌おう!チャンス!」
うん。
RSRFの時は「いかれたBABY」は合唱にはあわないんじゃないかと感じていたので、この選曲には納得です。
しかもこの歌もオイラ好きでね。
みんなが笑顔で歌ってる。
オイラ的にこの歌は、何かの始まりを感じさせる歌なのです。
ってそのままかな。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

チャンス 作詞/作曲 佐藤伸治

Let's get! 欲しいものなんて
そんなにないよ 何にもないよ
サンドウィッチ 口につめこんで
あなたが来るのを 僕は待っているよ

左のジャブ 胸に突き刺さる
あなたの足音 近づいてくるたびに
Shinin' eyes 光ってるのさ
ビー玉みたいな きれいな眼だよ

未来のことも 明日のことも
そんなもん 何にも わかりゃしないよ
ねえ 教えて今 あなたのこと 急いで 急いでよ ねえ
だって今は 恋の予感だよ
でも答えはまだ 見つけられない 急いで 急いでよ ねえ
だって今は チャンスを待ってる

難しいこと言ってる わかったような顔してる
財産8割 歩いてる 大きなスタンス 歩いてる
きらいな言葉言わないから好きさ
タバコを立ててすわないから好きさ
いっしょうけんめい話すから好きさ
わかったような顔しないから好きさ
自分の言葉で話すから好きさ
悪口ばかり言ってるから好きさ
ただただ楽しい あなたが好きさ
暗い僕を 盛り上げるからね

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この歌で終わったって事は、名古屋、大阪公演のその先を期待してていいのかな。
いや、まあ期待しちゃうよ。
ステージに立った人たちも、客席の人たちも、本当にフィッシュマンズのことが、佐藤君のことが大好きで、
彼の遺した音楽をみんなで、大きな音で楽しむんだという空気に溢れてる。
特別で、濃密で、最高な空間。
それはフィッシュマンズが、そして、今日はこういわせてもらおう,オイラ達客席のみんなが作り出したものなんだ。
もちろんNHKの看板あたりで、ゴロッと横になりながら、佐藤君も傍目で見ていてくれたんじゃないかなあ。
本当にこんな素敵な時間をくれた、欣ちゃんをはじめフィッシュマンズのみなさん、ゲストボーカリスト達、ミキサーのZAKさん、お客さんたち、あの場所にいたみんなに感謝したいです。
ホントに最高でした。
幸せでした。
ハイになりました。
泣きました。
ありがとー!

LONG SEASON REVUE リビューその2

2005年11月23日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
続いて、厚手のコートに、マフラー、手袋、毛糸の帽子といういでたちで現れたのはPocopen fromSakana

1曲目はジャジーなベースとドラムで始った。
「むらさきの夜から」だ。
ノーマークでした、この歌。
でも、Pocopenの声とジャジー?な曲がマッチしていてイメージが広がります。
Pocopenは初めて聞いたんですけど、ふちがみとふなとの渕上純子さんに声や雰囲気が似てるなあなんて思いまして。
曲が終わって、欣ちゃんと、間が合っているのかずれているのか良くわからないトークをしてました。
そんな天然っぽいところも渕上純子さんに似てるのかなあ。
欣ちゃんが佐藤君もステージや普段の言動が面白かったけど、Pocopenさんもおもしろくて初めて会った気がしないって言ってました。
佐藤君も天然だったんだろうなあ。
後述しますが、7人のアーティストの中で、UAとPocopenが一番面白かったと感じました。
それは、みんな天然だからなのかもしれないな。笑
いや、もちろんとてもよい意味でね。
天然の人の発想には凡人はかないませんので。

そして、コートやマフラーを外して次の曲「あのこが眠ってる」へ。
これも初期の名曲ですね。
このメンバーの演奏でこの歌が聴けるとは!

そのまま「Just Thing」の8月の現状バージョンへ突入。
この歌詞もいいんだよねえ。
Pocopenと初期の曲の相性はかなりいいのではないでしょうか。
不思議な間で言葉をつむぐPocopenの歌は、聴いていてとても楽しかったよ。
Pocopenのパートはどれも暖かい、楽しい雰囲気に溢れてて、涙は出てこなかった。
ただただ、楽しかった。
マフラーやらコートやらを抱えて、小走りでPcopenは退場していった。

また、照明が暗くなり、金属音のようなSEが流れてきた。
「WALKIN' IN THE RHYTHM」!
そして歌うのは、白いショールのようなものを羽おり、デニムのミニスカートで決めたUA!
RSRFの時も感じたけど、この人がステージたって、声を発するだけで心が揺れる。
改めて感じた存在感。
そして、佐藤君を十分に意識したようなボーカル。
もちろんUAならではの、スタイルも交えながらね。
いやー、完全にヤラレタ。

1曲目が終わり、欣ちゃんとUAのトークは、Pocopenの時と同様に噛み合ってるんだか、噛み合ってないんだか。
やっぱりUAも天然ですね。
そんなところも佐藤君とかぶるんだよなあ。
トークが佐藤君の話に至って、二人で思い出を語り合いそうになり、「やばい泣きそうだから話を変えよう。」なんて欣ちゃんが言ってた。
それを聞いたらオイラが泣きそうになったものです。

2曲目は「新しい人」の「若いながらも歴史あり」バージョン。
この歌もライブで聴けるとは思っていなかったので大感動!
冷たくも優しいこの歌の雰囲気をUAは伝えてくれた。
この詩も恐ろしく素晴らしい。
オイラ佐藤君の、こういう感覚が大好きで大好きで。
ボ・ガンボスの「トンネル抜けて」に通じるものがると思ってます。
「新しい人」の方が好きだけど。笑

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

新しい人 By 佐藤伸治

夜明けの街まで 歩いていったら こんなにもきれいなんだね
何にもない グルッと見回せば イライラも歯がゆさも

音楽は何のために 鳴りひびきゃいいの?
こんなにも静かな世界では
こころふるわす人たちに 手紙を待つあの人に 届けばいいのにね

驚きの顔 しみわたる声 飛び交う歌
ホラ こんなに伝えたいのに ねえ

新しい人 カッコ悪い人 呼んで 呼んで 呼んでよ

やさしい人 みっともない人 呼んで 呼んで 呼んでよ

夜明けの海まで 歩いていったら どんなにも素敵なんだろうね
何にもない グルッと見回せば 何にもない 何にもない

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

忍び寄る優しい巨人の足音のような音に身をゆだねました・・・。

3曲目に入る前に、また欣ちゃんとUAの短いトーク。
気持ち良いとか、最高だねなんて言葉を交わしていた二人。
局が始める直前に、後ろを向きながらUAがポソッと「さとちゃんフォーエバー!」って言ったんだ。
その言葉がねえ、オイラの胸をグググッと鷲掴みにしたよ。
今までこらえていた涙が、このフッとした一言に押されて、堰を切っちゃった。
泣きながら迎えた3曲目はまた名曲「頼りない天使」。
トリビュートでも、RSRFの時もUAはこの曲を歌ったんだ。
彼女にとっても思い入れのある曲なんだろうね。
いつの間にかステージ後方の壁が星空のようになっている。
そんな中で流れるキーボードのイントロ。
もう、それだけで、オイラは、ああああああ。
この歌の演奏はよく覚えてないんだ。
歌も演奏も素晴らしく、そして、「さとちゃんフォーエバー」の言葉が胸に焼きついたままこの曲やられたらさ、もうダメなんだよ。
やさしくも頼りない天使は佐藤君でしかなくなったんだ。
本当にこの曲の最中のことは思い出せない。
いや、正確に言うと、感覚としては残ってるんだけど、それを表す言葉が見つからないんです。
語彙が少ないってのもあるけれど、あまりに色んな想いが次から次へと現われては消えていった。
こんな感覚そう味わえるもんじゃないなあ・・・。

UAが颯爽と退場したところで、その3に続きます・・・。