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SAF1の井出、ライセンス取り消し

2006-05-11 23:48:52 | モータースポーツ
情報の鮮度はかなり落ちたかもしれないけど……

スーパーアグリF1(SAF1)の井出が、F1で走るためのスーパーA級ライセンスを取り消される。
ライセンスの再発行も厳しい状況のようだ。
これには、ヨーロッパGPでアルバースと接触したことが問題視されたと言う。
もっとも、井出にはF1で走るだけのテクニックがないとも受け取れることなどの批判をいろいろなF1関係者が指摘していたことを、毎日新聞かなにかで読んだ憶えがある。

確かに、この背景には新参者の井出が満足にマシンをドライブすることができなかったこと、レースはほとんど最下位グループで走っていることなど、いろいろあるようだ。
ただ、最下位グループで走っているのは井出だけに原因があるわけでなく、(他の方が既に指摘されていることを承知で)SAF1のマシンが他のコンストラクターと差があることや準備期間が他のチームよりも短いことも関係していると私は見ている。
スーパーA級ライセンスを安易に出した、鈴木亜久里代表がドライバーも含め純国産にこだわりすぎた、などの批判もあるようだ。

ただ、井出はフォーミュラニッポンでは年間2位で(本人のオフィシャルサイトにも書いてある)、FIAが安易にライセンスを発行したとは思えない(逆に発行したとしたら問題があるが)。F1参戦1年目の井出が他のドライバーと比べて力量が劣るのは仕方なく、これから成長してほしいと私は思っていた。
鈴木代表の日本人ドライバーのこだわりは何とも言えないが、日本人以外の優秀なドライバーの確保も大変だろう。個人的にも日本人のF1ドライバーが増えることは歓迎だし、チームのドライバ-2人とも日本人というのも現実になってほしい。
井出のライセンス取り消しは仕方ない面もあるが、残念だ。井出はこの悔しさをバネに、もっと頑張るだろうし、それを期待したい。

それにしても、日本のF1チームと言えば、SAF1だけでなくホンダやトヨタもあるが、大活躍にはほど遠く感じる。
私はフェラーリを応援しているが(シューマッハ兄の2連勝は見事だ)、日本のチームも応援している。
日本のチームがレースのたびに優勝争いをすることが当たり前になってほしい。


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